
JW236 欠史八代について
【開化天皇編】エピソード21 欠史八代について
第九代天皇、開化天皇(かいかてんのう)の御世。
ついに欠史八代(けっしはちだい)の解説がおこなわれることとなった。
開化天皇こと、稚日本根子彦大日日尊(わかやまとねこひこおおひひ・のみこと)(以下、ピッピ)の元に、多くの家臣が集まる。
まずは二人の大臣(おおおみ)。
すなわち、物部大綜杵(もののべ・の・おおへそき)(以下、ヘソ)。
そして、ヘソの息子、伊香色雄(いかがしこお)(以下、ガーシー)。
更に、大伴角日(おおとも・の・つぬひ)(以下、ツン)。
久米五十真手(くめ・の・いまて)(以下、マッテ)。
中臣神聞勝(なかとみ・の・かみききかつ)(以下、ミッキー)。
大倭御物(やまと・の・みもの)。
葛城伊牟久(かずらき・の・いむく)(以下、イム)。
尾張建諸隅(おわり・の・たけもろすみ)(以下、ケモロー)。
和珥彦国姥津(わに・の・ひこくにははつ)(以下、ニーハン)。
計九名の家臣たちである。
ピッピ「・・・ということで、欠史八代について、解説することになったわけじゃが・・・。」
ヘソ「八人の大王(おおきみ)は、後世の創作物だった! っちゅう話やろ? ホンマけ?」
ピッピ「二千年後の学者は、実在の可能性が低いと見ておるようじゃな・・・。」
マッテ「でも、なんで、創作しないといけなかったんすか?」
ここから先は
1,693字
/
1画像
¥ 100
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?