見出し画像

【Aグループの要件💚】すべての国際輸出管理レジームに参加している国であるかどうか?🌏:安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC Associate)対策 No.4

前回のお復習い💖

復習を大切にして、確実にインプットした
知識を自分の記憶に留めておきましょう!


外為法と国際輸出管理レジーム(3)✨

今回は、安全保障輸出管理の中でも
基礎的なところから学習していきます!
問題の後に、解答並びに解説を添えますので
一緒に演習していければと思います💛
※⭕❌での解答になります📝

安全保障貿易管理


グループAの地域🌏

アメリカ合衆国、フランス、英国、ドイツは、すべての国際輸出管理レジームに参加しており、輸出令別表第3の地域(グループA)である。

解答:⭕
問題文の通りです!
輸出令別表第3の地域(グループA)は
輸出管理制度の優良国と内閣が認めた国ですので
キャッチオール規制の対象外となっています🔖

輸出管理優遇措置対象国🌟

出所サイト:グループA

大量破壊兵器の拡散が行われるおそれがないことが明白な国として大量破壊兵器等に関する条約に加盟し、輸出管理レジームに全て参加し、キャッチオール制度あるいはそれに類似する輸出管理制度の国内体制を整備し、実効的に運用している国を指します。

具体的には、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、大韓民国、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカの合計27ヶ国です。

出所

✅経済産業省
キャッチオール規制に関する手続きフロー図


大韓民国は、すべての国際輸出管理レジームに参加しているが、輸出令別表第3の地域(グループA)ではない。

解答:❌
大韓民国は、すべての
国際輸出管理レジームに参加しています。
2023年7月21日から輸出令別表第3の地域
(グループA)に追加されています🔖

韓国向け輸出管理の運用の見直し

北朝鮮は、すべての国際輸出管理レジームに参加している。

北朝鮮|外務省

解答:❌
北朝鮮は、すべての国際輸出管理
レジームに参加していません。

中華人民共和国は、輸出令別表第3の地域(グループA)である。

解答:❌
中国は、MSG以外の国際輸出管理レジーム
には参加していませんので輸出令別表
第3の地域(グループA)ではありません!
※試験対策上、要注意事項かもです📝


【復習】キャッチオール規制🚀

「輸出令別表第1」の16項(1)、(2)に該当する貨物であって、2002年4月から施行されている大量破壊兵器等の開発等(核兵器、生物・化学兵器、ミサイル、無人航空機等の開発・製造・使用または貯蔵)に用いられるおそれのある場合や、2008年11月に導入された通常兵器の開発・製造または使用に用いられるおそれのある場合には、貨物の輸出や技術の提供に際して経済産業大臣の許可が必要となります。

「キャッチオール規制」に該当するか否かの判定要件は「貨物の用途、指定外国ユーザーであるか否かなどの客観要件」と「経済産業省の省令、局長通達等による経済制裁措置を発動されている特定国が特定ユーザーであるかのインフォーム要件」の2要件から構成されています。

1.客観要件は、次の2つの要件に分けて審査をします。
用途要件:輸入者等において、大量破壊兵器等の開発等に用いられるかどうか。
需要者要件:輸入者等が、大量破壊兵器等の開発等を行っているかどうか。
あるいは、特定の(外国ユーザー)として指定されているか否か、など。

2.インフォーム要件
大量破壊兵器等の開発等または通常兵器の開発等のおそれがあるものとして経済産業省から許可の申請をすべき旨の特定の通知(インフォーム)がされている場合(局長通達、その他)

経済産業省:キャッチオール規制に関する手続きフロー図(265KB)
経済産業省:16項貨物・キャッチオール規制対象品目表(一覧) (310KB)
「特定技術媒体等輸出等許可」
2009年11月施行の「外為法改正」に伴い、国境を越えた技術移転規制が強化され、電子記録媒体等の輸出や情報の提供も輸出となります。
経済産業省:輸出許可・役務取引許可・特定記録媒体等輸出等許可申請に係る提出書類及び注意事項等について

出所



安全保障輸出管理実務 能力認定試験とは🔥

上記のサイトより、試験の概要について
ご確認いただけますと幸いです!

貿易&通関実務のエキスパートを目指したい🌈

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう

私も今後のキャリアの中で貿易実務の
エキスパートを目指していきたいですね🚢

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいです🌏

まずは貿易実務検定C級、B級に加え
安全保障輸出管理能力認定試験
そして、最終的には「通関士」のレベル
を目指して、学習していきたいと思います💖

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

なお貿易実務関連の投稿をする上で
以下の3点には、あらかじめ
ご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥

これからnoteにアウトプットする中で皆さまに
貿易・通関実務の奥深さや魅力について
お伝えできたら、大変嬉しく思います💖

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

上記のようなサイトを活用し
毎日の投稿作成ならびに学習を
継続していきたいと思います👍
引き続きよろしくお願いいたします!


おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るため
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨

今後とも何卒よろしくお願いいたします!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集