koba1210

銀行でスクラムやLeSSで内製開発してるアプリやサービスのスクラムマスターやアジャイルコーチをやってます。 ※所属組織の見解と関係ない個人Blogです

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マガジン

  • イベント参加レポート

  • いままで読んだアジャイル本

最近の記事

Agile Japan2024に参加してきました

11/21(木)〜22(金)でAgile Japan2024に参加してきました。今年は初日は現地参加で2日目はスポットでリモートでの参加でした。今回は、特に印象に残った3つのセッションと全体の感想をアウトプットしてみようと思います どんなイベントか日本におけるアジャイルの大規模イベントは以下の2つになるかと思います ・Agile Japan ・RSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo) このうち、最も歴史が古く2009年から開催されて15年の歴

    • LeSS’ Yoakeに参加してきました

      10/21-25に開催されたこちらのカンファレンスに参加してきました。初日は予定があり午後からオンラインでの参加のみだったので、最終日のレポートだけ残しておこうと思います。 どんなイベントか国内初のLeSS(大規模スクラム)のカンファレンスでLeSSの考案者であるCraig LarmanとBas Voddeの両氏が来日して行われたという記念すべきイベント。5日間という長期間のカンファレンスだが、登壇があるのは初日と最終日のみで中3日はスクラムマスターやプロダクトオーナ、Le

      • Scrum Sunrise2024に参加してきました

        ITプレナーズさんからお声掛けいただき、こちらのイベントに参加してきました 気付けばオンサイトでのアジャイルのカンファレンスの参加は久しぶりで、色々と学びも多かったので感想を書いてみようと思います スクラムがどのようにイノベーション推進に役立つかScrum.orgのCOOのエリック・ネイバーグ氏による基調講演。日本は初来日とのこと。 野球が趣味ということで野球と仕事の共通点の話があり面白かった。プロダクト運営モデルやプロダクトとプロジェクトの違い、スクラムのアンチパターン

        • 『アジャイルなプロダクトづくり』を読んで印象に残った10のこと

          先月発売された市谷さんの新刊のこちらを読み終えたので、印象に残った10のことを書き残しておきたいと思います どんな本かまずどんな本かというと、価値探索型のプロダクト開発のはじめ方について書かれていて、現場のストーリーをベースにしながら以下2つの問いに向き合い乗り越える方法について記載されている本になります。 プロダクトづくりにおける成果とは何か 誰にとってのどんなことが価値になりうるのか 印象に残った10のこと①チームを変えるのはユーザー 冒頭のストーリーにて、問題

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        • イベント参加レポート
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          「アジャイルコーチとスクラムマスターの集い」で人生初のリトリートをしてきた話

          10/9-11でこちらのイベントに初参加してきました SNSでこのイベントの存在を知ってネットで過去の情報を調べてみてたところ、わかったのは以下の情報のみ ・箱根での合宿型のイベント ・過去にアジャイル界隈の著名人が数多く参加している ・イベントのタイムテーブルはOSTのみ 30名程度の参加者のうち顔見知りだったのは2,3人しかいなかったので、かなりドキドキしながら参加してきましたが、結果として楽しく有意義で数多くの学びと活力を得られたイベントでした。そして何より、人生

          「アジャイルコーチとスクラムマスターの集い」で人生初のリトリートをしてきた話

          『コーチングアジャイルチームス』を読んで印象に残った9つのこと

          ちょっと前に読んでた本だけど、アウトプットできてなかったので改めて書き残しておきたいと思う どんな本かスクラムやスクラムマスターの本は世の中にたくさんあると思いますが、アジャイルコーチに特化している本っていままであまりなかったかと思います。そんなアジャイルコーチについて、アジャイルコーチとは?というところから始まり、アジャイルコーチになるまでの道のり、仕事、振る舞いについて書かれている本になります。 印象に残った9つのこと①アジャイルコーチが重要な理由 アジャイルコーチ

          『コーチングアジャイルチームス』を読んで印象に残った9つのこと

          『アジャイルチームによる目標づくりガイドブック』の出版イベントに参加してきました

          先日こちらのイベントに現地参加してきました イベント自体は小田中さん節が炸裂の楽しいイベントで、OSTも目標づくりについて参加者の方と共感できる話や為になるアイデアを沢山もらえて大満足なものでした で、イベント最後にアンケート回答した際に書籍の希望があったので応募してたんですが、、それが見事に当選して岩切さんの直筆メッセージ付きで自宅に送られてきました! すでに書籍は購入して読んでたものの会社の経費で買ってて社内の他メンバーに渡して手元にはなかったので嬉しい! 感想自

          『アジャイルチームによる目標づくりガイドブック』の出版イベントに参加してきました

          『プロフェッショナル プロダクトオーナー』を読んで印象に残った9つのこと

          2024年7月に発刊された日本初のプロダクトオーナーの本を読み終えたので、印象に残った9つのことを残しておきたいと思う どんな本かまずどんな本かざっくりいうと、プロダクト開発を成功させるには会社のビジョンから開発者の日々の計画までに繋がりが必要になるけれど、組織的目標と開発チームの作業の間には往々に「プロダクトマネジメントのすきま」があることが多いので、その「すきま」を埋めるための戦略と戦術についてPOの手助けになるようなことが書かれている本になる。 印象に残った9つのこ

