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社会人の勉強は【楽しい】と感じる理由3つ

社会人になってから
「もっと勉強しておけばよかったな〜」
なんてタイミングは何回でもあります。


でも、社会人になってからの方が
『勉強って楽しいんだな〜』
と感じることが圧倒的に増えました。


というか、
学生時代は勉強することに
楽しさなんて感じていなかったです。


でも、社会人になり、
普段の仕事内容が明確になって、
生活スタイルも自分で決められるようになりました。


その中で、
『なぜ勉強に楽しさを感じるようになったのか?』
考えてみました。



■1. 『勉強した後のメリット』がわかりやすい

学生時代の勉強というと
「将来なんの役に立つんだろう?」
と疑問に感じるようなことを必修科目として
勉強します。


そうするとどうしても
『この勉強が自分にとってなんのメリットになるのか?』
がイメージできないまま、


『勉強しないと卒業できないから。』
『入試に必要だから。』
という理由だけで勉強していた記憶があります。


「勉強は大切」
と、わかってはいても
『自分へのメリット』
を感じないことにやる気を出すのは難しいです。


一方で、
社会人の場合、そうでもありません。


例えば、
仕事術やビジネス書の内容を取り入れて
●仕事で成果を上げる。
●出来るだけ効率的にタスクを熟して残業はしない。
という実績を残せば、


●早期の昇格
●別の会社からヘッドハンティング
●ボーナス金額への反映
●より待遇の良い会社への転職
●自身の会社を経営する

などなど、

わかりやすく待遇が変わる可能性があります。


そう、
『自分の懐に入ってくるお金が増える』
というわかりやすいメリットがあるのです。


汚い話と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
お金を稼ぐということは良いことです。


それが尚更、
仕事で他者から良い評価を受けて収入が増える
というのは良いことでしょう。


わかりやすいメリットがあると
やる気やモチベーションは大きくなります。



また、
社会人になってから初めて
●税金
●保険料
といった強制的に取られてしまうお金と出会います。


人間というのは、
危機に対面しないと
それを解決しようとしないものです。


社会人になって初めて
『お金のことについてちゃんと勉強しないと損するな〜』
という気持ちになるわけです。


税金に関する知識を増やすことも立派な勉強です。
税金に関しての知識があると、
無駄に損をしてしまうという事態も避けられます。


そんな風に
社会人になってからの勉強というものは、
『お金というわかりやすいメリットに直結するような内容』
が多いと感じます。



■2. 『好きなことを選択して』勉強できる

学生時代は、
なんだかんだ言って
必修科目や担当の先生に言われた勉強などがあり、


自分で自由に選択して
知りたいことを調べるということが
できなかったように感じます。


結局のところ
『誰かに言われたからやっている』
という勉強の割合が圧倒的に多かった感覚です。


高校生までは、
ほとんどの人がそういった状況ではないでしょうか?


もしもその後、
大学に進学したとしたら、
勉強以外のこともある程度は
自分で選べるようになります。


しかし、大学を卒業するためにも
必修科目は必ず存在します。


誰かに「やれっ!」と言われて
興味のないことに取り組む
というのは難しいですよね。


行きたいと思う大学を選んで入学したくせに
後からメンドクサクなる
というのはなんとも自分勝手ですが、

特別に興味関心があるわけでもないことについては
やる気やモチベーションが続かないもの。


よければ
やる気やモチベーションの消失についてまとめた記事もあるので
呼んでみてください。


さらに、
何かに対して興味関心が湧き上がって
「とりあえず手にとってみようかな?」
「何か参考にしたいな〜」
と感じるものは、『本』だと思います。


様々な本がありますが、
一般的な本の相場と言えば、
一冊当たり1000〜2000円くらいでしょう。


学生からすると
本一冊買うにしても結構悩みますが、
社会人であれば、ある程度経済的に余裕があります。


さすがに本を一冊買ったからと言って
経済的に破綻するなんてことはないでしょう。


私自身、社会人になった今でも
5000円以上するような専門書を買うときには
少し考えてしまいます。


しかし、
●その本から知識を得られる
●その一冊を買ったからと言って死ぬわけではない
と思えば買えてしまいます。


それに
『安くはなかったけど、
 結局のところ買って勉強してよかったな〜』
と思えることがほとんどです。


そうやって
『自分の選択の幅が広がることで
 自由に好きなことを選んで勉強できる』

というのも
社会人になって感じた勉強の楽しさです。



■3. 周囲の人との距離が『適度に離れる』 

勉強というのは
個人的なインプットです。


しかし、
学生時代を思い出すと
必ずしもそうではなかったように感じます。


学生時代は、基本的に
『同じ学校』に通う
『同じ環境の人たち』
全く『同じことを勉強』しています。


すると、
共有する話題も共通していますし、
行動も大体同じです。


また、
「学生の通う学校」と
「社会人の通う職場」とでは、
人間関係の密度に大きな違いがあります。


学生時代は、
仲のよい友だちと四六時中一緒に居たり、
年の近い先輩後輩と毎日顔を合わせています。


●みんな同じ行動をしている
●みんな同じ時間を共有している


となれば、
周りの人が『誰か一人の変化』に対して敏感です。


人それぞれ考え方が違うかと思いますが、
『学校というコミュニティの中で自分だけが注目される』
ということにストレスを感じる場面もあると思います。


そうすると
自発的に自分の好きなことに没頭して
その気持ちを他の人にシェアする
ということも、しにくいように感じます。


一方、
社会人の人間関係というのは
結構ドライです。


普段一緒に仕事はしているけど、
プライベートや趣味の話なんて聞いたこともない
なんて人が結構います。


また、学生時代に毎日一緒だった友達とも
会える機会や一緒にいる時間も減ります。


そうやって
いい意味で周りの目が気にならなくなる
という気持ちになる人もいるのではないでしょうか?


また、
社会人になるという環境の変化は、
新しいことに興味を持つトリガーにもなります。


学生時代には全然興味なんてなかったけど、
社会人になってから新しい趣味を見つけた!
なんて話はよくあることです。


そうやって、
人間関係の密度が『適度に離れる』ことによって
好きなことに没頭できる

と感じられます。


■社会人になってから『勉強は、楽しい』と気付く

学生時代には「勉強=つまらない」
と感じていました。


でも社会人になると
環境が変わって、
やることも変わって、
人間関係も変わって、
興味関心の向け先も変わります。


様々な考え方や視点も増え、
楽しさを見出す事柄も増えます。


そうなってくると
『勉強って、ホントは楽しいもんなんだな〜』
と思えてくるものです。


ダラダラとですが、
自分が社会人になって感じた
「勉強って楽しい!」と感じる理由をまとめてみました。


この内容が、


●これから社会人になる人
●すでに社会人の人
のどちらにも
共感していただけると大変うれしいです。


以上です。^_^





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