見出し画像

JW202 思いかねて降臨

【孝元天皇編】エピソード5 思いかねて降臨


第八代天皇、孝元天皇(こうげんてんのう)の御世。

すなわち、紀元前211年、皇紀450年(孝元天皇4)3月11日。

この日、遷宮(せんぐう)がおこなわれた。

軽境原宮(かるの・さかいはら・のみや)である。

地図(軽境原宮)
牟佐坐神社(拝殿)

また、磯城氏(しき・し)の継承問題も解決を見たのであった。

そして、年が明け、紀元前210年、皇紀451年(孝元天皇5)となった。

そんな春正月のこと・・・。

中臣梨迹臣(なかとみ・の・なしとみ)(以下、トミー)が駆け込んできた。

トミー「エピソード152以来の登場にあらしゃいますっ! 大事件勃発にあらしゃいますっ!」

息を切らす「トミー」に、孝元天皇こと、大日本根子彦国牽尊(おおやまとねこひこくにくる・のみこと)(以下、ニクル)が尋ねる。

ニクル「如何(いかが)致したのじゃ?」

トミー「大事件が起きたのであらしゃいます!」

ニクル「それゆえ、何が起きたのか聞いておるのではないか・・・。」

ここから先は

1,986字 / 25画像

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?