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HSPは自己中になるべき
HSPは他人の気持ちが手にとるようにわかる。
「他人の気持ちがわかるとか、素晴らしい能力じゃないか!」
なんて思う人もいるかもしれない。
確かに、HSPは他人の気持ちがわかる。
…と思っている。
思っているとはどうゆうことかというと、正直言うと、それがあっているかどうかもわからないからだ。
もしかすると、HSP気質の人は、他人の気持ちがわかっているというわけではないかもしれない。
僕が考えるに、HSPは他人の気持ちが本当に、わかるのではなく、
今この人はどんな気持ちでいるのだろう…
と考える選択肢が多いのではないかと思う。
考える選択肢が多いとは、
今この人は、怒っているのかもしれない…
いやもしかすると、あれに対してイライラしているのかもしれない…
いやいや、これが原因ではないのかもしれない…
なんて色々な可能性を考えてしまうということだ。
考えてもしょうがないことを考えている
相手がどんな考えでいるかを、あれこれ考えてしまうのが、HSPが疲れてしまう原因のひとつではないかと思う。
僕もこういった、考えてもしょうがない、相手の気持ちを深読みしすぎて、いつも疲れ果てていた。
あれ?なんか今日はこの人、態度が悪いな…
なにか嫌なことがあったのかな…
もしかすると、先日のあの件で怒っているのかな…
いや、もしかすると、今日の僕の態度に対して怒っているのかもしれない…
少しこの場の空気が悪いから、発言するのはやめておくか…
あぁ、空気をよくする為になにか話題はないか…
あの話はどうだろう…
いや、そんなことを今いったところで、空気がよくなるわけがない…
いったいどうすればいいんだ…
辛い、この場にいるのが辛い…
ある日の僕の頭の中だ。
あれじゃない、これじゃないと悩んだ挙げ句、僕はいつもなにもできないでいた。
考えてもしょうがない。
相手の気持ちなんてわからないのだから、上記のような考えを僕がしていたところで、全く意味はない。
僕が上記のような場面に遭遇した場合の解決策はなにか。
なにもしない。
なにも考えないで普段どおりでいるのが、一番だ。
なぜなら、相手の機嫌が悪い原因がなにかは、わからないから。
人間は、絶対に他人の気持ちなんてわからない。
これを前提に考えなければいけないのだろう。
HSPは多少、自己中でかまわない
HSPは多少、自己中くらいがちょうどいいのだと思う。
どうせ他人の気持ちなんてわからないのだから、自分が思ったことをそのまま穿けばいいんだ。
もちろんそれが難しいのはわかる。
僕も自己中でいるのが苦手だったから。
しかし、周りをよく見てみると、自己中な人はことのほか、多い。
自分のことばかり喋る人
他人の忠告を聞かない人
一度そう決めたら、決して折れない人
そんな人は自己中だと言われる。
しかし、そんなもんでいいのではないかと思う。
自己中というと、聞こえは悪くなるが、ものはいいよう。
言い方を変えれば、自己中だって良い言い方に変えられる。
自己中は、自分を最も大事にする人。
要は、自己肯定感が抜群に高い人、ということになる。
HSPは、自分を否定しがちで、自己肯定感が低い。
だからこそ、自己肯定感の高い自己中の人を見習ってもいいのではないかと思う。
ということで、僕は多少、自己中になろうと思う。
なので、こんな愚にもつかない記事を書いてみた。
これも自己中になる練習だ!
ということで以上です。
ありがとうございました!
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