【レシピ】甘酒の作り方〜炊飯器編〜
こんにちはamaluneのサオリです。
2020年に続き今年もステイホームな日々が続きますが、心も体も健やかに過ごしていきたいですね。
ココロとカラダ
相互に影響しあいますから。
もうこれについては自分の体で何度も経験しました。。
健康管理のひとつとして
ぜひ甘酒を生活に取り入れてみて欲しいです。
甘酒と聞くと、暖かくて“冬の飲み物というイメージ”がある方もおられるかもしれません。
しかし俳句で甘酒は夏の季語として使われています。
昔から暑い夏を乗り切るための栄養ドリンクだったんですね〜。
エネルギー源のブドウ糖をはじめ
ビタミンB群や必須アミノ酸など栄養満点ですから。
今年も夏バテに気をつけて元気に過ごしたいものです。
そして、腸内細菌にも良い影響をもたらしてくれますので、腸活=免疫力アップにも役立ちますので、今の世の中には摂りたい食材ではないでしょうか。
甘酒を炊飯器で作ってみよう
ここでいう甘酒とは“米糀甘酒”のことです。
ご飯やお粥は不要で、そのまま飲めるストレートタイプ。
はや作りとも呼んでいます。
酒粕から作る甘酒もありますが
火入れしても多少はアルコールが残ることと、砂糖を加えて作るので、全く異なるものです。
今回お伝えさせていただく米糀甘酒は
ノンアルコール・シュガーフリー(砂糖なし)
米糀と水だけのシンプルな甘酒です。
“なぜ砂糖なしで甘くなるのか”については、また記事に書きますね。
甘酒の作り方もさまざまですが
特別な道具が不要で、はじめやすい炊飯器からお伝えしたいと思います。
炊飯器で作るメリット
・特別な道具不要な手軽さ
・ある程度の量をつくることができる
・保温機能ONですぐに仕込める
炊飯器で作るデメリット
・温度設定がないので高温に注意
・タイマーがないので時間管理が必要
・発酵中は炊飯できない
ざっと良い点と注意点を書いてみました。
きばって発酵器を買わなくてもはじめられるところが良いですね!
デメリットをいくつか書きましたが、
もし別に土鍋をお持ちでしたら
特に問題ないです。
時間と温度も対策があるので大丈夫です◎
さっそくいってみよ〜!
甘酒作りの材料・道具
材料(作りやすい量)
・米糀(生・乾燥どちらでも) 500g
・水 700 〜 1,000g(糀の1.4〜2倍)
➡材料の補足
水は、軟水のミネラルウォーターや水道水の湯冷まし。
便秘解消などで一時期流行ったコントレックスなどの海外製の硬水は避けてください。
量については濃いめが良ければ1.4倍、
サラサラ薄めなら2倍量のお水を準備してくださいね。
反対に、ジャムくらいのかたさで作る
甘糀(あまこうじ)と呼んでいる方法で作ることも出来ます。
甘糀についても改めて書きますね。
この記事では飲むタイプの水分量で記載してます。
どちらが良いか選んで作ってもらえたら嬉しいです。参考までに。
道具
・炊飯器
・しゃもじ
・ガーゼやさらし、ふきんなどフタ代わりになるもの
・温度計(あったほうが良い)
・箸か巻き簾
道具の補足
温度計は出来たらひとつは持っておいた方がよいアイテムだと思います。甘酒だけでなく料理やお菓子にも使えますし何かと便利。
甘酒作りでの温度計の役割は実は重要なんです。
炊飯器の保温機能を使って発酵させるのですが
炊飯器の機種によって保温温度に差があるので
ご自分の持っているものが何度くらいで保温されるのか確認する必要があるんです。
発酵中の温度が60℃以上にならないように注意しましょう!
麹菌が作り出した酵素は熱に弱いため
熱くなりすぎると壊れてしまいます。
また発酵温度が55℃以下と低すぎても
美味しく仕上がりません。酸味が出てしうことも。
炊飯器での甘酒の作り方
①お釜に材料を入れる
冷凍された米糀を使用する場合は、
あらかじめ冷蔵解凍し、ほぐせるくらいの状態にしておく。
湯冷ましを使用する場合は、60℃以下に冷ましておく。
水分を馴染ませる感じでしゃもじで混ぜる。
②炊飯器にセット
巻き簾や菜箸でこのように渡し
上に覆う布が下に垂れて甘酒に入らないようにする
POINT 炊飯器のフタを閉めてしまうと60℃以上になってしまうので必ずフタは開けて、通気性のあるもので覆ってあげてください。
保温機能ON!
③6〜8時間保温する
1〜2時間したところで必ず混ぜてあげてください。
というのも混ぜないと、表面の空気に触れる部分の色がグレーや茶色っぽくなってしまうのと、発酵具合を均等にするためです。
最低でも発酵中に1回は、出来たら2回ほど混ぜてあげると美味しい甘酒が出来上がると思います。
発酵時間はだいたい8時間が目安といわれていますが、お好みで甘すぎない6時間くらいで完成にされるかたもいらっしゃるようです。
ここはお好みですね♪
タイマーが無いので発酵し過ぎに気をつけて、出来上がりです!
実際には上の画像は、濃縮タイプの甘酒のものなのでとろっとしてます
保存方法・保存期間
冷蔵で2週間、冷凍なら1ヶ月が目安冷蔵保存中も緩やかに発酵は進むので、色や風味が変わっていきます。
沢山作って飲みきれない場合は、ジップバッグなどに入れて冷凍がおすすめです。冷蔵よりも日持ちしますし、夏は半解凍にしてシャーベットのようにしていただくのもいいですよ〜。
まずはトライしてみてください
こうやって文章にすると結構面倒なのかな?と感じますが、作ってみると意外と簡単です。
あとは、用意される米糀によって風味がかなり違うので、もし慣れてきたら色々な米糀を使ってみるもの面白いですよ。
∞---------------------------------∞
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
こちらでは、糀(こうじ)の良さに出会い魅力にハマったサオリが、素晴らしさや“美味しい・楽しい”を発信しています。
Instagram▶ amalune.koji.okashi
amalune Official Site▶ ただいま工事中✏
糀とお菓子と田舎暮らしについて書こうと思っています。
みなさまの食卓に糀パワーが届きますように。
よろしければ応援していただけますと嬉しいです。