精進料理をはじめたきっかけは、「自分でできる贈りものがほしい」と思ったから。 お誕生日のお祝いやなにかの記念、おうちにお邪魔するとき、お世話になったときなど、私…
2年半徳島で過ごしたけれどいまだに慣れないことの1つは、「いいひとおらんのでーー??(結婚する予定はないのか?)」と聞かれること。東京で暮らしていたときは、私自身…
東京から田舎へ引っ越して2年半。だいぶ山のふもとでの暮らしにも慣れたなーと思っているところ。 旬の食べ物はおいしいし、季節ごとに変わる空の色や風のにおいには相変わ…
移住フェアに行ってみよう地域おこし協力隊の活動も3年目、ついに私も「移住フェア」のブースに座る側になった。「移住フェア」というのは、地方自治体が出展する窓口にて…
みんなでつくってみんなで楽しむ田舎の小さなお祭りはおもしろい。設営からなにから準備は町の人で集まって手作りされていて、地域のおかあさんたちが良心的な価格で夜店を…
今から2年ほど前の2017年4月に地域おこし協力隊として徳島県阿南市へ引っ越してきた。生まれ故郷ではあるけれど、都会で働いてマンション暮らしをしていた私は、13年ぶりの…
東京から徳島へUターンして2年が過ぎた。お店で店員さんが訛ってることとか車でコンビニに行くことにも慣れて、すだちは何にでもかけるし、渦潮は大潮の時に見に行くものっ…
この春から、月に1回精進料理を作る会を開催して胡麻豆腐を作っているのだけれど、毎回出来上がりが違うのがとてもおもしろい。決まったレシピで作るのだから同じ味、同じ…
田舎へ引っ越す際の心配事といえば「付き合い」ではないだろうか。移住相談でも消防団や町内会について聞かれることもしばしばある。これは地域や所属している人によると思…
「いただきます」と食事の前に手を合わせるのは、食事を作ったものやその食材を育てたもの、そしてその食材に対して感謝の気持ちを唱えるという子供の頃に教わる日本文化。…
農道を走ると青々とした田んぼが広がって気持ちがいいこの時期、わたしたちの町では夏祭りの準備でそわそわし始める。小さな町にある神社の天神祭に合わせて商工会のメンバ…
昨日の夜のこと、なんだか外が気持ちいいのでちょっと散歩に出かけてみようと歩いていたら蛍をみつけた。ここ数日、「蛍出てきたねー」なんて話は聞いていたので、近いうち…
精進料理のなかでもおもてなし料理と言われる「胡麻豆腐」。高野山や永平寺に行くと、お土産でも売られている。 胡麻を擦って練りゴマの状態にし、葛で固める。出汁や調味…
東京の飲食店で働いていたころ、会社の中にいて働いていればお金が貰えるけれど、1人になったときになにもできるものがない自分にがっかりしたり不安になったりした。たと…
今年になってから東京の大学生運が強くなっている私ですが GWにも案内した。2月に行った移住相談会で出会った子で、年明けに「藍染したい!」と思い始めてからもう何度も…
阿南市では大学生の地域実習を受け入れているどうやら東京の女子大学生運が強くなっているみたいで、GW明けにも阿南を案内していた。若い女の子はみんな東京から徳島県阿南…
kanako
2019年10月6日 15:38
精進料理をはじめたきっかけは、「自分でできる贈りものがほしい」と思ったから。お誕生日のお祝いやなにかの記念、おうちにお邪魔するとき、お世話になったときなど、私たちの生活は贈り物をする機会にあふれている。雑誌のおもたせ特集を見たりお土産品なんかも見るのはすきなんだけれど、いざ選ぶとなるととっても悩む。散々探し歩いて結局お花にするなんてのはよくあることで、お花の持つ華やかさや爽やかさ、季節による変
2019年9月24日 00:10
2年半徳島で過ごしたけれどいまだに慣れないことの1つは、「いいひとおらんのでーー??(結婚する予定はないのか?)」と聞かれること。東京で暮らしていたときは、私自身あんまり結婚というものに関心がなかったせいか周りの友人も男も女も結婚していたりいなかったりして、仕事の関係や友人の友人と知り合ったとしても結婚しているか?いないか?なんて聞かれることはなかった。徳島に戻ってきたのが31歳という年齢のせいか
2019年9月17日 12:18
東京から田舎へ引っ越して2年半。だいぶ山のふもとでの暮らしにも慣れたなーと思っているところ。旬の食べ物はおいしいし、季節ごとに変わる空の色や風のにおいには相変わらずうっとりさせられる。自然を身近に感じる生活を満喫しているところだけれど、やっぱり「あ・・・甘かったなーーー」と思うことは度々ある。当然、憧れていたようなキラキラした田舎暮らしばかりではない。ショックを受けたり悩まされたりすることもあ
2019年9月12日 19:45
移住フェアに行ってみよう地域おこし協力隊の活動も3年目、ついに私も「移住フェア」のブースに座る側になった。「移住フェア」というのは、地方自治体が出展する窓口にて移住の相談ができるもので、仕事や住まいについてなどその町の情報が得られる。だいたい東京や大阪で行われていて、地方に行かなくても直接話が聞ける機会である。東京ビックサイトや国際フォーラムなど大きな会場で開催されるときは各府県から市町村単位で
2019年8月17日 18:32
みんなでつくってみんなで楽しむ田舎の小さなお祭りはおもしろい。設営からなにから準備は町の人で集まって手作りされていて、地域のおかあさんたちが良心的な価格で夜店を出しているので子どもたちだけで遊びに行ってても安心。本格花火を間近で見られるのも、地元に花火師さんがいる田舎ならでは。みんなでお祭りの準備して、当日はみんなで楽しんでいるところもすてき。一緒にステージを設営したおじちゃんやさっきまでかき氷を
