お湯でといてスグ食べられる味噌汁の素・レシピあり
2023年2月に仕込んだお味噌が無事完成したので、ひさしぶりに自家製インスタント味噌汁(味噌汁の素)を作りました♪ これがあるととーっても便利!
味噌汁の素は簡単に作れる!
「疲れた〜」そんな時に食べるとカラダ中に沁みわたるお味噌汁。多忙でお疲れ気味の時こそ食べた方が良い!と、わかってはいるもののその状況で作るのが1番しんどかったりします。
市販のインスタント味噌汁は手軽だけれど、できれば摂りたくない化学調味料などが入っていることもあるし……
そこで始めたのがみそ玉づくり。伝統的な製法で作られたシンプルお味噌と、粉末だし・乾燥野菜・海藻類などを混ぜるだけで作れるとても簡単なものです。しかーし!材料を混ぜるところまでは簡単なのに、丸めて小分けにする作業が面倒になり続かず。笑
「もっと楽したいなぁ〜」と辿り着いたのが、丸めなくてイイみそ玉こと、味噌汁の素!要するに、材料を混ぜたら保存容器に詰めて保存。食べたい時にスプーンですくいお椀に入れ、お湯で溶くとお味噌汁が完成〜✴︎
朝、目覚めの一杯に
お昼はお弁当と一緒にオフィスへ
午後、甘いものへ手を伸ばすその前に!
夜は頑張ったカラダを労りほっとする一杯♪
いつでも手軽にお味噌汁を食べられます。
お味噌のこと
日本の伝統食である味噌は良質なタンパク質や食物繊維を豊富に含み、発酵過程でビタミン類・アミノ酸・ミネラル類などがより多く生成され、栄養価が高まるスーパーフード!
味噌の主原料である大豆は、とてもヘルシーなイメージですが通常の加熱調理だけでは消化吸収されにくいというデメリットもあります。しかし、発酵食品として食べる場合、大豆タンパク質は発酵中に酵素の力で分解されるため消化しやすい状態で摂ることができるのです。なんと素晴らしい先人の知恵✴︎
また、味噌に含まれる「植物性乳酸菌」はチーズやヨーグルトのような乳製品に含まれる動物性乳酸菌に対し、生きたまま腸に届きやすいといわれています。少量でも毎日摂って損はない、腸内環境を整えることに役立つからだに優しい食材。
朝は食べない派 or パン派の皆さまにも、朝一杯の水代わりに朝の味噌汁習慣をオススメしたくなります♪
今回の味噌汁の素、お味噌やだしの選び方に配慮すれば、グルテンフリーやプラントベースの食生活をしている人にも食べてもらえます。それでは、レシピをご紹介!
材料
作りやすい分量
・味噌 300g
・お好みの粉末だし 8g
・焼き海苔 1枚(縦21cm × 横19cm)
・お好みの乾燥野菜 10g
材料の選びかた
☑︎味噌は原材料を確認し、大豆(できる限りオーガニック・有機・日本産)・麹・塩のみで作られたものを購入するのがオススメです。
今回はグルテンフリーを意識して米味噌を使用。
※グルテンフリーを徹底して取り組んでいる方は、購入する食材の詳細をよく確認してください
大豆アレルギーの方は、ひよこ豆など大豆以外の豆で作られるお味噌もあるかと♪
☑︎粉末だしは、茅乃舎の昆布粉だしを袋を破いて使用。椎茸だしや魚介など、お好みのものでどうぞ!また、だしを加えずお味噌本来の旨味を味わうのも○
☑︎海藻類は焼き海苔を使用。海苔の他には、わかめ・あおさ・ふのり・とろろ昆布などお好みでどうぞ!そのまま使用できる乾燥タイプを選ぶと良いでしょう。
☑︎乾燥野菜は切り干し大根を使用。様々な種類があるのでお好みの乾燥野菜を使用してください。数種類ブレンドするのも◎ そのまま使用できるタイプを選ぶと良いでしょう。
※インスタント味噌汁づくりは乾燥の野菜・海藻類を混ぜることで傷みにくくなります。生の食材はNGです×
グルテンOKの方は、お麩を追加するのもよいかと♪
手順
①材料を用意
乾燥野菜は混ぜやすい大きになるよう適宜キッチンバサミなどを使いカットする。
海藻類は手でちぎる・砕く等、混ぜやすく適度な大きさにする。
②材料をあわせる
ボウルへ味噌を入れ、粉末だし・乾燥野菜・海藻を加えてよく混ぜる。
③保存
材料が全体的によく混ざったことを確認し、清潔な容器へ詰める。
冷凍保存し1ヶ月を目安に使用してください。
※お味噌は冷凍してもカッチカチに凍ったりしません
食べかた
お味噌汁を食べたい時、または普段インスタントみそ汁が登場するタイミングになったら、お湯を沸かし味噌汁の素をだします。
ティースプーン1杯ほどの量を器へ入れ、まずは少量のお湯を注いで味噌のかたまりをよく溶かします。
その後150mlを目安にお湯を注ぎ、よく混ぜます。刻んだネギをちらしても良いでしょう!
美味しい!と感じる濃さは、食べる方の体調・疲労度などによっても異なるので、お好みで調整して召し上がれ♪
お味噌の種類や具材の組み合わせにより、様々な味の味噌汁の素を作れるのも楽しみのひとつです。
それでは、また!
「ケの日の台所」から生まれる
日々の食事を大切に