Kohei Hayakawa / 早川康平

1988年大阪生まれ。料理人。 言語化力を鍛えるためにnoteはじめました。

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1988年大阪生まれ。料理人。 言語化力を鍛えるためにnoteはじめました。

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ぼくが料理人を10年して気づいた 賄いのポイント5選

㐂つねには賄いを作るときのルールがあります。 献立として、ごはんと漬物、汁物は固定であって、そこにメインのおかずが一皿、小鉢が一皿とサラダ一皿(メインとセットでも可)を用意すること。 そんなぼくが㐂つねで賄いを担当して1年が経ちました。 明日から4月ということで、sio株式会社も新卒の方を迎え (今日は入社式なんです!) 新しい仲間も増えて賄いを作る機会も今より減ってしまいそうです。。 賄いを作り続けたこの1年で、ぼくが意識していることや感じたことを備忘録的に、書き残させて

    • #感動のすき焼きコース 【初夏から夏にかけて】

      こんにちわ。 今月から季節のおまかせコースが変わりました。 このコースの内容がめちゃくちゃいい内容になっちゃって。 「これは伝えたい!」「是非知ってほしい」と思ったのでぜひご紹介させてください…! * ↓↓↓以下、ネタバレ注意です!↓↓↓ * ▼1皿目 西瓜のスープ 暑い中よくぞお越しくださいました的な意味を込めて、お客様の卓上でサーブします。 すいか由来の甘さと、かすかに感じる野菜の風味をベースに 淡さを保ったまま、シナモンなどの風味、ほんの少しのレモンの酸味を重

      • 【sio株式会社】ミシュラン一つ星の店が出す“すき焼きレストラン”の魅力を実際に働いてわかりはじめた話

        2月の中ごろ、大阪の「ザ・ニューワールド」という居酒屋から 奈良の「㐂つね(きつね)」というすき焼きレストランへ異動しました。 働く場所が変わって2か月経って、まん防も終わって めちゃめちゃ少~~しずつですが㐂つねでの仕事にも慣れてきて、 いろんなことを感じるようになりました。 来たことがあるお客さまには改めまして。 興味あるけど、まだ来れてないお客さまには予習的な意味を込めて。 あと関西の人で、sio株式会社で働くことに興味あるけどなかなか得体が知れなくて、一歩踏み出

        • 「大衆酒場 ザ・ニューワールド」のこれからを勝手に考えてみたんで書きます

          心斎橋パルコの地下2階にある「ザ・ニューワールド」は、昨年の12月6日にプチリニューアルをしました。 前の緊急事態宣言のときにスタッフの入れ替わりもあったし、新しいニューワールドとして生まれ変わるために、です。 店内に短冊を飾ったり。 料理とドリンクの内容も一部変えて。 屋号に“大衆酒場”とつけて。 まさにプチリニューアル。 当日は鳥羽をはじめとしたsio株式会社の幹部陣も駆けつけ、最高のイベントとなりました。 プチリニューアル後、これまでよりもお客さまの数は増えま

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          ぼくが「sio」を名乗れるようになった話

          昨日、(書いてるのは今日なんですけど)お客さまたちとの衝撃的な出会いがありました。 もちろん今回のお客さまだけではなくて。 営業再開となって、 普段から応援してくださるお客さまとのふれあいで、改めて感じたことを ぼくの原点とするために、書いておこうと思います。 sioグループといえば、SNSを使ったコミュニケーションが印象的なんですけど、 そこでしばしばお目にかかる、ある数名の方々がいて。 あとから「あの人、sioの人じゃなかったんやw」ってなることもしばしばあ

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          やりたいことが、本当にみんなを幸せにするかどうかを考えさせられた話

          やっっっと明日から、お酒の提供を再開することができます!! 10月24日までは “リバウンド防止措置期間” と呼ばれる期間らしく、 飲食店は段階的に緩和されていくとのことです。 大事に保管し続けてきたお酒や、 しっかり漬かった自家製のレモンサワー、(あの料理研究家、バズレシピのリュウジさんにも美味しいって言ってもらえたんすよ…!) 様々な試作を経て揃えたメニュー。 温め続けたものが一斉にお披露目できる!と、ワクワクしながら 鳥羽さんら幹部陣が見るグループで「10

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          いま「居酒屋」っていらないものなのかどうかをsio株式会社が考えた話

          ご存じのように緊急事態宣言は禁酒宣言ともいわれ、飲食店のなかでも居酒屋はめちゃくちゃ大きく売上に影響が出てしまっている期間です。 僕が所属しているザ・ニューワールドは、sioグループで初の関西進出、 ミシュランのシェフがつくった、本気でふざけた居酒屋として、 心斎橋パルコに3月中旬にできました。 僕はこのニューワールドができた時に入社したんですけど、その面接で 「いまこんな案件やあんな案件などが動きまくっている。このコロナ禍でやる居酒屋でも絶対負けない」 と話されたんです

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          鳥羽周作の 「やばい!!」 の裏側。

          6月某日 AM2:00。 ミーティング開始。 ようやく撮影が終わって、今日も大変な一日だったな、 今日はもう銭湯間に合わないな…と思った矢先でのことでした。 正直頭が真っ白になりました。 この日のメインとなるスケジュールは ・メディア関連の料理撮影(この日はパスタでした) ・企業案件の料理と、鳥羽さん自身がキャラクターとなるための撮影 スタートは「sio」が閉店してからなので、それまでは厨房にたって料理したり、お客様と話したり、お見送りしたり。 合間の時間はSNS上で

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