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自分以外の物語に触れることで救われた2020年、本ランキング
2020年の本ランキングを発表いたします。
3月までは、それこそ2019年本ランキングとおなじくらいのペースで読めていたのですが、あるタイミングからピタッと読めなくなりまして。。。 もちろんそれは言わずもがなたくさんの方が経験されたことかもしれませんが、ごたぶんにもれずわたしも経験しました。
しかしおもしろいことに、それこそそのせき止められていた期間があったからか、以降読めるようになってからはこれまでの読めない読めないと嘆いていた近年が嘘かのように全盛期並みに、貪るように読んでいました。
さらにおもしろいことに、これまでの実用に伴ったものばかりでなく、それこそ読書が趣味になった当初に読んでいたような物語を中心にした、比較的に長めのものすらも完読しつづけていたのです。
なんかもうこれこそが物語の効能というか、存在意義だよなというのを身に染みて感じました。
そんなわけで例によって2020年に出版されたものではなくて、「2020年にわたしが読んだ本」なのであしからず。
15. ふつう / 深澤直人
「何がふつうなのかを考える」時代なのだと思うのです。という #ナガオカケンメイ さんの言葉のとおり、こんなにも「ふつうっていいなあ」とおもった年もなかった。これが一時的なものでなく、未来のあるべき姿を見据える機会になればとおもうし、本書はその視点を与えてくれる。#深澤直人 著 #ふつう pic.twitter.com/7aBzIbZdTd
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 17, 2020
読み終えたあとのつぶやきでも触れているのですが、今年ほど「ふつうってよかったんだなぁ。」とおもったこともなかった。 そして並行しておもうのは、これまでの「ふつう」とこれからの「ふつう」も変わってしまうだろうし、なによりも大切なのは自分にとってどんな「ふつう」がいいのかということ考えていかないといけないということ。 この本はその視点を与えてくれると同時に、その装丁の成り立ちも含め、「ふつう」をつくるということは「ふつう」ではできない、ということも同時に突き付けられましたよね。
14. USムービー・ホットサンド ─2010年代アメリカ映画ガイド / グッチーズ・フリースクール
#グッチーズフリースクール 編 #USムービーホットサンド 2010年代アメリカ #映画 ガイド、を。個別の作品や現象は追えても、ここまで俯瞰した(しかも個々にはディープすぎるくらいディープ)視点はなかなかないのでは?なによりおもしろい!改めて #映画のなかの足下 2をつくらなきゃとおもったよね💦 pic.twitter.com/hxobMd6lP7
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) April 3, 2020
映画やドラマの配信プラットフォームの拡大に伴って、行けるところが増えたぶん、目的地へ向かうための地図が必要だというのが最近すごく道に迷いまくっているわたしが身に染みて感じていることです。 そういう意味ですごく有効なガイドとも言えるし、ただその中身は濃すぎてそれ自体がおもしろい文章であるとも言ってしまえる一冊です。 ホットサンドというなまえのとおり、いろんな味を詰め込みまくって無理やりホットプレスでギチギチに詰め込んだような濃厚複雑味。
13. 本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間 / ピーター・メンデルサンド
#ピーターメンデルサンド さん著 #本を読むときに何が起きているのか #ことばとビジュアルの間目と頭の間 を。これすごい。本を読むという行為のなかに起こっている出来事を分類し、本というかたちで再体験させて理解させる #図解による現象学 書。試みはもちろん、伝えようとすべく構成がすばらしい。 pic.twitter.com/KH8w2awvZP
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) August 16, 2020
読書欲が復活してしばらくしてから目に止まった一冊。 名前の通り、本を読んでいるときに何が起こっているのかが知りたかったのですが、それを具体的にビジュアルで示してくれた非常に興味深い一冊でした。 著者が装丁家なので学術書ではなく、ビジュアルブックとしての機能性を最大限に生かしたプロダクトとしての本を楽しめる一冊でもあります。
12. 力なき者たちの力 / ヴァーツラフ・ハヴェル
