臨床心理士ママが発達凹凸育児に挫折。その経験が自分の人生を心から楽しむきっかけになった。
発達凹凸・育てにくい子がいても
自分の人生を心から満足して
幸せに生きたいママのため
マインドフルネスをベースにした講座を実施しています。
小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)です
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発達凹凸っ子のケア
物理的にも精神的にもすり減り
自分の人生ってなんなんだろう…疲れた…つらい…
でも
自分の人生を心から肯定して
幸せだなあ…って感じたい。
自分の人生を輝かせたいママさんのヒントとなる記事を
書いていきます。
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【自己紹介】をかね、
これまでの道のりについて書いていきますね。
地域で親子や幼稚園の先生をサポートする心理士として12年目。
関わった親子は1000組以上。お茶大卒。東大院卒。
●療育が天職時代
本当に発達支援の仕事が大好き。
土日になると研修に出向き、
特性に応じた対応法を学ぶ。充実した日々。
転職するとき
「親子でついていきます!」
「どこに引っ越すんですか?」
「メールを交換したい」
ママさん達に言ってもらえていました。
子ども達も大好き。
療育は天職!一生続ける!と思っていました。
●育児に挫折し休職
育てにくい長男の子育てが始まり一転。
寝ない・癇癪の嵐。
これまで得てきたスキルや知識が
全く通用した感じがしない。
イライラばかりで自信喪失。
子どもに意識が向きすぎて
好きな音楽もテレビも食べ物も
分からなくなっていました。
他の人に迷惑をかけないように
子どもを夫に怒らせないように
子どもの発達特性をケアするように
ママとしての宿題が山積み。
気が付くと
焦燥感や倦怠感、孤独感。
心身のバランスを崩し休職していたこともあります。
【マインドフルネス】との出会い
マインドフルネスとは、価値判断をせず
「今ココ」に意識を向けることです。
MBSR、MSC、MBCT…さまざまなプログラムを
受ける中で…
・なんて思考優位なんだろう!!
・なんて自己批判的なんだろう!!
・自分の価値判断をなんて押し付けていたんだろう!
これまでにない気づきの数々。
のめり込んでいきました。
マインドフルネスを継続するなかで得たことは…
▼視野を広げる
→これまで当たり前に正解と思ってきた
育児の在り方は絶対ではないと気づきました。
これにより、
自分の生活に見合った方法をクリエイティブに
探索できるようになりました。
▼他者への信頼感の高まり
→専門家だから一人でやれる!を手放して、
外部のサポートを受けられるようになりました。
ほんとうに皆さんに助けられています。
▼自分への信頼感の高まり
→育児ストレスには波があります。
今でも辛いことは沢山あります。
でも…どんなことがあっても大丈夫。
自分自身が帰ってこれる安心できる家。
自分だったら大丈夫。安心感が持てるようになりました。
子育ては大変。
大変さを乗り越えた先にも
育児ストレスの波はやってきます。
今でも泣きたくなることもあり
単純ではありません。
振り出しに戻った感覚を持つこともあります。
でも、
【今の自分が一番好き】
今の私が一番好きです。
今の私が一番楽で楽しい。
それは、
私の人生を大切に生きているから。
母として
女性として
支援者として
様々な社会的な役割に
無意識に縛られてなくなったから。
今の自分に
なにが必要か。
本当に必要な選択を取れるようになったからです。
【子どもに生き方の背中を見せたい】
母が自身を主人公にする生き方は
子どもが自らの人生を楽しく生きるための
モデルになります。
ママの人生を精神的に豊かにするのは
子どもの幸せにも繋がります。
【子どものために頑張る!を手放す】
発達凹凸っ子は、社会で生きるのが大変。
だから、子どものために何かしなきゃ!!!と焦ります。
特性をマイルドにしてあげたい!!
そのためにhow-toを学ぶ。
それも一つ大事なことではあります。
でも、
声を大にして言いたいのは、それだけじゃない!!ってこと。
自分の人生に疲れた発達凹凸っ子ママが
無理して笑っていても、
真に子どものためにはなっていないかも…
だからって、
自分の人生を生きるために
海外に行ったり、起業したり、
人生をがらっと変える必要はなくて。
日常生活の過ごし方や考え方を変えるだけで
十分楽しく幸せに生きることができます。
noteでは、その考え方や工夫を
ご紹介していきます^^
これからどうぞよろしくお願いいたします^^
臨床心理士公認心理師の場合、
どこまで自己開示するのか検討する必要があると言われています。
私はマインドフルネスの講師や僧侶の方々から沢山学びを得ました。
最も学びとなるのが、講師や僧侶のそれぞれの生き様です。
マインドフルに自分と向き合い、
自分や他者との付き合い方を探索したお話です。
だからこそ。
私もこのように個人的なお話を開示することにしています。
(ネット上ではカウンセリングをしないという想定の下です)