【ChatGPT】プロンプトがすべて!?上手な命令文を書くコツ3選
こんな悩みを抱えていませんか?
実はこれ、ChatGPTに与える命令(以下、プロンプト)が不十分なことが原因なんです。プロンプトエンジニアリングという、言語モデルへの命令を最適化する学問分野まであるんですよね。
そう聞くと、「なんか難しそう。。。」と気が引けた方もいるかもしれませんがご心配なく!この記事のコツを意識するだけで、回答の質が大きく向上します。
この記事では、プロンプトエンジニアリングの知識を踏まえつつ、具体的な改善案を3つご紹介します。ぜひ最期までお読みください!
なお、「ChatGPTって何?」という初心者の方は、以下の記事を一読いただいてから読み進めてください。
1.具体的な指示を含める
まず1つ目は、プロンプトをより具体的に書くことです。
プロンプトは、明確で具体的な指示を含めることが重要です。なぜなら、どのようなタスクを遂行すべきかを正確に伝えることで、望ましい結果を得る確率が高まるから。
例えば、文章を要約してほしい場合、具体的な指示を含めることで効果的な要約が得られます。以下の命令2つを比較してください。
今回はプロンプトに焦点を当てた記事なので、ChatGPTの回答は省略します。気になる方は、実際に入力して比較してみてください。
この2つを見比べてどうでしょうか。
<プロンプト②>は「だれが作るか」「分量」「最終的な結果」を具体的に指示しているため、<プロンプト①>より指示者が望む内容を出力してくれそうですね。
このように、指示が明確で具体的であればあるほど、AIは命令を実行しやすくなり、結果もより正確になります。
2.役割を定義する
プロンプトの中に役割を定義することで、その役になりきった回答をしてくれます。
上記の例では、「入社5年目の若手社員」の立場から、ChatGPTが回答をしてくれます。もし「入社10年目の中堅社員です」と定義した場合、回答が異なってきます。よろしければ試してみてください。
なお役割を定義する場合も、前述の具体性は常に意識するようにしましょう。「あなたは若手社員です」「あなたはプロのライターです」では、少し具体性に欠けますよね。例えば以下のようにより詳細なプロフィールを入力してあげると、より望ましい結果が得られるかもしれません。
3.命令文を区切る
プロンプトの1文が長くなると、どこまでが命令でどこまでが条件なのか、ChatGPTも判断に困ってしまいます。
そこでよく使われるのが、「#」などの記号で命令文を区切る方法です。これは実際のプロンプトを提示した方がわかりやすいかな。
またしてもホグワーツレガシーの記事を校閲してもらいました。今回は「条件」「本文」を「#」で区切っています。もしプロンプトが長文になりそうであれば、このような方法を検討してみてはいかがでしょうか。
4.終わりに
この記事では、プロンプトの質を上げる方法を初心者にもわかりやすく解説してみました。
今回紹介した3つはすぐに取り入れやすいものになっています。もし望む結果が出力されなくてお悩みの方は、取り入れてみるとよいかもしれませんね。
なおChatGPTをさっそく使ってみたい!という方は、以下のURLにアクセスし、ユーザ登録を済ませるとすぐに使用できます。アプリ版もあるので、スマホからでもアクセスできますよ!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。