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読書の日記

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#本

お口に合いませんでした|読書の日記

お口に合いませんでした|読書の日記

物語に出てくるご飯は、いつも美味しそうであたたかな雰囲気がただよっている。
本に出てくる食べ物を、自分も食べてみたいなと思ったことは多くの人があるのではないでしょうか。

今回の本は、そんな食べ物がテーマ。
それも、美味しくない食べ物がテーマの本「お口に合いませんでした」を読みました。

都内のとあるアパートを舞台に、住人一人ひとりの都会ならではの孤独だったり無機質さだったりを食を通して描かれてい

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推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない!「好き」を言語化する技術|読書の日記

推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない!「好き」を言語化する技術|読書の日記

こんにちはkohonです。
今回は、『「好き」を言語化する技術』という本を紹介します。

皆さんも推しはいますか?
推しではなくても好きな人、ものなど
noteをやっている方なら、自分の好きな物を誰かに伝えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

私の場合、いざ感想を言おうとすると、すごいとかやばいとか、いろいろな気持ちをひとつにまとめてしまうような便利な言葉ばかり使ってしまうことが多いで

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ミステリ・トランスミッター|読書の日記

ミステリ・トランスミッター|読書の日記

ミステリー短編集、「ミステリ・トランスミッター」を読みました。

本作は、「ある女王の死」「妹の夫」「
雌雄七色」「ワイズガイによろしく」「ゴールデンレコード収集物選定予選委員会」の5つの物語りからなる短編集。

どれもメッセージをキーワードにした、時代も設定も異なったり、SF調になったりと脚色のちがう物語たちを楽しむことができます。

なかでも、個人的に好きだったのが「雌雄七色」
とある脚本家の

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