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本が好き。童話が好き。そんな方に向けた、雑貨・アクセサリーや、豆本・小さな仕掛け絵本を制作しています。 よろしくお願いします!

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ミステリ・トランスミッター|読書の日記

ミステリー短編集、「ミステリ・トランスミッター」を読みました。 本作は、「ある女王の死」「妹の夫」「 雌雄七色」「ワイズガイによろしく」「ゴールデンレコード収集物選定予選委員会」の5つの物語りからなる短編集。 どれもメッセージをキーワードにした、時代も設定も異なったり、SF調になったりと脚色のちがう物語たちを楽しむことができます。 なかでも、個人的に好きだったのが「雌雄七色」 とある脚本家の元へ息子から送られた一通のメール。そこには今は亡き元妻から送られた7通の手紙が添

    • 日記|ちょっとした呟き

      noteを始めてすこし。 ありがたいことにちょこちょこハートも貰えて、嬉しく思いつつも、早速何も投稿せずに1週間が経ってしまった。 あれも書きたい、これも書きたいと、下書きのファイルは増えていくが、なかなか公開まで行くことができない。 改めて文章を書くのは難しい。 少し変わったことは、本を読む時途中の休憩で感想をどう書こうかと考えるようになった。 でも、まだ文章を書き残すという行為が習慣になっていないせいで、頭に浮かんでは消えていく。 ぽやんと浮かんだ文字たちに、こ

      • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない!「好き」を言語化する技術|読書の日記

        こんにちはkohonです。 今回は、『「好き」を言語化する技術』という本を紹介します。 皆さんも推しはいますか? 推しではなくても好きな人、ものなど noteをやっている方なら、自分の好きな物を誰かに伝えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。 私の場合、いざ感想を言おうとすると、すごいとかやばいとか、いろいろな気持ちをひとつにまとめてしまうような便利な言葉ばかり使ってしまうことが多いです。 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない! 表紙を見た時

        • フヅクエ|本屋さんめぐり

          今回は、本が読める店 フヅクエ 下北沢店さんに行ってきました。 本屋さんではないのですが、本が読める店という言葉にワクワクします。 フヅクエさんは、本店の初台、下北沢、西荻窪に店舗を構えるお店です。 前回ご紹介した、本屋B&Bさんの近くにあり、そこで本を購入した本をそのままフヅクエさんで読むことにしました。 入ってすぐに、こんな静かな空間があるのかと驚きました。 お店の方も、静かな声で案内してくださり、本当に読書を楽しむための空間という印象でした。 木の温もりがある

        ミステリ・トランスミッター|読書の日記

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          たった2分で強制ループ!「リバー、流れないでよ」|映画の日記

          こんにちはkohonです。 今回は邦画、「リバー、流れないでよ」を見ました。 限定された中でこその面白さ舞台は京都の貴船。 小さな旅館の中で、たった2分間のループを永遠と繰り返します。 老舗旅館の中居である、主人公のミコトは貴船川の辺りで佇んでいたところを、女将さんに言われて部屋の片付けにもどります。 しかし、一通り片付けを終えたとたん、いつのまにか川のほとりへ。 何度片付けても散らかる部屋、繰り返される会話。ミコトも他の従業員たちも少しづつ自分たちの状況に疑問を持ちはじ

          たった2分で強制ループ!「リバー、流れないでよ」|映画の日記

          本屋 B&B|本屋さんめぐり

          こんにちはkohonです。 今回は、下北沢にある本屋B&Bさんへ行ってきました。 下北沢の駅を降りて、緑豊かな遊歩道を歩くこと10分。おしゃれな建物が立ち並ぶ中に本屋B&Bさんが見えてきました。 階段を登って、2階にある店内に入ると、想像していたよりも広々とした空間が広がっていました。天井が高く開放感があり、木の温もりを感じるおしゃれな雰囲気のお店です。 印象的だったのが、ZINEの多さ! ZINEとは、個人や小規模のグループで発行された冊子や印刷物の事なんですが、これ

          本屋 B&B|本屋さんめぐり

          映画の日記 フォロウィング

          こんにちはkohonです。 今回は映画「オッペンハイマー」を手がけた、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作「フォロウィング」を見ました。 あらすじ無職で作家志望の男ビル。彼は小説の題材にと街で目についた人の尾行を繰り返していた。ある日いつものように街で目についた男を尾行していたビルだったが、つけていた男コッブに尾行がバレてしまう。 目の離せない70分間70分という短めの映画なので、サクッと見られるのに、鑑賞したあとの満足感は大きかったです。 ノーラン監督の作品は、時

          映画の日記 フォロウィング

          はじめましてkohonからのご挨拶

          はじめまして 豆本と本にまつわる紙もの雑貨を制作しているkohonと申します。 今回は、はじめましてのご挨拶とこれから行っていく、2つの活動についてお話しします。 もともと本が好きな人に向けて、作品をつくってきました。そのなかで、作品を見ていただいている方々の役に立つ本の情報をお伝えしたい。 好きをもっと広げたいという思いから新しい活動を始めることにしました。 それが、 「読書と映画日記」と「本屋さんめぐり」です。 読書・映画の感想、新しい物語との出会いや、感想を共有で

          はじめましてkohonからのご挨拶

          【3分で読めるショートショート】予知夢ロボット 

          ある研究者が、予知夢を見るロボットを開発した。 ロボットが、夢を見るとは、どう言うことかと思うかも知れないが、ネット上に溢れるさまざまな情報、映像、音声、などを解析し、少し未来を予測した映像を作り出す仕組みだ。 普段は、色のついた霧のような、おぼろげで意味を持たない映像を流し続けているが、時折り、はっきりとした人物の映像などが映し出される。 それが、予知夢として現実に起こるのだ。 これまでに、震災や、芸能人・政治家の死亡など、78回の予知夢を見て、全て的中させてきた。

          【3分で読めるショートショート】予知夢ロボット 

          【ショートショート】新サブスク ネオフェイス

          朝起きて1番初めに、ネオフェイスを顔につける。 これが、習慣になってから3年くらいだろか。 顔を洗い、白いノートパソコンのような、専用ケースのスイッチを押す。 光が点滅しカチッと音がして、中から人の顔を模したマスクが現れた。 この見た目に、初めは驚いたなんて思いつつ、顔に張り付けていく。 一瞬、ひやっとした感覚が顔を覆うが、次第に体温と交わり、とろけるように皮膚に密着した。 ネオフェイスは、数年前から若い世代のを中心に愛用されている。 いわゆる「顔のサブスク」 美容

          【ショートショート】新サブスク ネオフェイス