2019年7月5日 09:43
今から2年ほど前の2017年4月に地域おこし協力隊として徳島県阿南市へ引っ越してきた。生まれ故郷ではあるけれど、都会で働いてマンション暮らしをしていた私は、13年ぶりの田舎での生活にわくわくしていた。滝を見たこともあんまりなかったけど地域おこし協力隊になって数ヶ月たった夏の日、町でばったり会ったお寺の住職さんに、「明日、滝行あるけどどう?」と声をかけていただいたのをその場で「行きます!」と返事
2019年7月3日 14:10
東京から徳島へUターンして2年が過ぎた。お店で店員さんが訛ってることとか車でコンビニに行くことにも慣れて、すだちは何にでもかけるし、渦潮は大潮の時に見に行くものっていうのも当然だし、藍染の小物もいくつも持っているから忘れてたけど、徳島ってどういうところかあんまり知られてない県なんだった!!都道府県魅力度ランキングも下から2番目なんだった!!!四国民の誇りでもありコンプレックスでもある離れ小島ゆ
2019年6月16日 20:28
この春から、月に1回精進料理を作る会を開催して胡麻豆腐を作っているのだけれど、毎回出来上がりが違うのがとてもおもしろい。決まったレシピで作るのだから同じ味、同じような食感、同じような色や見た目でできなければいけないのかもしれない。ただこのレシピは特別。胡麻と水と葛だけでできているのだ。いかに胡麻が擦れているかが味の決め手で、いかに葛が練れているかが食感の決め手。同じものを使っていても、その日の気候
2019年6月13日 12:12
田舎へ引っ越す際の心配事といえば「付き合い」ではないだろうか。移住相談でも消防団や町内会について聞かれることもしばしばある。これは地域や所属している人によると思っているのでいいとも悪いともなんとも言えない。消防団というと操法大会の訓練で仕事終わりや休日に出なければならなかったり、お酒を飲むのに集まっているとか聞くけれど、火事の時には1番に駆けつけてくれるのはもちろん、大雨の日に危険な場所があると出
2019年6月10日 17:23
「いただきます」と食事の前に手を合わせるのは、食事を作ったものやその食材を育てたもの、そしてその食材に対して感謝の気持ちを唱えるという子供の頃に教わる日本文化。精進料理にその起源があり、修行僧は食事(じきじ)作法に則って食事をする。その中でも「五観の偈」という「いただきます」を掘り下げたものがある。五観の偈(平等寺食事作法 白水文庫4より)一には功の多少を計り彼の來處(らいしょ)を量れ<
2019年6月9日 20:07
農道を走ると青々とした田んぼが広がって気持ちがいいこの時期、わたしたちの町では夏祭りの準備でそわそわし始める。小さな町にある神社の天神祭に合わせて商工会のメンバーが打ち上げ花火を奉納し、夜店を集めて夏祭りを開催している。地域おこし協力隊として活動を始めるまで商工会というものの存在を知らなかったけれど、地域の事業者が業種関係なく集まって町を活性化しそれぞれの事業の発展にも繋げようと活動している団体
2019年6月6日 14:39
昨日の夜のこと、なんだか外が気持ちいいのでちょっと散歩に出かけてみようと歩いていたら蛍をみつけた。ここ数日、「蛍出てきたねー」なんて話は聞いていたので、近いうちに蛍を見つけに行こうなんて思っていたんだけれど、すぐそこにいた。その時期がくれば当然のようにいるんだなーと思うと、なんて素敵な暮らしなんだろうと改めて思う。なんで今日は外が気持ちいいなんて思ったのかというと、おそらく昼間に入ったお店が空
2019年5月20日 11:55
精進料理のなかでもおもてなし料理と言われる「胡麻豆腐」。高野山や永平寺に行くと、お土産でも売られている。胡麻を擦って練りゴマの状態にし、葛で固める。出汁や調味料を入れるものや、練りゴマから作るものなどレシピは様々。そんななかでも胡麻と葛と水だけで作るレシピがあり、胡麻を油がじっとりと出てくるまで擦り続け、抽出した胡麻の油を少しずつ水を加えて溶かし、葛で固める。調味料を加えないので胡麻の擦り加減が
2019年5月17日 13:23
東京の飲食店で働いていたころ、会社の中にいて働いていればお金が貰えるけれど、1人になったときになにもできるものがない自分にがっかりしたり不安になったりした。たとえばお金の価値も言葉も文化も違うところに行った時に、人を喜ばせられるものすらない。歌がうたえたり、絵を描いたり、髪を切ったりできれば人に何か与えられる。けれど私にはそういう特技みたいなものがなかった。好きな仕事をしていたので転職を考えてい
2019年5月16日 11:16
今年になってから東京の大学生運が強くなっている私ですがGWにも案内した。2月に行った移住相談会で出会った子で、年明けに「藍染したい!」と思い始めてからもう何度もバイト代を使って東京から徳島までやってきている女の子。うちに来るのももう2度目。春には大学を卒業し、働き始めたので今度は仕事の合間をぬって徳島を訪れている。もちろん高速バスを使って(若い女の子は高速バスを使ってやってくるのだ)。今回は特
2019年5月15日 11:27
阿南市では大学生の地域実習を受け入れているどうやら東京の女子大学生運が強くなっているみたいで、GW明けにも阿南を案内していた。若い女の子はみんな東京から徳島県阿南市まで夜行バスを使ってやってくる(わたし調べ)。徳島県阿南市では2016年より東京にある大正大学地域創生学部の地域実習を受け入れていて、1年生と3年生が約40日間阿南市に滞在しそれぞれの研究テーマをもって阿南市のことを調べたり地元住民に