算数で遊ぶ。倍返しゲーム!
小2の2学期と言えば、掛け算を学びはじめる頃。
そんな長男が数字ではなく、お風呂でお湯をかけてきた。
そこで「倍返しだ!」
(このタイミングで不謹慎だったら、すみません・・・)
やり返してすっきりしたあとで、長男に聞いてみた。
私「倍って2倍ってことだけど、掛け算とか九九って知ってる?」
長男「九九は知ってるけど、まだ習ってない。」
これから覚えること、国によっては99の段まで覚えることを伝えた(日本でよかったな!)。
長男「なんで9+9が81になるの?」
私「足すじゃなくてかけるなんだよ。9個のかたまりが、9個あるってこと。9個を9回足すと81になる。」
長男「9+9は18だから、ひっくり返すと81だ!」
おお!面白い。
私もなんかみつけたくて考えた。
私「3+3は6だから、3×3もひっくり返せるね!6をクルッてひっくりかえすと9になる。」
こんな知的な時間は長くは続かない。
言葉ではなく、お湯のかけあいに戻る。
息子が私の仕返しに4回(2の2倍)、今度は強力な水鉄砲をかけてきた。
しかも、タンクにつなぐチューブを湯舟につけているので、無限に発射できる。誰に似たんだかこういうことに頭を使う。
私はシャワーで応酬。8秒数えてお湯をかけた。
長男は16回
私は32秒
長男は64回
こいつ、計算がはやい!
掛け算は習っていないので、足し算で応戦してくる。
私が128秒、頭からシャワー攻撃をしているところで、
さすがに耐えきれなくなって、長男は脱衣所に逃げた。
ところが、長男はドアを開けっぱなしにしてニヤついている。
脱衣所が濡れるので、私がシャワー攻撃できないことをわかっている。
これが本当の「逃げるが勝ち」
試合に勝って、勝負に負けた気分だ。
男と男の戦いで負けたと思うと悔しいので、教育者モードに頭を切り替えよう・・・。
こうやって掛け算の威力を体感することで、掛け算に興味をもつきっかけだけでなく、投資の複利効果や、借金利率のおそろしさを身体性を伴って学べた(かもしれない)。
※あくまで水に強い長男の話なので、「もうパパとお風呂に入らない!」とならないようにご注意ください。