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マインドフルネスって結局なんなんですか?(2)

みなさん、こんにちは、さつきです。

前回の「マインドフルネスって結局なんなんですか?(1)」では、
マインドフルネスとは・・

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ですよ、と伝えた時に、いまいちピンとこなそうな彼女の表情を見て、
「そういえば、私もそうだった~」と思い出したことを書いてきました。

究極のリラックス感とか
宇宙との一体感とか、
研ぎ澄まされた感覚とか、
光に包まれているような感じとか、

なんかスゴイ感覚を求めて色々チャレンジしたけど
特にコレだ!というものはなく

そのうち、そういう執着もなくなり、淡々と「数える呼吸」だけ
2年半続けてきたら、どうなったか、という話をこれからします。

ちなみに、こういう話をすることは、かなり危険!でもあります。
本来は、こういう話をすべきでないかもしれません。

なぜなら、呼吸法を続けることで得る体感、体験は人それぞれ全く違うからです。

あくまでも、私一個人の体感・体験であり、それが正解でも不正解でもありません。
また、レベルが低いとか高いとか、ジャッジする対象でもありません。

よって、「さつきさんみたいな感覚にならなければいけないのかなぁ」と、ご自身と比較するものでもありません。

ちなみに私は、これまで色々な方に、「瞑想するとどんな感覚が得られるんですか?」と聞いてきましたが、具体的に答えてくださる方はいませんでした。

もしかしたら、こういった弊害を恐れてかもしれません。

ここまで聞くと、さつきさんてスゴイ達観しているのでは?
と期待させてしまうかもしれませんが、どっちかというと、その逆です。

本当の事を言うと、現在、お金をいただいて呼吸法やマインドフルネスを伝える立場としては、こうした内面の表現は、リスクがあります。

もしかしたら、せっかくついたファンをガッカリさせてしまい、離れてしまうかもしれません。

でも、私は、それでいいと思っています。
私は、人の期待に応えるために生きているわけでなく、自分らしく生きる、その姿勢に共感してくださる方だけが残ってくださればよいと思っています。

そんなわけで、今から、ありのままの自分をできるだけ曇りなく見つめ、正直にアウトプットしていきます。

これもまたマインドフルネスな行為と言えるのではないか・・
とも思っています。

なので、今から語ることは、あくまでも、高木さつき個人が2021年1月18日に見えている景色なので

「今のさつきさんは、こうなんだな。」と、とらえて頂ければ嬉しいです。

人それぞれ、先入観、世界観、感覚、感性、歴史、環境が違います。
誰一人として同じ人いません。(ホントなんて豊かなんだろう)
みんな違ってみんな尊い、そう思っています。

そう・・そうした、それぞれの違いの尊び合いを前提に、それぞれの体験をシェアし合えたら、すごく面白いのでは・・とワクワクしながら「呼吸法を続ける会」を運営しています。

では、えらい前置き長くてすみません。

「数える呼吸」を2年半つづけて、気がついたこと、述べます。

◆「数える呼吸」の呼吸じたいが、自然体で、スムーズになった

◆「数える呼吸」の間、思考がわいてくる→→意識が飛びつこうとする、
チョット待った!と、縄をつけて呼吸に戻せることが多くなった

◆「数える呼吸」の時だけでなく、ふだんの呼吸にも目を向けることが多くなった。(特に、ネガティブな感情に包まれるとき)

◆ネガティブな感情(自責・怒り、劣等感・痛み、苦しみ、羞恥心、嫉妬・諦め)を自分が持っていることを知覚し、受け容れ、味わい、消化できるようになった。
(以前は、自分がネガティブであることを認められなかった)

◆ネガティブな感情に長い時間、支配されることがなくなった

◆感謝するときの、大きなエネルギーを感じられるようになった

◆登山中は、五感総動員でマインドフル(自然との一体感を味わう)になれるのを自覚するようになった

◆自転車に乗っているときの風を感じたり、背中に陽が当たったり幸福感が高まるようになった

◆過去を後悔したり、恥じたりしなくなった

◆未来に不安を感じなくなった

◆トイレ掃除とか、料理とか、洗濯物干しとか、買い物とか、なんでもない日常の生活の中に、幸せを感じる力が深まった

以上なわけですが
あえて言うと、「マインドフルネス」とは、自分なりのマインドフルネスを実践し続けたうえで、自分なりに体感するものではないかと、思います。

そのマインドフルネスの手法として、たまたま私は、「数える呼吸」が一番続けやすかったので、皆さんにおすすめしているわけなんです。

ちなみに、こんなことありませんか?

カメの首が伸びたり縮んだりするのを見て、キモ可愛いと見続けたり、

犬や猫のノドを、指でさすりながら、気持ちよさそうに目を細めるのを見たり

美しい朝焼けや夕焼けに心を奪われたり

海や山の爽快さにひたったり

ジェットコースターに乗ってキャー!と叫んだり

幼い時、虫やカエルなど捕まえて、物珍しげに観察したりしたことはありませんか?
(ちなみに、私は虫捕り名人でした。あれは虫と呼吸を合わせるのです)

そんなとき、過去や未来を考えているでしょうか?

たいていの場合、意識は「今ここ」にあります。

ということは、これも、マインドフルネスですよね。

そういう意味では、幼い子供って、マインドフルネスの名人ですよね。

幼い子供は、ずっと「今ここ」を生きているんです。すごいな~!

ちなみに、「マインドフルネスって結局なんなんですか?」って、聞いてくださった彼女は、今、私と一緒に「数える呼吸」を続けています。

そして、昨日は、こんなコメントをいただきました。

「今日はひと呼吸ごとに胸が広がる感覚を感じることができました。」

それがマインドフルネスだと、私は思っているのです。

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