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本の感想まとめ

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本の感想を書きました。
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#本

【小説レビュー】無慈悲な強さの物語!『さよならの言い方なんて知らない。9』

「さよならの言い方なんて知らない。」の新刊が上梓されたので、早速読みました。もう9巻まで…

【小説レビュー】葬送のフリーレン好き集まれ!『誰が勇者を殺したか』

普段あまり読まないライトノベルに挑戦してみました。思ったよりもサクサク読み進めることがで…

圧倒的な世界観!壮大で緻密なおすすめ小説8選

時々、圧倒的な情報量のある小説に出会います。キャラクターの造形も深いですが、設定や世界観…

【本レビュー】100年前のベストセラー!『月と六ペンス』

1919年に出発され、当時空前の大ベストセラーになったそうです。 歴史という冬に耐え、名作と…

本屋大賞2位作品の魅力を語りたい!

2023年の本屋大賞候補が出そろい、4/12に発表のようですね。 本屋大賞は、書店員さんが投票し…

【小説レビュー】有川浩『塩の街』を読みました。

小説家・有川浩さんの作品はいくつか読んだことがありました。 『阪急電車』『三匹のおっさん…

【本レビュー】『服が、めんどい』を読みました。

実用本は普段買わないのですが、いい本をみつけました。 「何」を「どこ」で選び、「どうやって」着ればいいのかがまとまっています。再現性が高く、これならできそうかなと思えました。感想を綴ります めんどいから出発タイトルに心の声が漏れています。でも、「めんどい」からスタートしているので、「めんどくない」衣装術が紹介されています。最初に「余計なことはしないでください」と記載されていて、インパクトがありました。 めんどくさいように「レシピ通り」に服を選び、定番の型を目指すユニフォー

【本レビュー】『切手デザイナーの仕事』を読みました

なかなか興味深い本を読みました。 日本に8人しかしない「切手デザイナー」さんを取材して、仕…

「ショーシャンクの空に」という名作は最初から名作だったみたい。原作小説『ゴールデ…

映画「ショーシャンクの空に」が好きです。 3回は見直しましたし、これからもまた見たいなって…

鎌倉の雰囲気が好き 小説『ツバキ文具店』

本屋大賞は大賞作品だけでなく、候補作もとても面白いです。 読みやすい本が多く、映像化され…

誰かに勧めたいな。小説『強運の持ち主』を読みました。

小説「そして、バトンは渡された」の作者さんの作品です。 良い本に出合ったら、その作者の別…

駆け引きと裏切りが白熱!『さよならの言い方なんて知らない。6』を読みました。

「さよならの言い方なんて知らない」の第6巻が上梓されました。 5巻で架見崎の世界の秘密が暴…

人気アニメの原作小説!『氷菓』を読みました。

作者の米澤穂信さんは22年1月に166回直木賞を受賞されました。文学賞も今までにたくさん受賞さ…

広瀬すず/松坂桃李出演で映画化!『流浪の月』を読みました。

2020年の本屋大賞受賞作が文庫化しました。 本屋大賞は書店員さんが売りたい本を選ぶ賞です。毎年、発表を楽しみにしています。凪良ゆうさんの小説は初めて読んだのですが、プロの技が光る作品でした。感想を綴ります。 * 人柄と人との距離感が魅力人の書き方に唸った作品でした。 もう少し書くと、性格がわかる行動やセリフがあり、ぶれない。キャラクター自身の見方と、周りからの見られ方の両方をちゃんと書いています。 また、距離感がセリフにのっていて、近い-遠いがなんとなくわかります。