見方日記 3/16〜 2022
雑然とした日常のメモのうち「見方」とも言えるようなかすかな断片たちが居場所を求めている。
3月16日
杉本博司さんは、「海景」シリーズの撮影で外国の僻地に1カ月ほど行くとき、白米に梅干しと海苔をもっていくという、江戸時代のような旅行スタイルだったそうです。そして、そこには、とらやの羊羹「夜の梅」もありました。しかも、これは一粒で二度おいしい。というのも、「海景」シリーズで夜の海を撮影するとき、露出計の役割を果たしたのです。「小豆の粒のある切り口が見えなくなる寸前が撮影のタイミングで、一日の最後の残り日、切り口が見えるか見えないかの光のときに、最高のトーンが出る」と。
森岡さん。
3月17日
デーモン閣下は100060歳。
人間だとすると還暦。
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酔った彼女が箸で刺身を摘んではポロポロ落とすので、「飲みすぎだぞ」って注意したら、刺身の乗った皿を指して、「この辺の重力すごい」って。そうだったのか。
Twitterより。
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うちの家の前で花火してる外国人の集団がいて「楽しそすぎる…」と思って近くまで見に行ったら向こうからは住人が怒りに来た!と見えたらしく走って逃げられてしまった。
力が強すぎるあまり友達ができない化け物の気持ちがわかった。
Twitterより。
3月18日
ボードゲーム屋さんと話す機会があって、今経営が苦しいことの原因の一つとして
「ボードゲーマーさんはルールを守るんですよねえ」
というのがあって感心してしまった。そらそうだ…。
Twitterより。
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ネット小説読んでたら「何十年も歴史のありそうな神社に」という一節があって、
神社としてはかなり歴史が浅いなと思った
Twitterより。
3月19日
娘「つらい」
父「辛いという漢字にね『ー』を一本足してみなさいな』
娘『つらーい』
父『つらーいwwww』
Twitterより。
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「目を瞑る」
という気軽な身体感覚鋭敏化ワーク
たとえば、
目を瞑ってテレビを観たり、
信号赤の時だけ目を瞑るなど。
3月20日
名作の裏には大胆な起用がある。
星野源さん
3月21日
水資源が豊富なことが大きいと思ってます。年がら年中雨か雪降ってますからね。漁業資源も平地が少なくて火山から噴出するミネラル分がそのまま海に放出されているので漁業資源も豊富。遥かに文明が先行している中国で寿司が生まれず日本で生まれたのはその複合技かと。
ホリエモンさんのコメント
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十二ってナニ?
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「ここ伏線」「今おかしいの気づいた?」みたいなこと言ってくるネタバレ配慮(できてない)オタク嫌いだけど論文読んでる時だけは出てきて欲しいわ
Twitterより。
3月22日
新卒くん、早速自己紹介で「謙虚さでは誰にも負ける気がしません」というビューティフルな一行矛盾をキメて有望さを見せつける
メール送る時は「名前プラス役職でね!」と教わった新人くん。「◯◯平社員様」と送る斬新な事案が発生。
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辺境と呼ばれる場所がどんどん減っているのはどうしてでしょうか?
