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映画、書籍、音楽の感想など
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新しいフォルダー#11 ドラマ2025年2月第2週

新しいフォルダー#11 ドラマ2025年2月第2週

御上先生 #4

まだまだ点と線が結びつかない感じの第5話。学園祭で教科書検定に関する展示物を企画する生徒たち。ディベートってああやるんだって感心。本心とは逆の立場で、方や法令や経緯からロジカルに賛成を主張し、方や関係者の心情に寄り添った理由で反対。生徒のキャラクターを描いてる。
ちゃっかり生徒とお揃いの学園祭Tシャツを着る御上先生。愛されてるとの発言もあり、生徒との関係性は明らかに変わってる。

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新しいフォルダー#10 ドラマ2025年2月第1週

新しいフォルダー#10 ドラマ2025年2月第1週

ホットスポット#2

超能力を使う宇宙人のおじさんにお願いするのが、あくまで普通の人たちの身の回りのしょうもない事というのがシュールだしリアリティがある。それにしても体育館の天井に挟まったバレーボールは、電球交換の時についでに落としてたなんて。

ホットスポット#3

高橋さんの夜勤での入浴の謎のタネ明かしがあり、おじさんの生態が少しずつ明らかになっていく。支配人に隠れて入浴した後で凍えているとこ

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新しいフォルダー#9 ドラマ1月第4週

新しいフォルダー#9 ドラマ1月第4週

御上先生 #1

キャスティングがなんだかすごく安心するって真っ先に感じた。イケメンやり手官僚の岡田将生、メガネ上司の及川ミッチー、不器用でも情熱ある若手教師の吉岡里帆、どれもマンネリとは違うどこかで見た安心感。一見してストーリーと関係ないけどこのドラマを見ようと思う要因になってるはず。
御上先生の何を仕掛けられても返せそうな最強感も安心してストーリーを見れる要因かも。まるで某・小悪魔教師に近い安

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新しいフォルダー#8『PERFECT DAYS』

新しいフォルダー#8『PERFECT DAYS』

レコードやCDに興味が回帰していた昨今、その界隈からすこぶる評判が良く、ずっと前から気になっていた映画をアマプラで鑑賞。

★★★⭐︎⭐︎:3.0

映画はストーリーの大きな起伏がなく、主人公・平山の淡々とした日常が続く。しかしそう見えているのは僕らだけで、他人に「住む世界が違う」と言われようと、自分の生活を崩さずに好きなものに囲まれ、小さなことでも素直に喜びを感じる人生は、とても豊かで起伏に富ん

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新しいフォルダー #7 2024年音楽の私的まとめ

新しいフォルダー #7 2024年音楽の私的まとめ

2024年が終わり、僕のフォローするYouTubeなどでは音楽のまとめをあげる人がチラホラ。今回は僕もそれに倣って、僕が愛用するサブスクであるSpotifyのまとめを使いながら、2024年の音楽の私的な振り返りをやってみたい。

トップソング

去年僕が最も聴いたのはCreepy Nutsだったらしい。いや、その他ランキング4位までが全部車中で子供たちにせがまれてかけた曲だった。それにしても今年前

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新しいフォルダー#6 映画『映画 フィッシュマンズ』

新しいフォルダー#6 映画『映画 フィッシュマンズ』

★★★⭐︎⭐︎ 3.0

今でも国内外から広く人気のあるバンドであるフィッシュマンズの映画。歴代メンバーやスタッフ、家族、他のアーティストのインタビューをベースに、当時のインタビューやライブ映像でフィッシュマンズの活動を振り返るドキュメンタリー。

まずはゴリゴリ90年代のファッションを身にまとうメンバーがオシャレ。いや、クラシックカルチャーとして何十年も語り継がれるには、やっぱり音楽性だけでなく

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#5映画『ワンス・ア・タイム・イン・ハリウッド』

#5映画『ワンス・ア・タイム・イン・ハリウッド』

★★★⭐︎⭐︎:3.5

ブラピと言えば10代の頃はファイトクラブで演じたタイラー・ガーデンにめちゃめちゃ憧れた。一方のディカプリオはタイタニックからザ・ビーチ、キャッチミー〜やインセプションなど結構観てきた。そんなブラピとディカプリオの初共演かつタランティーノという前々から気になってた作品。観てみると期待通りの爽快なタランティーノ節全開だった。

映画で印象的だったのはシーンの転換で度々出てくる

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#4書籍『僕はロックなんか聴いてきた 〜ゴッホより普通にニルヴァーナが好き! 〜 』

#4書籍『僕はロックなんか聴いてきた 〜ゴッホより普通にニルヴァーナが好き! 〜 』

★★★⭐︎⭐︎:3.0

いわゆる一発屋芸人のイメージから、最近ではすっかりカルチャー評論家としての地位を確立しつつある永野氏の著作。内容はそのYouTubeでやってる事が結構そのままなんだけど、率直な好みや当時の自分の赤裸々なストーリーを重ねて独特の目線で語る姿には、アーティストやロックなんか聞いてきた事への誠実さを感じる。いや、誠実なんて言ったけど、洋楽詳しい先輩と飲み屋で懐古して語るようなフ

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#3 真夏のEnjoy Incubus!

#3 真夏のEnjoy Incubus!

所謂なろう系漫画って特に刺さりもしないのに何であんなに流し見してしまうのだろうか。不遇な現世からの異世界への転生とチート能力、そして美女たちとのハーレムというガチガチのフォーマットが、人々には痛快で魅力的なのだとろうか。フォーマットと言えば、序盤に主人公を襲うも返り討ちにあって逆に手籠めにされ、以降は色々と主人公の重要なパートナーになるサキュバスをみていると、ふとインキュバスのことを思い出した。イ

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新しいフォルダー #2 2021年10月の読書録

新しいフォルダー #2 2021年10月の読書録

『NFT 完全初心者への徹底解説』去年からキーワードとしてよく耳にするようになったNFT。なんとなく誰にでも一攫千金の夢があるイメージしかなかったが、実際何なのかと思い本書を読んでみた。一番印象的だったのは、実はすでに結構レッドオーシャンというか、現在人気があるのはエミネムみたいな有名人の作品やNBA公式のトレカみたいな、ある程度現実世界でネームバリューのあるものばかり。流通の多くを占めるその他一

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#1 映画『TENET』

#1 映画『TENET』

★★★⭐︎⭐︎3.0

見る前から難しいと聞いていたけどやっぱり難しい。いや、物理学の先生も何回見ても全部わからないと言っていて安心したくらい。特に逆行の概念が自分には最後までよくわからなかった。逆行と戦うってどうやるのか?最後の戦闘シーンなんて何と何が戦って、爆発したのかするのかもうカオス。

でも空港で逆行とのバトルシーンやカーチェイス、最後の戦闘シーンでクラクション鳴らして車など、ところどこ

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