楽器の練習が心を安定させ脳を活性化するという話
これはジャズピアニストの小曽根真さんがよく言う言葉です。
ホントそうだなあと思います。
自粛解禁で音楽ライブもすっかり戻ってきました。
大好きな音楽にリアルにどっぷりと浸る。
それだけのことが当たり前じゃないと思い知らされた2年間でしたね。
ステキな音を全身で感じることは、わたしにとって至福の時間。
でも、音楽は聴くだけではなく、自分でやるものでもあります。
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子供のころからとにかく音楽好きなんです。
ハーモニカ、木琴、リコーダー。
なんでもかんでも触れるだけでも楽しくて、うれしくて。
中学の頃からはギターを弾くようになりました。
生楽器っていいですよね。
音が身体に響いてそれだけで心地よい💛
わたしは弾いていると没頭するタイプみたいで、ただただ無心にのめりこみます。
この時間が本当に楽しいんです。
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そんなわたしが3年ほど前、突然ピアノに目覚めてしまいまいして(^^;
ちょうど例の自粛が始まったころのことです。
でも家にピアノはありませんので、初めのうちは近場の練習スタジオに週1回ペースで通ってはポロポロと鳴らして喜んでいました。
そうするうちに、2時間借りてもあっという間で物足りなくなってしまい、思い切って電子ピアノを購入!
(楽器なんてね、毎日練習しなきゃ上手くなりません。覚えが遅くなってきている年頃なので、なおさら……)
外出自粛を言われ始めた頃でもあったので、ちょうどいい感じに引きこもりしていました。
やることもないから、ほとんど毎日2時間ぐらい弾いてましたね。
ひどいと(?)昼と夜の2回とか。
ほんとにね、ハマるとのめりこむタイプなので(笑)
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楽器を弾いているとき、練習しているときって、たぶん誰でもかなり「無心」状態になります。
「無我」といってもいいかもしれません。
楽譜と指と音にひたすら集中する。
考えていたら間に合わないですから。
「見る・聴く・感じる」ことを全部いっぺんに捉えて、かつ、指の動きをコントロール。
そのために高いレベルでの集中が必要になります。
いまこの瞬間に没頭しながらも、次に音がどこへ続くのか、つねに先を意識することも必要。
つまり、右脳的なものと左脳的なものを全部使うんですね。
無意識的に行動しながらも、意識的にコントロールする。
楽器を弾くって、そういう行為です。
そう考えて、はたと気がつきました。
これ、まるで、瞑想と同じだ!
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楽器の演奏は心を豊かにすると、よく言われています。
その場合、「情操教育」的な扱いで語られることが多い。
でもそれを「瞑想」として考えると?
楽器演奏のもたらす効果に深みや広がりが加わります。
心や感性を開くものであり、同時に、脳を全体的にバランスよく使うための、すぐれた訓練でもあるということです。
集中している状態では脳波が変わります。
いわゆるアルファー波が出ている状態。
集中しながらもリラックスしている状態。
心がやわらかく解きほぐされて、でも、頭はスッキリ、クール。
つまり、瞑想している時と同じなんです。
好きな楽器を弾くことを楽しむ。
それで心が癒され、脳が元気になる。
すてきだと思いませんか?
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この記事を書くのにリサーチしていてTEDでこんな動画を見つけました。
【楽器を演奏することがあなたの脳にどのように役立つか】
アニタ・コリンズ博士(脳の発達と音楽学習の分野の教育者、研究者)
まさに、これ!です。
もしこれまで何もしたことがないという人でも、もしやってみたいなと思うなら、今からでも遅くありません。
気になるものを何か始めてみてはいかがでしょうか。
上手くできなくたっていいじゃないですか。
音楽とは、音を楽しむこと、ですから。
そして脳は楽しいことが大好きです。
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こちらも参考にどうぞ💛
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