見出し画像

スマホ首を考える〜からの郷ひろみ続報「SONGS」

少し前のことですが、背骨が連なったデザインのシルバーのブレスレットを買おうとしたら妻に猛反対されました。
最近、また買いたい欲が湧いてきました。
妻に内緒で買っちまおうか、、、いや、まだ早い。
田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。

スマホ首ってどんな状態?

アナタもそうかも。私もそう。

「スマホ首」、よく聞く言葉になってきましたね。スマホに限らず、読書や裁縫など、うつむいて何かに熱中すると首が凝ってしまうアレです。
だから決して、最近まで存在しなかった症状ではないんですが、スマホやPCの利用時間が長くなるにつれて、訴えが増加しているということでしょうね。

道を歩けばスマホ首の人をみない日はありませんし、老若男女問わずの症状です。
筋トレお兄さんや、美意識高いお姉さんでも、首だけ前に出てるような人もいますね。勿体ないよ、、、みんなせっかくキレイなのに。

かく言う私も他人事ではありませんし、妻はPC仕事なので、スマホ首っぽくなっています。
自戒も込めて。

本来の首のカタチとスマホ首

ヒトの首は、前に凸の弯曲があるのが通常です。
重い頭を支えるために、首の弯曲で垂直方向にかかる負荷をうまく分散して支えるのが本来です。

猫背のクセが付いてしまうと、背中から首にかけての部分がまっすぐになってしまいます。
前を見るのに必要な弯曲が首の上の方に集中してしまい、うまく負荷を分散できなくなるのです。

「ストレートネック」と言われているものと同義と考えて差し支えないでしょうが、より分かりやすい表現だなぁと思います。

横からみると首から背中にかけてのラインが、真っすぐになっています。
横向きから写真を撮るとよくわかります。横から見て、肩関節よりも耳が前に来ているのが分かりやすい特徴です。

垂直に支えても重い頭を、斜めに傾いて支えるなんて無茶な話です。
そして慢性的に負荷がかかると、様々な症状が出てくることが想定されます。


スマホ首の影響は他にも

血流の悪化と自律神経への影響

前回のnoteでも書いたのですが、首は大事な血管や神経が通るので、血管や神経に影響が出ることが懸念されます。

呼吸や血圧を調整する中枢は、首のすぐ上にあります。このエリアの血流が悪くなると、調整が上手くいかなくなるんじゃないでしょうか。
ということで、
「ストレートネック 自律神経 因果関係」で
ググってみたら、ヒットしたのがこちら。

鍼灸師や柔整師じゃなくて、お医者さんの見解です。

首のこりと自律神経の関係は、鍼灸マッサージ師界隈では常識みたいなもんですが、ちゃんとお医者さんが証言してくれてると心強いです。

首の筋肉の異常が、どのようなメカニズムで自律神経に影響を与えているのかは解明されておらず、いまのところ推測の域を出ません。ただ、はっきりしているのは、首の筋肉のコリ(首こり)を解消すると、自律神経失調症の諸症状が治癒するという現実です。

リンク先から抜粋しました

なんとかメカニズムを解明してほしいですが、
「首が凝ってるから」じゃ説明にはならないのかな?

骨・軟骨への影響

本来の首の姿勢を保てていれば、重力をまんべんなく分散して支えることができます。
ところがスマホ首の状態では、うまく分散することができなくなります。
だから疲れやすい→肩や首がこる。
だけではありません。

うまく分散できないということは、一部分に負荷が集中するということです。
それは筋肉や靭帯だけではなく、骨や軟骨にも同じことです。
無理な負荷が継続して骨や軟骨にかかり続けることで、骨の変形や、軟骨の損傷が起こる危険性があるのです。

「いつの間にか骨折」、聞いたことありますよね。継続して負荷がかかることで、骨がへしゃげて変形してしまった状態です。 

同じことが椎間板で起これば、椎間板ヘルニアです。椎間板は上下の背骨(椎骨)をつなぐ軟骨で、負荷を分散するクッションです。
過度な負荷で椎間板が変形したりつぶれたりして、脊髄に障る状態を椎間板ヘルニアといいます。
椎間板ヘルニアは腰だけでなく、首にも起こるのです。

これらは決して骨の弱い高齢者だけのことではなく、働き世代にも起こり得ることです。
むしろ働き世代ほど、仕事の責任だったり熱中するだけの体力があったりするだけに、症状が進むまで無理をしてしまうおそれがあります。

