ストレスのもとはネガティヴ思考ではなく考えるという行為そのもの──「考えない」ことの大切さ、「考えない」ための方法
こんにちは、こもくです。
私は自他共に認めるネガティヴ人間です。プラス方向に考えることはほぼなく、気づけば自然とマイナス方向に走り始めている根っからのネガティヴ人間です。
「ネガティヴというのはただの性格・性質で、それ自体に良し悪しがあるわけではない」と思ってはいるのですが、ネガティヴ思考により自滅的にダメージを負うことがあるので、可能ならばどうにかしたいというのが本音です。
そのために、メンタル改善だったりポジティブ思考だったりを謳う書籍を漁ったり、できることは色々とやってきました。
しかし、見かけた方法──例えば「感謝の言葉を綴る」「良かったことに目を向ける」といったような──を片っ端から試してきたのですが、効果は一切ありませんでした。
半ば諦めていたところ、電子書籍のサブスクKindleUnlimitedのカタログをふらっと眺めていたらこんな本に出会いました。
この書籍の中にあった一節が私にとって革新的なものでした。
重要なのは「考えないこと」
私は今まで「ネガティヴ思考をポジティヴ思考にしていく」というように考えの"質"ばかりに着目していたのですが、本書籍はストレスの原因はそもそも考えの"量"にあると指摘しているのです。
私がこの指摘に大きな感銘を受けたのは、一つには思い当たる節があったことによりますが、「考え方をどうこうする」のではなく「そもそも考えないようにする」というアプローチの仕方が刺さったからに他なりません。
「考えを0にする」という目標が非常にわかりやすく、物事をグラデーションで捉えるよりも「0か100か」で判断する方が得意(※)な私との相性がバッチリなように思えたのです。
実際、試してみるとそれほど難しいことではありませんでした。「考えない」ための、私なりに模索してたどり着いた方法をご紹介していきます。
「考えないため」の具体的な方法
まず、大まかな戦略として、そもそも考えを発生させないというのは私には無理(おそらく多くの人にとって無理)だったので、「考えが発生したらそれを自覚してすぐに抑えにかかる」というアプローチで攻めています。
具体的には、何か頭の中で考えが始まったら「考えること自体がストレスになるからストップ!」と上書きするようにしています。あるいは、考えが書かれた紙をくしゃくしゃにして放り投げるような想像をしています。
これで済むならよし(もちろんこれで済んでもまた次の考えが浮かんでくるので繰り返します)、済まない場合は何かしらのアウトプット的な行為で打ち消します。
ぜひ試してみてほしいのですが、言葉を発する・歌を歌う・紙に書くといった自分の内から外に向かう矢印を描く行動をしながら同時に考えるって難易度がかなり高いです。
この際、アウトプット的な行動を起こすことそれ自体に意味があり、その行動が強くある必要はないので、例えば歌うのは小声でも大丈夫です。要するに割といつでもどこでもできます。
私の場合、映画を観る・本を読む・音楽を聴くといった内向きの矢印になるインプット的な行為では考えがなかなか打ち消せませんでした。アウトプットで打ち消すのは、そんな私がたどり着いた方法です。
また、私は最近サウナに積極的に足を運ぶようにしていますが、これも「考えない」ための行動の一環です。
サウナにリラックス作用があるのは周知の通りですが、もう少し具体的には「サウナの高温環境下では強制的に思考が停止するため脳が休まる」ようです。
ご自身の意志や行動で「考え」をコントロールするのが難しい場合、このような「考えることのできない環境」もぜひご活用ください。
まとめ
ご紹介してきた方法を実践するようにしてから、私は随分とメンタルが楽になったように感じます。特に何かあった訳でもないのに低空飛行を突然始めるということが多々あったのですが、その頻度が明らかに低くなりました。
何か嫌なことがあっても落ち込まなくなった、というわけでは決してありません。その時はたくさん落ち込んでいます。これはこれで今後の課題ではありますが、私としては自滅を減らせただけでも大きな一歩を踏み出せた気分です。
私に大きな気づきをくれたこの書籍ですが、2024年10月16日時点で、初月無料のサブスクKindleUnlimitedで読むことができます。
KindleUnlimitedについて詳しくは次の記事にまとめていますのでご参考ください。
「考え」によるあなた様のストレスが少しでも軽減されますように…!
ではまた!
この記事が参加している募集
いかんせん低年収男ですので記事を気に入っていただけたらサポートしていただけると本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。