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地雷グリコを知っていますか?
「グリコ」というゲームがあります。
階段があればそこは遊び場。
グリコの説明はいらないと思いますが、念のため。
必要なものは「長い階段」。
ゲーム性を高めるのであれば、最低40~50段くらいは欲しいところ。
ゲームの内容は単純。じゃんけんをして、グーで勝ったら「グリコ」、パーで勝ったら「パイナツプル」、チョキで勝ったら「チヨコレイト」。
文字数の分階段を上り、最上段まで登り切った人が勝ち。
登る文字は地域差がありそうですが、簡単に言えば
じゃんけんで勝ったら3の倍数で階段を登る
パーかチョキは強い手、グーは弱い手
先に階段を上り切ったら勝ち
ということになります。
グーで勝っても、次にパーかチョキで負ければ、アドを保てない。
なのでパーかチョキで勝ちたいが、それはお互い様。
そこが戦略性なのでしょうか?
とはいえ、進めるかどうかはじゃんけんの結果次第。運要素が強いゲーム。地雷グリコはここに【論理と戦略性】を足したゲームです。
プレイヤーは三つの地雷をもっています。
ゲーム開始時に階段の好きな段に地雷を設置し、プレイヤーがゲーム中に地雷を仕掛けた段に立ち止まった場合、地雷を踏んだと見なします。
地雷を踏んでもゲームから除外されることはありませんが、地雷を踏んだ時点で、ペナルティとしてそこから10段階段を下がることになります。
最上段を目指すゲームで10段降りるというのは、かなり大きなダメージでしょう。
地雷は設置した本人が踏むことはありません。
本人が設置した段に止まった場合、相手に「この段には地雷が設置されている」ことが共有されます。それ以外のペナルティはありません。
ただし、地雷はそこに残ったままです。相手が踏めば爆発し、10段下がることになります。
最後に「あいこ」の場合。
あいこが5回続いた際は、その時点でゴールに近い段にいるプレイヤーが、3弾あるいは6段を選び、登ることができます。
地雷グリコのルール説明は以上です。
詳しくはこちらのゲームブックもといミステリ小説をご覧下さい。
「地雷グリコ」の他にも「坊主衰弱」「自由律じゃんけん」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」という四つのゲームが収録されています。お正月遊びにいかがでしょうか?
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