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電車の窓から

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ふと思いついたのが書くの楽しかったので、毎日連作で投稿してみようかなと思いました。続きのこと考えてないので、いつ終わるか、どんな話になるのか、私も楽しみです 終わりませんでした、…
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#電車の窓から

電車の窓から25

2020年5月13日 扉を開けると、大量のスクリーンが並んでいた。白っぽい部屋に狂うほど並んで…

根村菊真
4年前

電車の窓から24

2020年5月13日 バン!と言う音で目が覚める。 車は止まらず走り続ける。 「あー…待ってもう…

根村菊真
4年前
1

電車の窓から23

2020年5月12日 棚を調べようと手を伸ばした時、扉が開く音がした。 ヒナがこちらにやってくる…

根村菊真
4年前

電車の窓から22

2020年5月11日 ヒナにもてあそばれる事を許しても、疑惑の念は取れた訳では無い。 大体、タイ…

根村菊真
4年前
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電車の窓から22

2020年5月10日 「私はここがいいの」 言うと、ヒナは目を丸くした。 「こんなおんぼろが…?…

根村菊真
4年前

電車の窓から21

2020年5月9日 夜が明けるまで2人でそうしていた。 食事も取らずに。 ずーっと泣いていたから…

根村菊真
4年前
1

電車の窓から20

2020年5月8日 部屋は、押し入れから大量にモノがひっくり返されているだけで、そこまで荒れていなかった。 「中途半端な常識だけ持ち合わせやがって」 「まぁ、その注意散漫のおかげで、ルナが見つからなかったんだけどね」 押し入れの中を指さす。 私のくぐった扉は、見れば直ぐに分かるような扉だった。 「本当に、頭の悪い人」 「ルナ、大丈夫?」 「え?ううん」 涙がぼろぼろこぼれてきた。腹の底に冷たい物が横たわる。 「ルナ」 ヒナは私の名前を呼び続ける。私の名前。私の名前。 「私の

電車の窓から19

2020年5月7日 ヒナが目を覚ましたのは、日付が変わってからだった。 早く起こしてくればよか…

根村菊真
4年前

電車の窓から18

2020年5月6日 言い残すと、まだ夜なのに、ヒナは眠った。 黙々と、眠っていた。 15分だけ、と…

根村菊真
4年前
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電車の窓から17

2020年5月5日 服を畳み終えて、タバコを2人、並んで吸う。 ヒナはヘビースモーカーの割に今日…

根村菊真
4年前
1

電車の窓から16

2020年5月4日 帰りの電車では何も話さなかった。 日差しの温もりはとっくのとうに失われてい…

根村菊真
4年前
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電車の窓から15

2020年5月3日 まだヒナの息は整わない。私も同じように隣に座り込む。 「ルナ、先に、行って…

根村菊真
4年前
3

電車の窓から14

2020年5月2日 洋服を一通り買い終えると、靴まで選んでくれた。ひとつでいいと言ったのに、何…

根村菊真
4年前
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電車の窓から13

2020年5月1日 さくさく歩いていくと、直ぐに商業施設に着く。ヒナは楽しそうに私を下着売り場に連れていった。 「ほれ!好きなの選んで、サイズは?」 私のサイズを伝えると、ヒナはぽんぽんと下着を選んでいく。 色は何故か淡い色が多かった。 「この色が似合うと思うんだ」 買い終わった時、ヒナはそう言っていた。 その足で洋服も見に行く。私のサイズ感に合わせて、洋服を選んでいく。 「スカート?ズボン?」 「あ、ズボンで……」 ヒナの勢いについていけない。服なんて着れていればなんでも