いままで読んだアジャイル本 vol.1
気づけば1年くらい投稿できてなかったけど、最近アウトプットの大切さをひしひしと実感したのでいままで読んだアジャイル本について書いてみようかと思います
まずは超王道。1番はじめにアジャイルというワードに出会って影響を受けた本。いわば私のアジャイル道の原点。出版された2011年頃はフリーランスでやってて、常駐してたオンライン証券会社では本格的なアジャイルの導入はされてなかったけど、この本に触発されて勝手にデイリースクラムやってみたり、JIRAとか使ってチケットでタスク管理してみたり色々試行錯誤してた思い出。いま思うともろなんちゃってアジャイルで、アジャイルのマインドは全然理解せずにやってたなぁと
時間はかなり空いて続いて出会ったのがこの本。2019年に銀行に転職して初めてちゃんとした外部のスクラムコーチがいる現場でスクラムでの開発を経験して、アジャイルについて本格的に興味を持ちだした頃に出版されたので読んでみた。今思うと組織アジャイルについて初めて知った一冊。
続いては王道の翔泳社のシリーズ。2020年春頃からスクラムマスターをやることになった当時に発売されたので真っ先に読んだ本。これだけでスクラム理解したつもりになってたけど、今思うと全然スクラムは奥が深かった。スクラムの入門には最適な一冊。
翔泳社シリーズの第2弾。これまた当時はこの本を読んだだけでなんとなくスクラムマスターについて理解できたつもりになってたけど、全然チームとしてまとまってなかったし開発メンバーとのコミュニケーションもうまくいかず、それまでのウォーターフォールでのPL経験からメンバーを管理しようとしてしまってたのかなと。。反省
2021年に発売された翔泳社シリーズの第3弾。スクラムマスターになって1年くらい経って、それまでふりかえりはずっとKPTしか知らずにやっていたので、いろいろなふりかえりやり方があるんだなと知れたと同時にふりかえりが1番好きなプラクティスになったきっかけの一冊。
こちらは上記のふりかえり繋がりで知って一緒に読んだ本。ふりかえりの奥深さを知ると同時にふりかえりの沼にどっぷり浸かることになったかなと。さすがに全部のプラクティスは試せてないけど、この本に載ってる20個くらいのプラクティスは試してみたと思う。私のふりかえりのバイブル。
翔泳社シリーズにもどって2023年に出版された第4弾。2023年にはスクラムマスター歴も3年になりCSP-SMまで取得したので知ってるものが多いと思いきや、逆にまだまだ知らなくてできてないことが多いんだなと知れたきっかけになった良本。これを読んで「ワーキングアグリーメント」についてやってみたりした。まだまだ色々試していきたいプラクティスばかり。定期的に読みたい一冊。
そして最後に、アジャイルとスクラムを語る上では絶対に外せない1冊がこちら。スクラムの元になった『The New New Product Development Game』 を執筆した1人の野中郁次郎氏と日本のアジャイルの第一人者である平鍋健児氏による名著。
恥ずかしながら割と最近読んだんですが、あらためてアジャイルが単なるソフトウェア開発の手法ではなく、いままでのゴール分割型ビジネスから「人」と「チーム」の力を最大限に活かすゴール共有型ビジネスへシフトしていくにあたっての意識改革が含まれているものであることを再認識することができたと同時に、非常に多くの学びが詰め込まれている1冊であると感じることができた。
最後に登場する野中先生の
「合宿をしなさい」
という一言には本当にアジャイルの色々なことが詰まっているなと思います。
ということで・・
このままいくとしばらく終われなさそうなので、何回かに分けて投稿してみることにします。これからアジャイル勉強するひとだったり興味持ったひとの何らかの役に立てれば幸いです。ではまた!