習慣をつくる
商いは「習慣をつくる」こと。
あらためてJOYWOWオフィスを見て、「習慣」を写真撮影してみた。
一番大きいのが、堀川戎神社さんの熊手。毎年新年十日戎にいただいている。
旧年のものはお返し。
つまり、一年365日、JOYWOWの冷蔵庫上には堀川戎神社が座ってる、ということになる。
おかげさまで繁盛させていただいている・・・と思ってるからこれをやめる気はない。
商売繁盛「えべっさん」というのは、どちらかというと関西の習慣みたいだ。
神社としては、毎年1月にどっさり収入が生まれる仕組み。
堀川戎神社さん、昨年までは無かった「旧年の熊手を投げ入れる場所」に賽銭箱置くようになった。だれか入れるだろうね、きっと。
神社仏閣は年末年始に稼ぐ「仕組み」を作っている。
除夜の鐘
というのも宗教的な解説はあるにはあると思うのだが(寡聞にしてぼくは知らない)、要するに、「行く理由」を作ったわけだ。
ほか、JOYWOWオフィスを見て回ると、プリンタ。
みんな知ってるように、プリンタは、インクのサブスクビジネスと言って良い。
水、ティッシュ、トイレットペーパー、手洗い石鹸、食器洗い石鹸、キッチンペーパー、手指消毒スプレー・・・どれも習慣化したサブスク。
ソニーがわずか2週間で終了させて話題になった「コンコード」。ゲーム。
ゲームというのも「美味しい」習慣だ。
サービス提供者側は何ひとつ仕入れることなく、ゲームのプラットフォーム上で勝手にユーザーがお買い物してくれる。武器だのユニフォームだの。
ゲームとは名ばかりで、要するにキャッシュレジスターをユーザーのスマホに搭載するわけだ。
その意味で、最近特にイノベーションしてないAppleがいまだに儲け続けられる理由は、iPhoneという「キャッシュレジスターを搭載しつづけるプラットフォーム」があるから。
アップストアがある限り、年末年始の神社仏閣と同じ。
神社仏閣は季節限定だが、アップストアは1年365日無休で稼いでくれる。
動物園のビジネスモデルを調べてとても面白かった。
上野動物園の入園料収入は11億円
コスト25億円
損益14億円赤字
赤字は税金にて。
動物園は当然、「生活の中の習慣」ではない。
「朝起きたら顔洗って、早く動物園行きなさい」
というお母さんはいない。
ところが動物園の住民たち・・・ゾウ、パンダ、キリン、チンパンジー・・・は習慣で生きている。
コストがかかる。
まあ、動物園の目的は
自然環境を守り
教育の拠点となる
だから、税金で補っていいんだけど、それにしても入園料の設定が
年間パスポート
一般 600円 2,400円
中学生 200円 なし
65歳以上 300円 1,200円
となっていて、65歳以上と一般を逆転させるべきだ。
一般は子育てとかで一番お金がかかる。年寄りは若者支援で多めに出せよ。
2000円でもいい。
その分、一般と中学生を無料か、安くすればいい。
敬老の日
というのがある。
この「習慣」も消えるだろうね。
年寄りばかりなんだから。誰が誰にギフトするんだい、って話で。
一筆書きなので、だんだん何が言いたいのかわからなくなってきたけど、要するに、あなたがカフェであれ、ネットショップであれやっているとして、そこにどうやって「習慣」を作るか。そこが繁盛の鍵になると思います。
毎回1回こっきりの「出会い系」では、とうてい繁盛は生み出せない。