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糖尿病(ダイアベティス)は怖いよなと松山千春さんの狭心症バイパス手術の記事とか読んで思った #043

⬇️一昨日の記事

…の【余談】で触れた

本日コングラボードを
いただかなかった場合は、
同じく今朝ネットで見かけた、
ある年配の歌手の方の疾病
に関する記事を引用した
記事を投稿するつもりでした。

なのですが、これはタイトルにある
フォークシンガー松山千春さん
狭心症バイパス手術
ことでして、下掲記事のラジオ番組
8日(日)放送ですので、手術は
それ以前に終わったことになります。

(ゆっくりご養生を…)


それで上掲記事によりますと、

 松山は心臓の冠動脈
重度の狭窄症を患っており、
バイパス手術を受ける必要がある
と診断された。
2008年にもツアーの滞在先で
体調不良を訴え、
不安定狭心症と診断され入院。
ステントを入れるカテーテル手術
を受けた。
再度の手術による感染症などの
リスク
を避けるため、
糖尿病コントロールから始めていた。

(改行と太字は引用者による)

心臓の病気だというのを読んだ時は
「えっ?これ早く手術しないと
 なのでは?」

と思ったのですが、まさかの
糖尿病もあったのですか。
感染症とか、怖いですもんね…。

※本日11日昼時点では、松山千春さんの
 Wikipediaには氏の糖尿病に
 ついては未掲載です。
 また、氏の糖尿病の病状に
 ついての報道は見かけて
 いませんので、ここでは
 触れません。私は実際に何も
 知らないですし。


それで上記「感染症などのリスク」
おそらくWikipediaの
糖尿病慢性期合併症にある

「免疫不全」に該当するのかな?
と思います。


だからこそ、万全を期して
糖尿病のコントロールから
まず取り組んだのでしょうね。


それで、上記「合併症」ですが、
「三大合併症」として

糖尿病性神経障害
糖尿病性網膜症
糖尿病性腎症

が挙げられています。
これらは悪化すると

① ➡️ 下肢切断
② ➡️ 失明
③ ➡️ 人工透析


…になります。


①の神経障害が何で
下肢切断?
というのは分かりにくい話
なのですが、細部に栄養を運ぶ
血管が詰まった結果

神経障害が起きるとともに
による細部に栄養が
届かなくなることによる
「身体の細部の壊疽」
だと思えば良いのかなと。

②は眼球にある毛細血管からの
出血によるものですし、
③は腎臓にある毛細血管が
詰まって腎臓が働かなくなる
ためのようですし。

そう、

ブドウ糖がたくさん混ざって
ベタベタした血が血管を
詰まらせる

糖尿病による高血糖って、
そういうモノだとイメージ
すると適当かなと思います
(実際には脂分とかも…)


だから、血管の壁に
ベタついたものが
こびりつき、そして
血液の塊(血栓)も流れると。


その結果が上記の
三大合併症
であり、また別の
「大血管合併症」
と呼ばれるモノにも
なるそうです。

《大血管合併症》
虚血性心疾患狭心症心筋梗塞
脳梗塞
閉塞性動脈硬化症

上記のとおり松山さんのWikipedia
に糖尿病関係の話が無いので、
氏の狭心症と糖尿病との関係は
私には分かりません。

ただ、糖尿病の罹患の方が
先である場合は、
大血管合併症である可能性は
十分にあるだろうと思います。

血管が狭くなり、その血管に
血栓が当たることで
傷めつけられるわけですから。

なお本記事では、
糖尿病に関する初歩的な記事に
割と出てくる
1型糖尿病2型糖尿病の違い
 (発病原因を含む)
・治療方法
…といった話には、意図的に
触れなかった

ことを申し上げておきます。

そういう話は、専門の先生に
聞いた方が確実
ですから😊
そもそも1型と2型では、治療方法
というか方針が違うとのことですし。


ですので、たとえば1型の方の
日記等を読んだ2型の方
(或いはその逆)が
「こういうふうにやれば良いのか!」
と思い込んだりするのは、
本当に危険ですから。

1型同士、2型同士でも、
体質の違いとかによる効果の違いも
あるはずですし。


★なお、タイトルに
 「ダイアベティス」
 と入れておりますが、
 これは日本糖尿病協会と
 日本糖尿病学会の
 両団体が2023年9月に、
 現在の糖尿病という名称を
 「糖尿病への誤解と偏見の解消」や
 「医学的な正確性を考慮」し、英語訳  
 (Diabetesダイアビーティス Mellitusメライタス)
 を元にカタカナ表記の「ダイアベティス」
 に変えることを提案したのを
 受けてのものです。
 合わせて
 「ダイアベティス(糖尿病)」
 という新旧呼称の併記も提案
 されているそうです。
(Wikipedia「糖尿病」
    →「名称」
    →「日本語名称変更論と注意点」)

【糖尿病といえば…】

最後に、糖尿病といえば
ということで2人。


1人は、プロ野球NPBの阪神で
2006年から2021年まで左投手
として活躍した岩田稔さん。


岩田さんは大阪桐蔭高校2年の冬に
1型に罹患していることが判明。
そして3年秋に糖尿病を理由に
社会人野球チームを持つ企業への
入社内定(時期的には内々定かも?)
の取り消しにあったそうです。

その後、西谷浩一監督の母校である
関西大学に進学し、
2005年秋のドラフトを経て
阪神へと入団しました。


プロ16年(ただし2010年は一軍登板無し)
で、193試合に先発して通算60勝。
十分に活躍した選手だと思います😊



もう1人は、今やっている
大河ドラマ『光る君へ』
主要人物の1人である
藤原道長

道長は当時「飲水病」と呼ばれた
今の糖尿病に相当する病気に
罹患していたとみられます。


そして晩年(あと約9年余り生きますが)
の道長が
「この世をば 我が世とぞ思ふ 
 望月の 欠けたることも 無しと思へば」

と詠んだ数え53歳の1018年10月16日
(旧暦のため十六夜の月)には、
眼はほとんど見えなかったといわれて
いるそうです。


道長が、ほとんど見えて
いなかったのかもしれない
「望月」に
何を重ねていたのかは
分かりません。

ただ、子の頼通教通の代を経て、
道長直系の御堂流を外戚に持たない
後三条天皇の親政からその子・
白河天皇が退位後に始める院政へと、
時代は変わってゆきました。


そしてこの院政の開始により、
王朝国家体制が終焉して
中世が始まったとされている
そうです。

道長の栄華は、跡を継いだ頼通の
宇治平等院建立などとともに
日本古代史の最後を飾ったものと
言えるのかもしれないですね。


それでは、ここまでお読みいただき
ありがとうございました😊


ではでは✨




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