50代からの働き方と仕事術|『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』読書感想
『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』
タイトルを見ただけで気になってしまい、思わず手に取ってしまいました。
内容を深く確認せずに購入したものの、この本は私にとって、大きな気づきを与えてくれた一冊です。
読んでみて感じたのは、仕事に対する取り組み方をもう一度見直すきっかけになったということです。
1. 本を通じて得た気づき
努力して、報われることもあれば、報われないこともあります。
それは、長い人生を送っていれば誰しも気づく事実。
でも、なぜ人は努力を続けるのでしょうか?
その答えが、この本にあったんです。
著者は「努力は人生の不安を解消するためにしている」と語っていました。
確かにその通りかもしれません。
努力をすることで、未来の不安を少しでも和らげ、安心感を得ているのだと改めて感じました。
2. 自分自身の努力の意味を振り返る
私は仕事に直結することだけでなく、このnoteやインスタを細々とですが続けています。
面白いからというだけではなく、やはり将来的には副業的な収入につながればいいな、なんて思いながら続けています。
そのために、SNSがヒットする秘訣や、文章を書く技術を磨こうと本を読んだり、canvaを使ったり、さまざまなことを試しています。
努力してもなあ・・・と思っていた今日この頃。
この本を読み、「努力」への新たの視点に気づくことができました。
3. 努力が今の仕事にどう役立っているか
面白いのは、この努力が実は今の仕事にも活きているということです。
たとえば、Canvaでチラシを作ったり、ChatGPTを使って効率よく資料やレポートを作ったりしています。
50歳でもこうした技術を身につけることで、少しでも仕事がスムーズに進むようになっていることに気づきました。
ただの技術習得ではなく、これらのツールを使うことで、仕事の進め方や効率を見直すきっかけにもなり、今までとは違う視点で仕事に向き合えるようになりました。
4. 50代の仕事ができる人とは?
でも、最近ふと思ったんです。
50歳でこういうことができても、大したことじゃないのかもしれない、と。
30代や40代の人がやっていたら「すごい、この人に任せてみよう」ってなるのに、50代だとそんなに評価されない気がするんですよね。
そこで考えたんです、50代の「仕事ができる人」ってどんな人だろうって。
若手と同じようにスキルを磨くことも大切ですが、年齢を重ねることで得られる経験や人脈の広さ、それに基づいた判断力や調整力も、50代ならではの強みだと思うようになりました。
5. 本を通じて考えた理想像
この本を読んで思ったのは、やっぱり「コミュニケーション」や「人に仕事をうまく任せるスキル」が、50代で求められる能力じゃないかということです。
若手を育てたり、彼らの得意な部分を見つけて伸ばしていける人。
こういう人こそ、周りから信頼され、仕事ができる人と認められるんだなと感じました。
私自身も、ただスキルを身につけるだけでなく、人をサポートし、チームとして成果を上げる人になりたいと思っています。
50代ならではの理想的な働き方だと考え始めました。
6. 今後の目標と50歳なりの働く楽しさ
とはいうものの、それだけでなく、自分自身の小さな成功にも目を向けたいと思っています。
たとえ大きな成果や注目を集めなくても、「今日は資料を早く仕上げられた!」とか、「難しい案件をうまく乗り越えた!」といった密かな達成感を味わうことも、50代の働く面白さだと思います。
そして、この小さな成功を積み重ねながら、若手を育て、チームの力を引き出す力をもっと磨いていきたいです。
そうやって、仕事においても、人生においても、理想像に近づいていけたらなと考えています。
7. さいごに
これまでにも、本をきっかけに自分の生き方や働き方を考えることは何度もありました。
今回もその一つです。
劇的に自分が変わるわけではないかもしれませんが、この本は私の中で確実に小さなターニングポイントとなりました。
20代30代の働き始めたばかりの方々はもちろん、仕事に対して悩んでいる人や、これからの働き方に迷っている方にはぴったりの一冊です。
もしあなたも、自分の仕事や人生に少し立ち止まって考えるタイミングが欲しいなら、ぜひ手に取ってみてください。
小さなヒントが大きな変化につながるかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。