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最近の記事

元ゼロ戦パイロットが最後に残したメッセージ

原田要さん 真珠湾、 ミッドウェー、 ガダルカナル… シナ事変から大東亜戦争まで、 いくつもの激戦を潜り抜け生き延びた元ゼロ戦パイロット。 死と隣り合わせの戦場で 命を懸けこの国を守り抜いた方のメッセージは、 そのひとつひとつが胸に沁みる。 最前線に勝ち負けはない 落ちた人は負けたように見えるし 落とした人は勝ったように見えるけど 同じなんだと この嫌な思いを一生背負ってゆかねばならない 原田さんは 墜落していく相手パイロットの 苦痛に歪んだ顔を見たことで

    • 十死零生と九死一生

      「必死」と「決死」は全く違う 桜花は人間を「兵器の一部」にしてしまったんだ 松本零士さんの隠れた名作『音速雷撃隊』の一節。 上智大学名誉教授の故渡部昇一先生は、 九死に一生を得る「決死作戦」は古今東西枚挙にいとまがないが、 十死零生の「必殺攻撃」を組織敵に敢行したのは、 有史以来日本をおいて他にないと著書の中で述べている。 たとえわずかでも生存確率のある「決死」と、 万が一にも生き残る見込みのない「必死」では、 まったく次元が違っている。 「十死零生」と「九

      • 日本人が見過ごしがちな地政学的二元構造

        日本人は「地政学」と縁がない。 GHQの戦後改革によって、 軍事学と親戚関係にあると言える地政学は 日本では教えられなくなってしまった。 けれども欧米では、 地政学は必須の教養とされており、 特に政治家や経営者といった「指導者」と呼ばれる人々は 地政学の研究に余念がない。 今この世界はどんな状況に置かれ、 これからどんなことが起こると予想されるか。 それらを読み解くのに 地政学は非常に役に立つが、 日本人が「外交ベタ」と言われるのも、 地政学と縁のな

        • もしかすると日本は「大東亜戦争」に勝っていたかもしれない件

          もしかすると日本は、 大東亜戦争に勝てていたかもしれない。 1941年の開戦当時、 日米の経済格差はGDPベースで約10倍。 ~大東亜戦争は無謀な戦争だった~ 通説ではそうなっているが、 実際はどうだろう? 「陸軍省戦争経済研究班」。 「秋丸機関」とも呼ばれるこの組織は 「総力戦」が予想される大東亜戦争をいかに戦うか、 それを軍人だけでなく当代一の経済学者も含め、 総合的に分析した。 そこで導き出された結論は、 「真珠湾攻撃」のような「東進戦略」では

          「寺子屋」というチート教育

          江戸時代に発展した「寺子屋」が 優れた教育制度であるのは間違いない。 他のヨーロッパ諸国の識字率が 20%程度であった時代に、 日本の識字率は80%を超えており、 いかに読み書きに関するリテラシーが 発達していたかがうかがえる。 しかし逆に考えると、 これほど優れた教育制度でありながら、 なぜ「寺子屋」は海外で普及しなかったのか。 「寺子屋」が日本でしか普及しなかったのには おそらく何かワケがある。 「寺子屋」がどう優れているのかを追究するのも大事だが

          「寺子屋」というチート教育

          F機関~たった十数人でインド独立を先導した超ティール組織~

          ◆役職がない ◆好きなことをする ◆給料さえも自分で決める F.ラルーの著した『ティール組織』は 「階層制のない自由な組織」として 日本でも一大センセーションを巻き起こしたが、 おそらく日本人にとって「ティール組織」は 「最先端」ではなく「逆輸入」だろう。 大東亜戦争において 日本は500年もの長きにわたる植民地支配を終焉させたが、 インドにおいてその立役者となったのは 「F機関」と呼ばれる十数人程度の零細組織である。 「F機関」とは 「Freedom」

          F機関~たった十数人でインド独立を先導した超ティール組織~

          北朝鮮は「第二の日本」か?

          「ならず者国家」として イメージが定着している北朝鮮とは、 実際どんな国だろう? 核開発や拉致問題で しばしば「悪」として断罪されるが、 その実態を正確に把握している者は 実際のところほとんどいない。 『北朝鮮の真実』(笹原俊著 ヒカルランド)によれば、 北朝鮮とは「第二の日本」であり、 日本を守るために創られている。 大東亜戦争に敗けた後、 「残置諜者」として大陸に残った畑中理という陸軍将校が キム・イルソンとタッグを組んで北朝鮮を建国し、 二代目

          北朝鮮は「第二の日本」か?

