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「冒険」にまつわるエトセトラ~「いつか」は危険な言葉、古い価値観を捨てるという冒険  

 新年が始まって2週間が経過しました。
 年末年始はゆっくりとできたでしょうか?
 
 毎年、冬休み(仕事のお休み)期間を使って、次の年の目標や計画を立てます。
 1年のテーマやテーマに関わりそうなキーワードを挙げて、1年を見通すことをします。今回、そんな中で出てきた、キーワードが「冒険」。
 もう少し、平たく言えばチャレンジ、挑戦です。

 
 人によっては、なんだ、そんなことか、当たり前すぎるという方もいるかと思いますが、臆病で人見知り、引っ込み思案な自分からするとかなり勇気のいる、ハードルの高いキーワードです。そして、昨年の経験から今の自分に必要な言葉でもあると思い、決めました。

 すると、おもしろいもので、「決める(意識をフォーカスする)」と、それにまつわる情報が「引き寄せられる」(目に飛び込んでくる)ようで、後押しするような言葉が集まってきました。
 以下、紹介します。よかったら、お付きあいください。

1 「いつか」は危険な言葉

 年末年始の楽しみの一つが、録画してきたドラマや新春映画を一気見する事です。
 その中で見た映画にトム・クルーズとキャメロン・ディアスが出演した「ナイト アンド デイ」という映画もありました。正体不明の元スパイと平凡な女性が繰り広げる逃亡劇ですが、二人が出会った飛行機内で、互いに「やりたいことリスト」を紹介するシーンがありました。その時、トム・クルーズが言いました。

「いつか」は危険な言葉だ。
 永遠に叶わないことと同じことを意味する。

 やりたいことリストをつくることは大切ですが、チャンスが来たらとか、そのうち時間にゆとりができたらなどと先送りしていくと、結局のところ、何もできないままになってしまいます。

 もちろん、お金や時間などの制約もあって、何でもその場ですぐにというわけにはいかないところもありますが、せめて、「いつか、やってみたい」が口癖になることだけは避けたいと思いました。
 いつか、いつかでは、永遠に行う日は来ないからです。

 たしかに、トム・クルーズの言う通りです。

2 ゲームの中の冒険だけで満足しない。

 ドラクエやファイナルファンタジーをはじめとしたRPGゲームがあります。
 どちらも、主人公が、自分が住む「世界」を飛び出して、冒険しながら成長し、目的を遂げていく内容になります。

 そして、冒険中の戦いの中で、経験(値)を積んで、レベルを上げていきます。私も楽しくゲームをした時がありました。
 
 そして、なぜか、ここでは、結構大胆な行動もとれました。
 まあ、ゲームと分かっているからですが、ちょっと強い敵がいるところでも試しに行ってみたり、あえて、遠回りしてみたり。
 
 ゲームならできる大胆な行動、冒険が、現実世界になると急にしぼんでしまいます。そして、だんだんと活力や挑戦へのエネルギーが減ってしまいます。

 できるけ失敗はしたくない、できれば、コスパ良く、タイパ良く、スマートに上手に成功したいと思うことは人情だとは思います。
 しかし、それが習慣になってしまうと、可能性が少ない事には手を出さなくなりがちです。あるいは、成功が約束されている、結果が保証されていることでないと、一歩を踏み出さない傾向が強まります。失敗はしないかもしれませんが、大げさに言えば、だんだんと「生きる意欲」が失われていきます。

 失敗とは挑戦した証だからです。
 冒険、挑戦しなければ、失敗はないかもしれませんが、飛躍もありません。

 そして、ある意味、約束や保証がないからこそ「一生懸命取り組む」ともいえます。
 私は野菜を育てていますが、初めから「ここでは、白菜が3玉とれる」と決まっていたら、「白菜3玉分」の努力しかしないと思います。
 でも、そんな保証もなく、一生懸命に育てても、1玉しか取れないかもしれないし、逆に、5玉とれるかもしれない・・・ということだったら、より「努力」しますし、たくさん収穫できるようにと、意欲をもって様々な勉強もします。エネルギーが湧いてきます。
 そして、たとえ、失敗したとしても、じゃあ来年は・・・こうしてみようか・・・と次へのエネルギーが充電されます。
 小さな成功はできても、逆に、イノベーションが起きづらくなります。
 やっぱり、冒険しないと大きな飛躍はみこめません。

 たとえ、結果としては同じだったとしても、「経験値」として、自分に残るものには、大きな差があります。また、初めから結果が分かっていたら、ただの手続きになり、わくわくもしません。

ゲームでしか、冒険を知らない大人にはなりたくない。

本当の冒険(人生)には、ゲームでは味わえないような悔しさや喜びがある。そして、そんな心から湧き上がる感情を体験できてこそ、成長があるのだと思います。
 

3 価値観の転換という冒険

 「冒険」というと、外の世界に飛び出して、いろんな場所に出かけていくというイメージがあります。もちろん、まだ行ったことがない場所、見たことがないものを見にでかけることは、新しい世界に触れる冒険と言えます。
 
 でも、

「新しい世界を経験する」という意味では、自分のこれまで持っていた価値観を転換する(古い価値観を捨てる)ことも、新しい自分に出会う、新しい経験ができるという意味では「冒険」と言えるかもしれません。

 ただ、自分を変えるということはなかなか大変な事です。
 成長とは、「古い自分が死んで、新しい自分に生まれ変わること」を意味するからです。人は変化を嫌い、安心のために、たとえ「不幸」と思えるような状態でも現状維持を望む傾向もあります。そのため、「死ぬほど」のところを潜り抜けないと劇的な変化が望めないところがあります。
 
 少しずつの成長を考える時に、大切なのが「一歩を踏み出す勇気」かもしれません。
 たった一歩でも踏み出すことで、見える景色が変わります。
 そして、踏み出したことにわずかな自信を得て、次の一歩を踏み出すことが、前よりも容易になります。そこで、2歩目を踏み出すと更に加速度的にどんどんと足が前に出て前進が始まります。

 人は、こわくて冒険できなくても仕方ないという言い訳のために、それらしい理由や根拠を見つけ出すことがあります。

 でも、怖さはGOサインです。
 今までの自分の思い込み、古い価値観を捨てて、前進することは、自分の世界を大きく広げる、とても重要な一歩、「冒険」になるからです。

  
 今からどこへ冒険しようか、どんな「自分」に出会えるのか楽しみです。
 
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです