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【言語学】言葉が世界を作っている
世界が間違いを犯そうとするとき、君はそれを止める力を持てるか。
君はそれを止める言葉を持てるか。
世界が愛を見失いそうになっているとき、君はそれに光をあてることができるか。
君はその光に仲間をあつめることができるか。
世界を動かそうとするとき、君はまず目の前にいるひとりを動かさなければならない。
そのひとりの胸のなかにある心を動かさなければならない。
つまりそれは、ひとりの心を動かすことができたなら、世界を動かすことができるということだ。
君の言葉は、国境を越えて、人種を越えて、時を越えて、文化を越えて、
それを必要とするひとに届くか。
世界に届く言葉をもて。その言葉で責任をもて。
言葉が世界を作っている。その事を記事にするのに、4ヶ月以上経ってしまいました。
忘れてただけなんですが、ある動画を見て思い出しました(笑)
古舘伊知郎氏が「言葉こそ煩悩だ」という話をしていたのを聞いたんです。とても本質的な話だと思いました。
ヒトは言葉を沢山学んだからこそ、決めつけや思い込みなど、想念が膨らんで雁字搦めになっています。
「言語が変われば周りの世界も違って見える」ということが証明された。同じ人でも、そのときに使っている言語によって物事の捉え方が変わってくるのだという。
どんな言葉を使っているか。それが、人生を決めます。
悩みなど、生きづらさを生んでいるのは、その人が持つ言葉です。だからこそ人類は、書物などの方法を使って色々な言葉を知り、様々な視点を学んできました。
身の周りにある本、バッグ、辞書、制服も、その言葉を幼い頃に私たちが知ったときに初めて、「そこにある」ことになったわけです。それ以前は、「なかった」のです。「ものが先にあるのではなく、まず言葉があってそれからものが存在する」ようになります。ですから、本を読んで言葉を覚えれば覚えるほど、存在するものは増え、世界はどんどんと広がっていくのです。
そうやって世界を広げてきたのが科学ですが、逆に狭めて悟るのが、東洋哲学です。
我々は、知らなくていい事まで知ってしまった。
幾多数多の情報を吸収する事で知的好奇心を満たしますが、他者と比較するなど情報で不幸を感じます。
言葉の取捨選択や、使用方法に注意せねばなりません。
刃物は料理に使えば人々を笑わせられる。暴力に使えば、人々を傷付けられる。
言葉も同様に、使い方が大事です。
「言葉」というのはとてつもなく大きな力を持つものだ。
だから私達は自分の「言葉」も相手の「言葉」も大切に扱い、日々を過ごしていくことがよりよい社会を作るのではないか。
「類は友を呼ぶ」という諺は正しいと思います。
どういう言葉を使って生きているかで人格が変わり、周りの人間も変わり、未来をも変えるのです。
言葉こそ世界。より良い言葉を心掛けていたいです。
世の中面白いもので、悪い言葉を使っていると
悪い言葉を使う人が集まってきます。
否定的な言葉ばかり使っていると
いつも否定的な言葉ばかり使う人が集まってくる。
コレ、マジです。
自分が使っている言葉に合わせて周りの環境も変わっていくんです。
なんか心当たりありませんか??
「マインドセット」なんて言葉が自己啓発界隈で使われたりします。
偉人の思考を学び、同じような言動を選択する事で、成功者に近付こうというものです。
これは、「引き寄せの法則」とも近しい考え方。
言葉が思考と行動に影響を与える「プライミング効果」
一時、大ブームとなった「引き寄せの法則」。自分が望むものに対してポジティブな言葉で願い続けることにより、その願いが現実となるという、成功論のひとつです。
これは、脳科学や認知科学、心理学でいう「プライミング効果」で説明ができます。言葉が行動に影響を与える効果のことです。
「引き寄せの法則」では、実際には「言葉」が現実を引き寄せてくれるわけではなく、言葉が私たちの“記憶”に影響を与えており、その記憶が私たちの認識に影響を与えることで、自分の都合に「引き寄せて」現実を見られるようになると考えられるのです。
『思考→行動→現実』である。
それは、言葉が人生を築いているという事です。
言葉を大切に、生きていきませんか?