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好きなことをする

「第二層の意識」シリーズ第二弾。

「第二層の意識」の詳細についてはコチラ↓↓

「霊性」とは何だろう?

見えないものが見えるとか、
聴こえない声が聴こえるとか、

色々あるがここでは、

「経験とカンに裏付けされた直観力」

と定義したい。

好きなことを続けていると、

「直観」や「霊感」が磨かれる。

目には見えず、

言葉では上手く説明できないけれども、

自分の「内側」では捉えることの出来る

確かな実感。

言わば「心の眼」でしか見ることの出来ない

オリジナルのフィーリング。

「一流」と呼ばれる存在は

言い方はどうあれ、

そうした「直観」や「霊感」を

間違いなく備えている。

例えば、

サッカーやバスケの試合で見られる

「ブラインドパス」はその好例だ。

「後ろに目が付いているのでは?」

と思いたくなる見事なパスは、

どのように繰り出されているのか。

おそらく彼らは実際、

後ろに「眼」がついている。

しかし、

それは「物理的な目」ではなく「心の眼」。

「周囲の状況」や「経験から来るカン」を

高い抽象的思考力を用いて統合し、

フィールド全体を「心の眼」で俯瞰することで、

自他の位置を把握する。

そうしたある種の

「直観」や「霊感」を駆使することで、

チームが一つの「生き物」として機能する。

まさに「ティール組織」と同様、

「ビジョン・ロジック」と呼ばれる高度な認知形態が

スポーツの世界にもうかがえる。

こうした「直観」は他にも

文化や芸術の世界にも見られ、

例えば合唱や演奏は同じ演目をやる場合でも、

その時々の状況や周りのメンバーの調子によって、

歌い方や弾き方が変わるはず。

どんな場所で演奏するか
どんなお客さんが聴いているか
周りのメンバーの調子はどうか

これらの如何によって

自分の歌い方や弾き方は

おのずと変わってくるだろう。

これも「経験」と「カン」に裏付けされた

立派な「直観」のひとつである。

ユニークな例としては、

「コメットハンター」が面白い。

コメットハンターは「彗星探索家」とも言われ、

彗星の特定を生業とするが、

仮に新しい彗星の発見に成功すると

その彗星に自分の名前を付けられるため、

その栄誉にあずかろうと

ハンター達は日夜望遠鏡を覗き込む。

しかし、

新たな彗星を特定するのは、

並大抵のことではない。

ほとんどの彗星は、

6等星以上の非常に暗い星であるため、

望遠鏡の倍率をMaxまで引き上げなければ、

捉えることが出来ない。

しかし、

倍率を引き上げると

その分「視野」は狭くなるので、

周回する彗星を望遠鏡で捉えるのは、

「至難のワザ」と言えるだろう。

日本では

臨死(実際は死亡?)を体験された著述家でもある

木内鶴彦さんがコメットハンターとして有名だ。

彼らは彗星を

「肉眼」と「霊眼」の

両方の眼で捉えている。

「たぶん、あの辺りを未発見の彗星が周回しているはずだ」と、

おそらく何らかの「直観」や「霊感」が働くことで、

夜空を見ているような気がしてならない。

なぜ、そうした「第六感」が働くのかと言えば、

それは「好きなことだから」の一言に尽きる。

「好きこそ物の上手なれ」の言葉通り、

好きなことに没頭し

それをコツコツ継続していると、

次第に「直観」や「霊感」が磨かれる。

「直観」とは言うなれば「全体観」。

「認識の幅」が飛躍的に向上することで、

自分自身や社会全体をより高い視点から

俯瞰して見られるようになる。

これは「指示待ち」とは逆の在り方で、

「直観」が働くと今自分が何をどうすればいいのか、

それが手に取るように把握され

身体が自然と動くので、

結果として物事が上手く回るようになる。

「好きなこと」を追求するのは、

「宇宙本来の志向」だろう。

自分で自分を知ろうとする好奇心。

宇宙とはおそらく、

そんな風にできている。

宇宙そのものがおそらく、

「好奇心の塊」としてできているから、

その分霊である我々が

「好きなこと」へ導かれるのは

しごく当たり前のことであり、

これからはそうした

「宇宙の流れ」に乗る時代。

どれだけ宇宙本来の波動と同期できるか。

その核心は一にも二にも、

「好きなこと」をするのに限る。

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