顔をかきむして。現代詩。

顔をかきむして

顔をかきむして

なんか

落ち着いた

なんか

落ち着いて

平然とする

事実と平日

なら

顔をかきむして

顔をかきむして

なんか

落ち着いた

なんか

落ち着いて

平然とする

事実と平日

なら

わたしは

休日には

どうなるのか。

それを

知りたくなる。

それを

知りたくなる。

顔をかきむして

また

出会う自分

また

出合う

自分

また

出逢う

自分

それを

認められるの

それを

信じられるの

明日話そう

明日聞こう

ねえ

ねえ

顔をかきむしても

変わらない

そんなの

あるの。

わかってるつもり

わかってたつもり

知り得ることと

知り合うこと

次々に

紡ぎあう

関係性と

関連性

わたしは

まだ

ここにいる。

わたしは

いつまで

ここにいる。

顔をかきむしていた日は

いつだっけな

それを

整形して

今は

綺麗な顔

わたしは

幸せになったのか。

そうね。

幸せだと

ひとつてに

伝えたい

わたしという

元傀儡に。