JW301 祈願して創建
【丹波平定編】エピソード8 祈願して創建
第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。
丹波道主王(たにわのみちぬし・のきみ)(以下、ミッチー)は、丹波(たにわ)の平安のため、神社を建てることになった。
妻となった、河上摩須郎女(かわかみのます・のいらつめ)(以下、マス子)と共に、解説がおこなわれる。
マス子「せやけど、旦那様。どうして、丹波の久美浜(くみはま)にも社(やしろ)を建てはったんです?」
ミッチー「つつがなく、丹波平定が成るようにと、祈願して、社を建てたのじゃ。」
マス子「なるほど・・・。」
するとそこに「マス子」の父、尾張建諸隅(おわり・の・たけもろすみ)(以下、ケモロー)がやって来た。
ケモロー「我(われ)も解説に加わるがや。」
ミッチー「かたじけのうござりまする。」
ケモロー「で? 初めに紹介するのは、どの神社だ?」
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