認知のゆがみを列挙してみる。
今回のテーマ
認知行動療法で頻繁に利用される
認知の歪みを列挙します。
よろしくおねがいします
漠然とした生きづらさを抱えている人は
次にあげる歪みが、過度に出てしまっているかもしれません。
自分の考えが極端でないか、今一度確認してみてほしいです。
また、こうした歪みを直すためには、
時間がかかるものです。焦ってはいけません。
私は半年近くかかりました。そして今もトレーニングを継続しています。
方法としては書籍を使う、ネットで調べる、ChatGPTに訪ねるなど
色々あります。大切なのは自分の考えを書き出し、検討してみることです。
歪みが減ると世界はそれほど悪くないと気が付くかもしれません。
認知のゆがみには、以下のようなものがあります。
白黒思考(All-or-Nothing Thinking
物事を完全に良いか悪いかのどちらかで考える。
過度の一般化(Overgeneralization)
一つの出来事から広く一般的な結論を導く。
心のフィルター(Mental Filter)
ネガティブな情報に過度に焦点を当て、ポジティブな情報を無視する。
ポジティブの否定(Disqualifying the Positive)
ポジティブな経験や成果を軽視し、価値を認めない。
結論の飛躍(Jumping to Conclusions)
十分な証拠なしに否定的な結論を導く。
これはさらに以下の2つに分かれます
拡大解釈と過小評価(Magnification and Minimization)
自分のミスや問題を誇張し、成果や成功を過小評価する。
感情的思考(Emotional Reasoning)
感情が現実を反映していると信じる。
すべき思考(Should Statements)
自分や他人に対して「〜すべきだ」と考え、それに基づいて評価する。
ラベリングと自己ラベリング(Labeling and Mislabeling)
自分や他人に対して極端なラベルを貼る。
個人化(Personalization)
自分に関係のない出来事を自分のせいだと考える。
これらの認知のゆがみを認識し、修正することで、
現実に対するよりバランスの取れた見方を養うことが可能になります。
どれも、普通の人が持つ認知の歪みです。
なぜかうまくいかない、漠然としたざわつきがある人は何かが過度に
現れているかもしれません。適度な物だったら良いと思いますが、
それが難しい。そう考えるとこうした不完全なことと付き合っていく
修行かもしれませんね。
まとめ
認知の歪みに気が付いて、少しずつ整えていくことのススメ。
ただし、それには時間がかかり苦労するかもしれない。
今回はここまで
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