見方日記 3/16〜 2022
雑然とした日常のメモのうち「見方」とも言えるようなかすかな断片たちが居場所を求めている。
3月16日杉本博司さんは、「海景」シリーズの撮影で外国の僻地に1カ月ほど行くとき、白米に梅干しと海苔をもっていくという、江戸時代のような旅行スタイルだったそうです。そして、そこには、とらやの羊羹「夜の梅」もありました。しかも、これは一粒で二度おいしい。というのも、「海景」シリーズで夜の海を撮影するとき、露出計の役割を果たしたのです。「小豆の粒のある切り口が見えなくなる寸前が撮影のタイミ