          日本は世界一の諜報大国かもしれない件

          CIA(アメリカ) MI6(イギリス) BND(ドイツ) モサド(イスラエル) 現代は「情報戦争の時代」と言われ、 各国は自前の「情報機関」を持ち 「謀略」や「防諜」に余念がない。 しかし、 日本はそうした「情報機関」を一切持たず、 「スパイ天国」とも揶揄される有様で 周辺諸国からは「情報亡国」として 認知されてしまっている。 戦前は「陸軍中野学校」など、 日本にも情報機関が存在したが、 実際のところ現代はどうだろう? 堺雅人さん主演のドラマ『VIVA

          日本は世界一の諜報大国かもしれない件

          なぜか「忍者」が大好きな日本人

          老若男女問わず 日本人は「忍者」に好感を寄せるが、 よく考えると 忍者とは「軍事力」の一形態で 「暴力装置」に他ならない。 『忍者ハットリくん』 『忍たま乱太郎』 『NARUTO』 etc… 忍者を題材にしたマンガやアニメはたくさんあるが、 自衛隊に対する失礼な物言いで知られる左翼(リベラル)が、 子ども向けの教材に、忍者などという「暴力装置」を取り上げるなど、けしからん! などと叫ぶ姿は見たことがない。 しかも『忍たま乱太郎』については 左翼(リベラル

          なぜか「忍者」が大好きな日本人

          「縄文ブーム」への違和感

          ここ数年、 にわかに「縄文時代」や「縄文人」が脚光を浴びているが、 こうした「縄文ブーム」には ある種の「反語」が含まれていると思えてならない。 縄文人は「愛」と「平和」を重んじました。 (でも、弥生人に駆逐されてしまいました・・・) 後半の「でも」の部分が引っかかる。。。 縄文人が「愛」と「平和」を重んじたのは確かだろう。 しかし、 「駆逐された」というのは本当か? 本当に縄文人はそんなに弱かったのか? 私にはとてもそうは思えない。 現在の岩手に拠点

          「縄文ブーム」への違和感

          秘密結社の起源~四大文明を興した者~

          メソポタミア文明はシュメール人 エジプト文明はエジプト人 インダス文明はインド人 黄河文明はシナ人 四大文明は「地域密着型」として 各地の「現地人」が興したと習うが、 実際はどうだろう? 歴史家の落合莞爾氏によると、 これらの文明は「ウバイド人」と呼ばれる 同じ種族によって興されており、 文明がある程度軌道に乗ったところで 現地人に明け渡されてきたという。 ウバイド人とは シュメール文明が始まる以前に メソポタミアで独自の文化を興した種族で、 そのルー

          秘密結社の起源~四大文明を興した者~

          「国家」という幻想

          日本VSアメリカ(大東亜戦争) アメリカVSソ連(冷戦) ロシアVSウクライナ(ウクライナ侵攻) 私達は日頃、 「国」を基準に物事を見るのに慣れ過ぎている。 しかし、 現代の「国民国家」という概念は「フランス革命」の産物で、 フランス革命は国際金融資本が仕掛けた「共産主義革命」の一環だから、 そこには「ウソ」や「欺瞞」が含まれる。 国家とは「想像の共同体」。 よく考えてみれば分かる通り、 確かな実体など何もない。 第二次世界大戦の際、 イギリスとドイツは

          「国家」という幻想

          「部分」と「全体」の関係性

          「第二層の意識」シリーズ第三弾。 「第二層の意識」の詳細についてはコチラ↓↓ 宇宙は「入れ子状」にできている。 人形の中の人形の中の人形… ロシアの有名な民芸品「マトリョーシカ」のように、 宇宙も「無限に連なる入れ子構造」として 捉えることが出来るだろう。 原始は分子に含まれ、 分子は細胞に含まれ、 細胞は器官に含まれ、 器官は有機体に含まれる 同様に、 個人は家庭に含まれ、 家庭は自治体に含まれ、 自治体は国家に含まれ、 国家は地球社会に含まれる この世

          「部分」と「全体」の関係性

          好きなことをする

          「第二層の意識」シリーズ第二弾。 「第二層の意識」の詳細についてはコチラ↓↓ 「霊性」とは何だろう? 見えないものが見えるとか、 聴こえない声が聴こえるとか、 色々あるがここでは、 「経験とカンに裏付けされた直観力」 と定義したい。 好きなことを続けていると、 「直観」や「霊感」が磨かれる。 目には見えず、 言葉では上手く説明できないけれども、 自分の「内側」では捉えることの出来る 確かな実感。 言わば「心の眼」でしか見ることの出来ない オリジナル

          好きなことをする

          分からないものを分からないままに出来る強さ

          前回取り上げた「第二層の意識」についての続編です。 「第二層の意識」についての投稿はコチラ↓↓ この先一体どうなるのですか? あの人の言っていることは本当ですか? 私は何をすればいいのですか? 「複雑性の時代」と言われる今、 「一寸先は闇」の言葉通り、 フェイクニュースの増加も相まって、 誰も将来を明確に見通すことが出来ず、 社会は混迷を極めている。 こうした混迷の時代において大切なのは 「宙ぶらりん」の状態に耐える力、 言い換えると「分からないものを

          分からないものを分からないままに出来る強さ

          第二層の意識

          これから新しい時代を迎えるのに当たり、 最も必要とされるのは おそらく「意識の変容」だ。 人々の意識が変容することで技術革新が起こり、社会の体制が刷新されていく一連のプロセスは、 思想家のウィルバーが著書の中でそのメカニズムを、学術的見地から詳細に述べている。 「第二次産業革命」あるいは「波動革命」を目前に控え、 社会の体制が抜本的に改革される時代の過渡期に 現代の我々は生きている。 産業革命による工業化を通じて、 人類はエネルギーの供給源を「薪」→「石炭」

          第二層の意識