野菜【アボカド】の英単語・漢字・特徴の紹介
野菜のアボカドは英語表現はありそうだけど、漢字はないだろうと思っていませんか。アボカドにもちゃんと漢字があるんですよ。しかも、到底読めなさそうな漢字なんですが、気になりませんか。
この記事では野菜のアボカドに関する英単語、漢字や特徴などを紹介していきます。
アボガドに関する情報
アボカドはクスノキ科ワニナシ属の木もしくは果実のことを指しています。木になるものが果物と言われることが多いから、アボカドは果物として認識されることもあるんですね。この記事では野菜とさせていただきます。
アボカドはかなり歴史が古く、原産地にあたる中央アメリカではなんと約5000年前から栽培されていたと言われています。コロンブスがアメリカ大陸を発見したと言われる1492年にはアメリカ一帯でアボカドが栽培されていたと言われていますが、アメリカにどのように伝わったのかはわかっていません。
日本に伝わったのは昭和初期となる1930年頃で、人気が出始めたのは2010年を過ぎてからなので、日本でアボカドが流行したのはつい最近のことになるんですよ。
今では果実の中ではバナナやパイナップルについで多く輸入されることもあるくらいなので、人気が高い野菜ってことがわかりますね。
日本でもたくさん栽培されているアボカド
日本に入って間もないアボカドですが、日本では和歌山県、鹿児島県、高知県などの暖かい地域で栽培されているんですよ。
個人で発芽させることもでき、観葉植物として育てることができるのが人気のポイントなのでしょう。
アボカドの由来・英単語
「アボカド」と言われるのは英単語 avocado そのものから来ています。
日本に入ってきたのがかなり遅いから、なかなか日本独自の歴史で名前が付くことはないしないかもしれません。
avocado の語源
avocado の語源は意外で、ナワトル語(?)の”ahuacatl”が由来していて、男性に特有の意味があるそうです。アボカドを割る前の見た目そのものから来ているんですよ。
この由来を知ってしまったら「アボカド美味しい~」とは言いにくくなってしまうかもしれません。
ネットの英英辞典では、avocadoは次のように表されます。
a fruit with a thick green or dark purple skin that is green inside and has a large seed in the middle
「薄い緑色もしくは紫色の皮を持っていて、内側が緑色で、中心部に大きな種がある果物」
引用元:avocado(ロングマン英英辞典)
アボカドの漢字
そうなるとますますアボカドの漢字はなさそうに思ってしまいませんか。もちろんちゃんと漢字があるんですよ。
ヒントは植物学で分類された「ワニナシ属」そのものです。これを漢字にした「鰐梨」がアボカドの漢字になるんですよ。
この漢字はアボカドの皮が動物のワニのようなゴツゴツした状態であることから付けられたんですよ。
この由来から付けられたことから「鰐梨」が和名としても使われるようになったんですよ。
英語の語源をそのまま漢字に当てはめるのはさすがに問題ありかと思って、別の名前をつけようとしたのかもしれません。
和名で「ワニナシ」と呼ばれるくらいなので、英語として alligator pear で使えることもあります。
海外から入って間もない野菜なのにワニの漢字が入った和名が付くくらいなので、日本に入ってきたばかりなのに人気が高いってことを示していますね。
ワニナシの漢字の中に「梨」が含まれていましたが、果物の梨についても知りたくないですか。この記事には載っていないことも紹介していますので、ご覧いただければ嬉しいです。
まとめ
アボカドは「森のバター」と言われるくらいなので脂肪分はかなり多く含まれています。その代わり、植物油なので動物油よりは健康へのリスクが下げられます。
いろんな健康効果はありますが、牛肉のひれ肉よりも脂肪分が多い野菜なので、食べ過ぎないようにしないといけないですね。
次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。