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見せたくないもんだな。(現代詩)

狂ったように嗤いながら


自己定義を提出する


別に論旨も決まってないから


教授もなにも享受しやしない。


カテゴライズのガラパゴス化


理想的な理想郷


手中から種子が芽を出す


タイミングだけに


目を剥ける


見せたくないもんだな。

自分自身のエゴなんてさ。


見せたくないもんだな。

自分の弱音や弱さなんてもんわ。


ただの自己犠牲


聞こえはいいが。


ただの

独りよがりの自己陶酔


エゴイストにしかないだろう。


見せたくないもんだな。



楽天家のライカのカメラ。


相変わらず大事にしやがって。


それがあなたのすべてですかと。


聞いてみたら。


そうだとぬかす。


からからの心に


いやしという液体がほしい。


それは具現化したものなのかな


それは


ただ優しさが欲しいだけなのかな。


見せたくないもんだな。

その体と服で隠れた想いなど。

もうしわくちゃの

じいさんみたいなもんだから。

あなたに憧れた心などは。

見せたくないもんだな

その愛とか恋とか。

若かりし頃の情愛などは。


たぶん


たぶん


心残りは


いつのまにか


その火で燃え尽きているのかもな。


見せたくないもんだな。


どんなことも。


過去の栄光旗みたいなもんさ。


だからここで。


眺めながら


ボウキャクと言うもんに


名前をつける。


見せたくないもんだな。


見せたくないもんだな。


ただただ



見せたくないもんだな。


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