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マッチョな文章を作る5つのポイント

いや〜もうすっかり夏ですね、夏。夏といったら皆さんは何を想像しますか?海。水着。ダイエット。一夏の出会い。10年後の8月。めんまみーつけた。

え?私ですか?そうですね〜。ズバリ文章」です(!?)

私は専門家ではないので水着を着るためのダイエット方法を紹介することはできません。しかし文章のダイエット法なら紹介できます。

誰にみられても恥ずかしくない肉体(文章)を作りあげるため、マッチョな文章、作ってみませんか?

マッチョな文章って?

そもそもマッチョな文章ってなんぞやと思う人が大半だと思います。
マッチョな文章とは削れる箇所を極限まで削った文章のことです。

文章の余計な贅肉を削ぎ落とすと、シンプルで過不足のない「筋肉質」な文章が出来上がります。贅肉を削るときのポイントをは5つあります。

1「説明しなくてもいいもの」を削る

説明しなくても伝わる箇所は削っていきます。

朝起きると、空がとても晴れていて、本当に気持ちが良かったので、私はうちで飼っている犬と一緒に家の近くの公園を散歩して歩いた。

十分伝わる内容ですが、筋肉質な文章とは言い難いです。贅肉を削ぎ落としてみましょう。

起きる
朝はだいたい起きるものです。

空がとても晴れていて
晴れるのは空に決まっているから。
「本当に」「すごく」「とても」といった強調の言葉はここぞというときに使う必殺技です。多用はオススメしません。

私はうちで飼っている犬と一緒に愛犬と

家の近くの公園を→近所

散歩て歩いた

朝、晴れていて気持ちがよかった。愛犬と近所の公園を散歩した。

がっしりとした筋肉質な文章に仕上がりましたね。このようになるべく難しい熟語は避けつつ、シンプルな文章を心がけてみましょう。

2「私は」「思います」を削る

よく使われる例としては「私は〜だと思います」という文章。

持論を展開するときについつい使ってしまうのですが、ほとんどの場合、「私は」を使わなくても伝わります。

「思います」に関してはそもそもな話、思っていることを文章として書いているためわざわざ書く必要がありません。

とはいえこの構文にもちゃんとした使い道はあります。

例えば何か強い主張をしたいとき、読者が不快にならないようにクッションとして使うのがオススメです。

私は早寝早起きができなのは怠慢の可能性があるではないかと思うのです。

3「○○ですが」「○○なので」は危険

「が」には順接と逆説の2種類あります。文を繋ぐために「が」を使ってしまうと、どちらの「が」を使っているのか瞬時に判断できず、ややこしい文章になります。皆さんは以下の文章がどちらの「が」か分かりますか?

1 あいにくの悪天候です「が」運動会を開催します。
2 先日運動会がありました「が」そこで私は綱引きをしました。

1が「順接」の「が」で、2が「逆説」の「が」です。

使い方が全く異なる用法なのに、接続詞だけではどちらなのか判断できません。恐らく先ほどの例文に答えられた人は文脈だけで判断したはずです。

あいにくの悪天候です。しかしながら運動会は開催します。
先日運動会がありました。そこで私は綱引きをしました。

簡潔に文章を伝えたい場合、特にビジネスの場においては使わない方が無難です。

この「が」と同じくらい使われるているのが「ので」です。「ので」の後は余計な情報が入ってしまいがちなので、ムダに文章が長くなります。

使ってしまう理由として著者は「立派な文章を書かなくてはいけない」という意識が働くためと言っています。

「ので」を使うと「あ、何か書かないと……」と思ってしまいつい余計な情報を加えてしまうのです。

「ので」は文章をブヨブヨにさせる原因です。使用は控えましょう。

4余計な「という」を削る

わたしの夢は出版社をつくるということです。

「という」は文を強調したいときに使うものです。意図があるのなら別ですが、そうでない場合は贅肉になるので削っちゃいましょう。

5前置きを削る

WEB記事は結論から先に書くのが鉄則です。読者は強制的に記事を読まされているわけではないため前置きが長いと我慢できず、離脱してしまいます。

働き方改革」が声高に叫ばれるようになって久しい。いかに効率的に働くかが、多くの労働者に問われているのだ。

最近はチャットやビデオ会議など活用したりリモートワークで仕事を進める人も多いだろう。今回は10年前からリモートワークを活用して来た筆者が「リモートワークを円滑に進めるコツ」をお教えしたいと思う

本題である「リモートワークを円滑に進めるコツ」までの道のりが長すぎます😭

試しに削ってみます。

働き方改革」が声高に叫ばれるようになって久しい。いかに効率的に働くかが、多くの労働者に問われているのだ。

最近はチャットやビデオ会議など活用したりリモートワークで仕事を進める人も多いだろう。
今回は10年前からリモートワークを活用して来た筆者が「リモートワークを円滑に進めるコツ」をお教えしたいと思う

今回は「リモートワークを円滑に進めるコツ」をお教えします!

余計ば部分をバッサリ削ればこんなにもマッチョな文章に生まれ変わります💪🔥

まとめ


いちいち説明する必要のない箇所は削ってみよう。

私が思ったことを文章にしているので「私は〜思います」は削ってよい。

「私は〜思います」は強い主張をするときのクッションとして使おう。

「○○ですが/なので」は文章がグダる原因になるのでなるべう控えよう。

「という」は何か強調したいことがある場合を除いて出来るだけ削ろう。

前置きが長いと読者が離脱する。ズバッと結論から話そう。



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