          『プロフェッショナル プロダクトオーナー』を読んで印象に残った9つのこと

          「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」を読んで印象に残った10のこと

          翔泳社のアジャイルシリーズの新刊のこちらを読んでみたので、印象に残った10のことを残してみたいと思う ①OKRはどう管理するのがいいのかアジャイルにおける目標づくりにおいてはOKRが推奨されているが、そのOKRをどう管理するのがおすすめかという点について、GoogleがWebで公開しているRe:Workのスコアカードがシンプルで良いというもの。みてみたら確かにものすごくシンプルだったので、OKR導入するとき試してみようと思う。 ②スプリントレビューのやり方スプリントレビュ

          「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」を読んで印象に残った10のこと

          いままで読んだアジャイル本 vol.5

          以下で投稿したシリーズの第5弾です。 今回はアジャイルの開発手法ではなくて、アジャイルムーブメントとして目指してる「相互の信頼と尊敬にもとづく価値観の集合であり、人を中心とした組織モデルの推進、コラボレーション、そして働きたいと思えるような組織的なコミュニケーションの構築」をしていくにはどうすれば良いか悩んだときに読んだ本を紹介してみようと思います。 スクラムマスターになって1年目くらいのときにManagement3.0という研修に参加して、そこでコミュニケーションやモチ

          いままで読んだアジャイル本 vol.5

          いままで読んだアジャイル本 vol.4

          以下で投稿したシリーズの第4弾です。 今回は前回の第3回で紹介した組織アジャイルについて、実際に導入して実践している企業での話が書かれている本を紹介してみようと思います。 組織アジャイルっていうもの自体はなんとなく分かったけど、実際に実践していいる企業においてはどんな状態になっているの?って気になってるひとの参考になれば幸いです。 こちらはmixiの新卒1期生で現在はレクターという会社の広木さんがいままでの経験をもとに不確実性に向き合う思考法について記載されている本。本の

          いままで読んだアジャイル本 vol.4

          いままで読んだアジャイル本 vol.3

          以下で投稿したシリーズの第3弾です。 今回は開発チームだけじゃなく会社全体をアジャイルにしていくといった趣旨の組織アジャイル関連の本で読んだものを紹介してみようと思います。組織アジャイルって言葉なんか最近よく聞くけど、参考になる本とかってあるの?ってひとの参考になれば幸いです。 まずはカイゼン・ジャーニーで有名な市谷さんのこちら。2022年に出版されたときに読んで、組織アジャイルというものに興味を持つことになった一冊。ちょうどこの頃、スクラムを導入して3年経っていたけど、

          いままで読んだアジャイル本 vol.3

          いままで読んだアジャイル本 vol.2

          以下で投稿した続きです。アジャイル本っていろいろあるから、次なに読もうかなって考えてる人の参考になれば幸いです。 今回はスクラムマスターになってから読んだ本中心に紹介してみようと思います。 まずは2015年発売の超王道のこちらから。幸福度のメトリクスをチームに導入するときに参考になる章があったので、恥ずかしながらわりと最近読みました。結果、もっと前に読んでおけばよかったなと。スクラムのフレームワークの背景にある考えやスクラムの目指すとこが知れて非常に共感できることも多く、

          いままで読んだアジャイル本 vol.2

          いままで読んだアジャイル本 vol.1

          気づけば1年くらい投稿できてなかったけど、最近アウトプットの大切さをひしひしと実感したのでいままで読んだアジャイル本について書いてみようかと思います まずは超王道。1番はじめにアジャイルというワードに出会って影響を受けた本。いわば私のアジャイル道の原点。出版された2011年頃はフリーランスでやってて、常駐してたオンライン証券会社では本格的なアジャイルの導入はされてなかったけど、この本に触発されて勝手にデイリースクラムやってみたり、JIRAとか使ってチケットでタスク管理してみ

          いままで読んだアジャイル本 vol.1

          ログミーTechに掲載された話

          前回の「Agile Japan2022に登壇した話」で記載してたログミーTechさんからの文字起こし依頼が来たという後日談です 昨年末に初稿のチェック依頼がきて社内確認して回答してたから、いつ公開されるのかなぁって待ってたとこ・・ 1/16(月)に公開された! 投稿された記事はこちら 今までよく参考にしてたサイトに自分が載ってるのはなんか変な感じで照れくさいけど、やっぱ嬉しい! 反響どうだったか? 公開からちょうど1週間経った1/23(月)時点で以下の感じ。 人

          ログミーTechに掲載された話

          Agile Japan2022に登壇した話

          #この記事は「AgileJapanEXPO Advent Calendar 2022」の15日目です ■ Agile Japanとは?Agile Japanってなに?ってひと向けに簡単に説明すると、「2009年から14年にわたって開催されている国内最大規模のアジャイルのカンファレンス」です 公式サイトによると以下とのこと 私が初めてこのカンファレンスを知って参加したのはちょうどスクラムマスターをやることになった2020年のときでした。 ・・が、まさかそのときは2年後に

          Agile Japan2022に登壇した話