休んでも首の痛みが引かないようなら、レントゲンなど検査をお願いします。

首を大事にするには

首だけで考えないこと

まず根本的なことですが、首は背骨の一部に過ぎません。腰から連なった背骨の上部ですから、下部がまっすぐでなければ上部が傾いてしまうのは当たり前です。
そもそも背骨も骨盤や股関節で支えられていますし、その下には膝や足首、足裏とすべてつながっています。
首からは肩から腕に筋肉がつながっていますし、それぞれが支え合って身体ができています。

首が痛いからと、首だけケアをしても限界があります。ヒトの身体はつながっていますし、機械と違って部品交換はできません。
思わぬところから痛みが出ることもありますし、思わぬところから痛みが取れることもあります。

痛む箇所を重点的にケアするのは当たり前に必要ですが、併せて他にケアするべき箇所はないかを考えてみてください。

私の場合、首と自律神経の症状がひどい方には、背中まで状態を確認しています。肩甲骨の下の高さくらいまで背骨周辺をチェックして、反応が出ている箇所を探します。かなりの確率で、背中にも症状が出ていますよ。
あとは肩関節や鎖骨周辺も触ることが多いです。

みんな、原因は分かってますよね

実際のところ、首にしろ肩にしろ、しんどくなる原因は皆さん分かっていると思います。
いちばんしんどく感じるときが、その原因です。

仕事でPC使ってたり、長時間下向いてスマホしてたり、思い当たることがありますよね。
でも、やめられないですよね。
だからせめて、ときどきはケアしてあげて欲しいのです。

時間を区切って仕事をして、休憩のときはしっかり身体を休めてあげるとか。
信頼できるセラピストに、定期的にケアしてもらうとか。
言ってる私も、身体のそこら中で痛みが出たり消えたりしてますけどね。

テレビに出ている俳優さんたちは、さすがキレイですよね。でもキレイなだけではありません。
ちゃんと全身がキレイに映るように、身体のすみずみまで気を使っているんです。
 
キレイな姿勢を保つことで、血管や神経の通る大事な首も正しく保っているわけですから、健康面でも大きなメリットです。
キレイで元気になれたら、サイコーですよね。
というより、健康であることはキレイでいるための必要条件とも言えるのではないでしょうか。

スマホの画面に写る自分の顔ばかり見て、イイ感じだと思ったのに、
全身ショットになったら、、、アレ?
みたいなのは勿体ないじゃないですか。

少し姿勢にも気を配って、身体のケアもしてあげて、健康に美しくいてもらえたらと思います。
きっとみんな、もっと元気でもっと美しくいられるポテンシャルをお持ちですよ。

郷ひろみ続報!!

NHK「SONGS」に郷ひろみさん出演されていました。
昔の紅白歌合戦の映像もいっぱい出てきてたけど、サイズもキャラクターとしても、同じ衣装で演れてしまいそうなのがスゴい。
来年には70歳を迎えるそうです。

テレビスタッフもダンサーやバンドメンバーも、ほとんどが郷ひろみよりも年下だろうから、下の世代からも慕われ頼りにされてるんだろうなと。

自分がそうなったときに、下の世代から慕ってもらえるのだろうか。人間性を磨かねばなりません。

しかし番組の企画で、新百合ヶ丘駅からNHK放送局まで在来線で「電車でGO!」させられてて😂
真面目に駅員さんに聞いたり、ICカードにチャージしようとして戸惑ったり、チャージしたのに切符を買ってしまったり🤣
チャーミング!!

こういうとこだよなぁ、愛されるの。
高校生以来の在来線に乗る郷ひろみ、すったもんだしても楽しそうでほっこり。
ずっと各駅停車でガラガラの中、ピシッとした姿勢で座って不安そう。やっと目的の駅を降りて、見慣れた建物を見つけてニッコニコで「電車でGO〜!」なんて言ったり。

番組MC大泉洋氏が
「このVTR、どこがSONGなんですか!」
「でもめちゃくちゃ面白かった!」

楽しませてもらいました。
チャーミングなおじさんになろう。
背骨デザインのブレスレットが似合う、チャーミングなおじさん🥸
ええやん(笑)
ブレスレット、メーカーのHP見たら値上がりしとるやないか🤣急に冷めたわ🗿
ええ加減にしとけってことかい?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?