私がよく陥ること。
今回はシンプルに、私がよくやってしまう失敗について書いていこうと思います。
「ダメなところに気づいたら直せばいい」というのが一般的な最適解なのですが、どうにも直せない自分がいて、どうやらそれは、「直せない」ではなく「直したくない」と思う部分があるからなのです。
「(;´・ω・)…はい?」
と思った方は、最後までお付き合いいただけると幸いです(笑)。
ーーーーーーーーーー
できる人っぽく見えてしまう(笑)
…自分で書いててアホ丸出しなのですが、私は「何でもできそう」や「何でも知っていそう」ということをよく言われます。
これは、過去の記事にも書いていますが、私の知識網が浅いとはいえ、それなりに広い領域に亘っているために、一般的に生活するうえでの基礎知識レベルなら、なんとなく話が出来てしまう側面もあるでしょう。
また、幼少期に出来上がってしまっている「知ったかぶる態度」が払拭しきれていないことも挙げられると思います(←アカンやつw)。
人生経験を積む過程で、それなりに高慢ちきなプライドも折られてきていますが(笑)、それでもしぶとく残っているモノもあるのでしょう。
つまり、生まれついての(悪い意味での)特性や、後天的で網羅的な知識体系によって、自ら偶像を作りあげた結果、ある意味で想定していた印象を相手に与えているということになります。
…嫌なヤツですよね~(・∀・)。
ーーーーーーーーーー
利己的なジレンマ
自らが作りあげた偶像であるにもかかわらず、私には別の欲求も存在していると思います。
それは「できないことがあることに気づいて欲しい」というモノ。
…こうして書いているので、潜在的な欲求ではなく顕在化しており、先に述べた偶像をあえて演出している裏で、このように思っていたりするのです。
なかなかにひねくれた性格だと自分でも思っています。
さらに続けますが、出来ないことがあると自分では知っていますし、それを他人に気づいて欲しいというバカみたいな発想もある中で、出来ないコトを出来るようになりたいという欲求も存在しています。
現代の潮流は「強みを伸ばす」ことが至上とされているように感じますが、私は「弱みを減らす」ことにモチベーションが働く傾向にあるようです。
際立って好きなことや得意なことがない私にとって、出来ないコトが出来る瞬間というのは、この上なく達成感を感じるのです。
…そして、結果として弱みが減ることで「出来そうなイメージ」が定着するというジレンマが完成するという構図です(笑)。
ーーーーーーーーーー
エゴが生み出す自己課題
ここまでの状況で厄介なのは、最終的に第三者に対して間違ったことを伝えているワケではなく、無自覚でもなく、排他的でもないうえで、間違った方向性とはいえ向上心があり、自己欲求の存在を理解している点だということです。
つまり「直した方が人格形成の上では最適解に見えるが、本人の特性を鑑みるに直さずとも方向性の調整でどうにかなりそうな問題」とも言えるのではないでしょうか?
…って、まるで他人事みたく言っていますが(笑)、実際に他人からこのような相談を受けた場合、私なら矯正することはしないだろうな…と思います。
冒頭の「直したくない」というのは、この考えがあるからです。
ここで争点となるのは「承認欲求を悪とするか否か?」だと個人的には思います。
悪であるならば、私の行動は今すぐにでも矯正したほうが良いでしょうが、私自身は承認欲求を、人がアイデンティティを形成・確立するうえで必要な要素だと考えています。
THE 堂々巡り(笑)。
今回の記事でお伝えしたいのは、なんでも解決できるわけではないし、事象によっては善悪を超越した問題があるということです。
私はよく、解決できない自己課題を延々と考え続けます。
この場合の唯一の正解が考え続けることだと思うからです。
ーーーーーーーーーー
人生に晴れはない。
身もフタもない言い方ですが、生きている限り「悩みが晴れる」なんてことはないと思っています。
…正確には晴れることはあるでしょう。
しかし、晴れ続けることなどないのです。
その真理を知りながらも、少しでも長い晴れ間を求め、藻掻く人のところに、雲間から「天使のはしご」が降り立つのだと信じて、私は自分の弱いところも悪いところも認めて、これからもジタバタしたいと思います。
あなたはどうしますか?
ーーーーーーーーーー
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみに「天使のはしご」とは、薄明光線の別称です。
薄明光線(はくめいこうせん)は、太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称。通常とは逆に、雲の切れ間から上空に向かって光が出ることもある。おもに、地上から見た太陽の角度が低くなる早朝や夕方に見られる。世界中の人々の間で美しい自然現象と認識されており、写真撮影における人気も高い。(Wikipediaより引用)
それでは、今回の投稿は以上です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?