高野さん:やっぱりインターネット回線とスマートフォンの普及ですよね。特にスマホは本当に革命です。どんなへき地に行っても情報が普通に入ってきますから。基本的には誰とでもコミュニケーションが取れるし、世界がどうなっているかが分かる。すると、人間の行動って確実に変わるじゃないですか。やっぱり昔ながらの生活を続けているのはほかの世界を知らないからであって、知ってしまって、もっといい世界があるんだと思えばそっちに出ていきますよね。
日経ビジネスより
3月23日
欲望を、欲望のままにする。
タスクにしない。
時間を億劫と紐付けるのではなく、
時間をうれぴーと紐付け続ける。
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ネタバレが苦手な人ってのは「自分がそれを体感した時にどういう感情を抱くか」っていうエピソード記憶を重要視するんですよね。一方でネタバレ平気な人は「繰り返し情報を得ることで意味が構築されて感情が伴う」意味記憶重視タイプなんですよ。自分がどっちのタイプか把握した上での自衛大事やで。
Twitterより。
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距離があっても、私たちの価値観はとても共通しています。ということは、もう距離がないということになります。私たちの心は同じように温かいです。
ゼレンスキー大統領の演説より。
3月24日
天文学も物理学も化学も、生命学以外の自然科学はすべてビッグバンから始まった自然現象の研究で、根っこは同じです。生物学だけは、今のところ地球ができてからの話なので、かなり新米者の学問ということになりますね。
ー『生物はなぜ死ぬのか』(小林武彦)
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娘「これツイッターで評価高かった化粧品」
私「美容垢?ステマじゃないの?」
娘「化粧品ばかりツイートしてるのはそうかもしれないけど、たまに死にたいとか言ってるアカウントは大丈夫!」
〜今日の教訓〜たまに「死にたい」って言う美容垢がオススメする化粧品は信頼できる
Twitterより。
3月25日
「ふわっとした認識」というレトリック。
認識のような内的なものに、
擬態語を用いていくという見方。
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「PKを外すことが出来るのはPKを蹴る勇気を持った者だけだ」
ロベルト・バッジョ
3月26日
先日の滋賀取材では、長浜は木之本にある「冨田酒造」に行ってきました。
しこたま買わせていただいた「七本槍」が本と屯に到着。これから三崎のみんなと楽しく美味しくいただきます🍶
古くからある酒蔵、醤油蔵があるのは見るからにして素晴らしいお水、お米、降雪、山、紡いできた人と風土の文化がある。
これこれ!と肌感覚でわかる感動が、これからの観光と暮らしを作っていくなあ。
ミネさんの投稿。
3月27日
ものを考えるときには、
笊で水を掬うごとくにせよ。
道元和尚
3月28日
仕事でミスする度に
「あ~やってしまった、こういうミスするところが私の可愛いところですよね~」
と言っていて、他の人がミスした時も「どうしました?可愛いとこ出ちゃいました?」とか言いまくっていたら、最近みんなミスすると「可愛いことしちゃった」と報告するようになった。
Twitterより。
3月29日
もう若くない、と思っていた時期があったんだけど、看護師の友人に「30代は病院の基準でいったら超若者!今は70でも元気いっぱい!75くらいから弱ってくる!85過ぎたらそろそろ年寄り!」というようなことを言われ、それ以降「もう年だ…」と思っても「でも病院基準では超若者だし…」って思い直してる
Twitterより。
3月30日
哲学科の先輩が教えてくれたこと↓
「え、苦手な人がいるの? その人のこと考えて悩んじゃうの? だめじゃん〜! 自分が認識しなければ存在しないのと同じなんだよ? 苦手な人がいたら、距離とって、情報遮断、自分の視界に一切入れない。そうすれば、、
ハイ! その人の存在、世界から消〜えたっ!✌️ 」
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「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ」というオードリー若林さんの言葉は自分的にかなりしっくりきていて、自分の話をすると、勉強・就活・仕事・経営、ネガティブな気持ちになるのは動いていない時。不安が押し寄せるのは暇で雑念がある時。何かに没頭する。すると不思議と楽になる。
Twitterより。
3月31日
床に卵を落としても「卵かけ床」「卵かけ地球」などと定義すれば料理に失敗したことにはならない
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「やる気が出ない」をポジティブに言い換えると「やらない気がめっちゃ出てる」
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「技術的には可能です」を正しく認識してもらうために、「他の開発すべて止めて数年間社運を掛けた上で成功率が1割ぐらいです」と伝えるようにしてる
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多くの人が口にする「死にたい」というセリフは、言い換えると「しんどい環境から逃げ出したい」だし、もっと言えば「すべてを投げ捨て、なにも強要されることなく精神的な負担もなく、バリ島あたりの常夏でマンゴージュース飲みながらビーチで夕日を眺めたい」なので、基本的に人間は死ぬ必要がない、
Twitterより。
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