赤ちゃんに会える日まで

この何日か、体調がおかしかったり
不正出血が続いたりしている。
え、もしかして着床出血かも

妊娠してるはずはないんだけど。
万が一してたら？

着床出血だったらいつ起こるんだろう
どのくらい続くんだろう
妊娠してたら？
彼に話すべきか
まず生理来なかったら考えよう
生理が来なかったらこの日に妊娠検査薬しようかなというのまで決めた。

とりあえずお酒とコーヒーとかを控えよう
いつも紅茶飲んだりしてるけど
カフェイン大丈夫かな？
カフェインがないルイボスティー飲むか。
レモングラスも飲んでたけど
妊娠中には飲まない方がいいらしい。
ルイボスティーが切れていたので
10パック入りを４種類買った。
ひとまず40日はこれでなんとかなる。

食べ物は？
そうだ、生魚ダメなんだ。
大好きなお寿司も食べられない。
栄養ドリンクとか生卵もダメらしい。
今日たまごごはん食べたかったのに。

驚いたのが昆布。
昆布だしでも多く摂取するのは避けた方が良いらしい。
ええ、妊婦さんってこんなに大変なんだ。

自分が妊娠してるかもと思ってから、
激しい運動はしないように。
体は冷やさないように。
食べたらダメな食べ物は？
やったらいけないことは？
と自分の体をとても気にするようになった。

子どもがうまれたら？
結婚は？
先のことまで考えるようになった。
最近、ようやく「海のはじまり」を観るようになったので、話題がタイムリーすぎた。
いろんなことを考えた。

誰にも相談してなかったし
できなかった。
１週間後には旅行も予定していて
たくさん歩くけど大丈夫かな
お酒も飲めそうにない

常に、妊娠してたら、と考えていた。

昨日の夜、明日（今日）から基礎体温をつけはじめようと体温計を枕元に置いた。
それに気づいた彼から生理の話になり、
不正出血の話をした。
妊娠してるかも？という話もすることができた。
そんなはずはないと思うけど、と彼も言う。
そうだよね、大丈夫だよね。
前にもこんなことあったし。
そういって寝た。

今朝、
生理が始まっていた。
安心した。
と同時に少しだけ寂しくもあった。
赤ちゃんいなかったか。
でも赤ちゃんがいるという擬似体験ができた。
妊娠したらどんなに大変か、
まだほんの、ほんの一部しか知らないけれど
赤ちゃんができたら、と考えることができた。

赤ちゃんができたら嬉しいけれど
彼と旅行にも行きにくくなるし
お酒も飲めないし
大好きなお寿司も食べられない。

そう思ったら、
今の生活を今のうちに楽しんでおこう。
と思えた。
行きたいところに行って
食べたいものを食べて
それがどれだけ自由で幸せなことなのかを
思い知った。

一人だけの体じゃない（かも）と
思い込んでいたことで
自分の体もより大切にしようと思うことができた。

不正出血の件は
病気かもしれないから病院に行かなきゃだけど
今の幸せと
妊婦さんのすごさを知ることができて
本当によかった。

ほんとうに赤ちゃんに会える日まで
自分の体を大切に
今の幸せも思う存分楽しんで
その日を待っていようと思う。

生活習慣をととのえて
もっと健康な体で待ってるね。