JW345 桃太郎、見参
【桃太郎編】エピソード15 桃太郎、見参
第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。
吉備(きび:現在の岡山県と広島県東部)では、温羅(うら)が暴れまわっていた。
鎮圧の使命を受けたのは、彦五十狭芹彦(ひこいさせりひこ)(以下、芹彦)と稚武彦(わかたけひこ)(以下、タケ)。
そして、一行は夜襲をしかけるのであった。
たっちゃん「先陣を承(うけたまわ)ったぞ!」
ヤメ父「しぃぃぃ。 声が大きい。」
たっちゃん「す・・・すまぬ。して、ここは、どこじゃ?」
ヤメ子「岡山県総社市(そうじゃし)の久米(くめ)じゃ。」
ヤメ父「そして、わしらが立っておる場所は、行在(あんざい)と呼ばれるようになるんじゃ。」
たっちゃん「されど、二千年後の地図を見ても、行在という地名など、書かれておらぬぞ?」
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