自分を愛せないと人を愛することができない。 現代詩
思い出を
語りながら
泣いてる
自分を
なんとなく
見つめる
そんな
自分がいる
自分を
愛せないと
人を
愛することが
できない。
そんなことを
言われたけれども。
ぼくは
どれだけ
ぼくを
愛せてるかな
ぼくは
どれだけ
ぼくに
興味があるのかな。
そんな
ことを
思いだす。
ぼくは
そのまま
大人になり。
なにもかもを
おざなりにしてたような。
そんな感じになる。
秋風は
木枯らしかな
少し
風が舞った
そのなかに
紅葉があったような。
それを
知ってか。
知らずか。
そのまま
生きていく。
わかってた。
生きることは
そんなことだと。
愛せてるかな
ぼくは
どれだけ
ぼくに
興味があるのかな。
そんな
ことを
思いだす。
秋になったら
思い出す
冬になったら
思い出す
いつまでも
ぼくのなかにある
そんな風景画の
光景
ぼくは
ぼくに
なれるかな。
ぼくは
ぼくを
愛せるかな。
ぼくは
ひとに
愛されかな。
愛せてるかな
ぼくは
どれだけ
ぼくに
興味があるのかな。
そんな
ことを
思いだす。
そんな
ことを
思い出す。
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