#読書感想文 No.48
今回は、下記の書籍を読んで感じたコトや考えたコトを書いてみようと思います。
私は、社会人生活が20年以上になるのですが、まだまだ学ぶことは多いと感じましたし、本書を読んで、コンサルティング会社に勤務する方の能力の高さの根源を垣間見た気がしました。
ぶっちゃけ、私はコンサル企業では働けないなー( ̄▽ ̄;)と(笑)。
ですが、実践できそうなことは試してみようと思いました。
以下、本書の内容を含みつつ、記事を進めていきますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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私の中で「コンサル業」と言えば、なんかもう、どう説明したらいいのか分からないけど、なんかすごい人たちの集団、といったイメージでした(笑)。
語彙力が無くて申し訳ありませんが、実際、似たようなイメージを抱いている方もいるのではないでしょうか?
…あれれ?私だけですかΣ(゚Д゚)⁉
…コホン。
町工場で働く製造作業員からすれば、違う世界の話です( ̄▽ ̄;)。
ですが、学び直しを経て、「人生を這い上がる」と決めたので、卑屈になってばかりもいられない!!との想いで、本書を手にしました。
また、去年取得した「キャリアコンサルタント」の資格を活用するヒントがあれば…という考えもありました。
当たり前ですが、「キャリアのコンサルタント」って、コンサルティングが仕事じゃないですかっ(>_<)。
…ここで余談ですが(笑)、学び続けるということは、自然と「広さ」だけではなく「深さ」へのアプローチをすることになると、今さらですが感じています。
次第に専門書を購読するようになり、記事(今回のような読書感想文)として広く受け入れられる内容ではなくなってきていたりします。
…という、よく分からない言い訳(笑)。
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ビジネス書は、一定量まで行くと、本を買うよりネットで情報収集したほうが効率的になる気がします。
欲しい情報がピンポイントになると思うので。
それに、より一次情報に近くて、尚且つ、早くアクセスできることに価値が出てくるからです。
本書では、ロジカルシンキングやビジネスマインドなども取り扱っており、また、非常に基礎的で分かりやすく解説されているので、「ビジネスに役立つ書籍を探している」という方は、読む価値があるかもしれません。
私個人としては、前から知ってはいたことですが、改めて「仮説思考」の重要性を確認しました。
…社会人というよりも、長く同じ企業に勤める「会社人」になると、自身の仕事に関しては、無意識にこの「仮説思考」が働くのではないでしょうか?
それは、経験という「定性的」ではありますが、蓄積されたデータがあるので、「経験則」という分析思考で問題解決を図ることがあります。
ですが、そこには「思い込み」や「偏り」も当然に出てくると思うので、「コンサル一年目」というタイトルではありますが、ある程度、経験値を獲得された方が読むと、20代前半の方が読むのとは、違った捉え方が出来ると思うので、自身のビジネススキルを見直したい方にもおススメです。
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ここからは、本書とは関係のない話ですが、読んでいて考えたコトを一つ挙げたいと思います。
「統計解析」と、先ほどの「仮説思考」から派生した考えですが、マーケティング用語で「マーケットイン」と「プロダクトアウト」という言葉をご存知でしょうか?
マーケットイン(英語表記)market in
製品のスペックよりもマーケットの声を重視し、よりニーズのある製品を作っていくといった発想。 製品ありきではなく顧客ありきの販売戦略。(コトバンクより引用)
プロダクトアウトの一般的な定義は、会社の方針や作りたいもの、作れるものを基準に商品開発を行うことを指します。プロダクトを作ってから、どのように販売していくかを考えるスタイルです。(出典:https://ferret-plus.com/)
検索を進めていくと、この両者を二極論で語るのは時代遅れ、といった記事にも辿り着くのですが、私も近い意見ではあります。
個人的な意見ですが、今後のビジネスに求められるのは「融合的イノベーション」だと考えています。
各業種、職種が成熟期を迎え、「職業の飽和化」が進んでいるように感じられます。
「資格で飯が食えない」という言葉は、まさに新規参入が飽和状態により、入り込む余地がないということを表す言葉だと思います。
現在、日本だけでも17,000を超える職種があるのですが、今後も増え続ける一方、「融合」されていく職業もあるのではないかと、私は思うのです。
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…話を「マーケットイン&プロダクトアウト」に戻しますが、両者の融合を考えてみると、「会社の作りたいものを、市場のニーズに合わせてカスタマイズしていく」という流れが見えてくるのではないでしょうか。
「カスタマイズ」
「サブスクリプション」
「サスティナブル」
「カスタマーサクセス」
より消費者のセグメントを細分化し、ビジネスとして持続可能なモデルを創出されることが求められるとき、「今までにないモノ」を創造することより、「今あるものをシフトする」という発想が現実的だと思いますし、それを実現するためのキーワードが「融合」だと考えています。
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インターネットの普及により、どうしてもビジネスの進化というのは「技術革新」に主眼が置かれがちです。
ですが、ビジネスとは人が営む経済社会の形成です。
私は、横井軍平氏が提唱した「枯れた技術の水平思考」という考え方が、再びフォーカスされるのではないかと思っています。
…あくまで個人的な意見、つまりは「仮説思考」なのですが、私は「融合的イノベーション」の到来を一つの可能性の仮説とし、少し深掘りを進めていこうと考えています。
そのような思考に至る種になった、本書「コンサル一年目が学ぶこと」、気になる方は、ぜひ一読されてみてはいかがでしょうか?
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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