#ヴァーツラフハヴェル 著 #力なき者たちの力 を。チェコの劇作家、大統領であった #VaclavHavel による政治エッセイ。 #憲章七七 の同スポークスマン #ヤンパトチカ の文章を引き継いで1978年に書かれたものにもかかわらず、現代においても真に響く内容の数々。というかこれが響いてしまう現状って。 pic.twitter.com/Yj1y6i655w
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) September 5, 2020
いろいろおもうことがあり、それに付随するいろいろなことが起きていた2019年からやはりこういうことは歴史から学ぼうと手に取ったのが2020年2月。 図らずもすごいタイミングで、出会うべきタイミングで出会ってしまったなと感じた一冊でした。 いやもう本当、最近なんかおかしすぎない?とおもう方にはぜひ読んでいただきたい。 歴史は時と場所を変えて繰り返す。
11. 経営者の孤独。 / 土門蘭
#経営者の孤独。を。孤独って、なんでしょう?との問いにそれぞれの形で言語化された経営者の視点はもちろん、それに共鳴し紡ぎ出された #土門蘭 さんのことばに幾度となく視界を歪まされることになった。それは経営者のみならず、ひとがどのように世界と付き合っていくかという本質的な問いだった。 pic.twitter.com/iVrPigqBsB
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) May 17, 2020
名前から経営者の内側を探っていくインタビューだとおもっていたけど、経営者という役割についてのというよりは、その役割を背負った個人の抱える孤独と寂しさを巡る回想であるようにおもえた。 それを証拠に同じ質問をぶつけられた際の答えがまさに十人十色。 だからこそというべきか、その答えややりとりのなかでいくつか心に響いてしまう部分があった。 これは立場や視点が変わるたびに響く部分が変わる一冊ではないかとおもう。
10. 現想と幻実: ル=グウィン短篇選集 / アーシュラ・K・ル=グウィン
#アーシュラKルグウィン 著 #現想と幻日 #ルグウィン 短編選集を。 #ゲド戦記 の著者の短編集。個人的には #夢に遊ぶ者たち #オレゴン州イーサ のような多声的ものも好きだけど、 #背き続けて #水甕 などのようなものも抜群におもしろかった。これらをより理解するための訳者解題もすばらしかった。 pic.twitter.com/uWZPkSzSFT
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) November 14, 2020
今年の選書に大きく影響を与えたのがサヴァ・ブッククラブによる選書です。 もうハズレがぜんぜんない! ルグウィンは存在は知っていたのですが読んだことはなくゲド戦記も観ていない状態でしたが、なんてことはない、すばらしかったです。 そして物語はもちろんなのですが、現想編と幻実編にわかれた構成や、ひとつひとつをより理解するための訳者解題ももうひとつの読み物としてとてもおもしろかったです。
9. すべての雑貨 / 三品輝起
#三品輝起 さん著 #すべての雑貨 を。量でなく内容でここまで読み応えを覚えたのはひさびさ。これも #雑貨 について考え抜かれた先の発露によるものにほかならない。そして耳が痛い。なぜならスニーカーこそ僅かな差異に価値を見出しそれを絶え間なく消費することで進歩している夢を見ているのだから。 pic.twitter.com/1meC8Khhvr
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) October 15, 2020
ひとから薦められたり、フォローしているひとが薦めていたりといったことが重なって手に取ったのですが、すばらしい一冊でした。 なんと表現したらいいのかわからないのですが、雑貨を扱う著者が雑貨のことを考えに考えた先に発露してきた言葉たちが、雑貨というものが置かれている現状や行く末を示唆する雑貨エッセイのような本です。 そしてその思考の深さを物語るかのうように、この本で言われる「雑貨化」の現状は実はいろんなことに言えるのではないかとおもわされる、傑作でした。
8. FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 / ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド
#ハンスロスリング #オーラロスリング #アンナロスリングロンランド 著 #FACTFULNESS #ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 を。シンプルに、なぜこれまで読まなかったのかという後悔と、このタイミングに読めてよかったという複雑な思い。これは本物の名著。 pic.twitter.com/du1xr8xMHh
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) July 30, 2020
コロナ禍にはいった直後に、これまで読みたかったけど分量的に断念してきた分厚い本を読もうとおもって手に取った一冊。 結果的にタイミング的にも内容的にもいま読んでよかったとおもった傑作でした。 近年、とくに2020年において、ファクトを無視した判断や施策とそれについての評価や批評などが非常に多く広く流布される世の中で、なにが実際の数と推移なのか?と冷静に判断するようになれる視点というのは本当に大事だなと痛感しました。 本当、いま読まれてほしい一冊。
7. 岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 / ほぼ日刊イトイ新聞
#ほぼ日刊イトイ新聞 編 #岩田さん #岩田聡 はこんなことを話していた を。電車のなかで読んでいて、うっかり落涙してしまいそうになった。「こうありたい」と願う姿勢を丁寧に言語化されてしまった衝撃は、ミナカケルを読んだときと似ている。ものづくりに関わるすべてのひとに薦めたい大切な一冊。 pic.twitter.com/vRDjNKcgjB
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) March 5, 2020
読了後おもわず呟いてしまったのですが、ミナペルホネンのミナカケルを読んだ直後のような感動をおぼえました。 ひとりの作り手として「こうありたい」と願う姿勢を体現し、言語化されてしまったことにおもわず落涙しそうになったのです。 業界とかは関係なく、作り手だとかも関係なく、仕事をするすべてのひとに響く姿勢のありかたなのではないかとおもいます。 ここまでひとりのひとの人格を表現できた一冊もない。
6. お金2.0 新しい経済のルールと生き方 / 佐藤航陽
#佐藤航陽 さん著 #お金2.0 新しい経済のルールと生き方を。著書名の印象とは裏腹に大きな括りとしての経済の成り立ちと仕組みから、これからどうなっていくのか?という未来の経済の形の示唆、それに対してどうやって対応していったらいいのかの具体的な施策と姿勢についてのお話。意外なほどの名著! pic.twitter.com/x85QQmMjHn
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) February 6, 2020
お金のことをそもそも理解できてないよな、と感じて手に取った一冊。 お金2.0という名前ほど次を視点を与えてくれるわけではありませんが、そもそものお金の成り立ちと現在の状況からちょっと先を状態を示唆してくれる視点が非常に興味深かった。 実際にこれから起こり得ることについては結局のところ歴史が証明するしかないわけですが、俯瞰してみる視点がほしかったわたしとしては名前からの印象とはいい意味で裏切られた形ではまった一冊になりました。
5. エウロペアナ: 二〇世紀史概説 / パトリク・オウジェドニーク
#パトリクオウジェドニーク 著 #エウロペアナ 二〇世紀史概説を。おおっぴらには語られてこなかった、歴史上存在したかも定かではない身も蓋もない真実の断片。を巧妙に語りほぐすことによって炙りだされる人類の本当の姿。呆れるほど愚かな行為が繰り返される歴史が、みっともなく且つ滑稽に見える。 pic.twitter.com/ia9sG35vS4
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) February 19, 2020
歴史小説と言いつつ、整理されて順序立てた歴史は語られることはない、すごく不思議な構成なのですが、だからこそむちゃくちゃシンプルにおもしろい! というのも正しいとか正しくないとかそんなものは関係なく、ここにあるのは身もふたもない事実の断面のみ。 でも歴史のなかの一片に佇むということは、もしかしたらこんな視点なのかもしれない。 歴史が綺麗に整えられて語られるのは後から俯瞰した視点であり、渦中に目にするのはそういったなんの脈絡もなく目の前の起きている現実のみ、そういったこと体感させてくれる一冊。
4. 一人称単数 / 村上春樹
#村上春樹 さん著 #一人称単数 を。同氏の短編はひさびさだったけど、最初の数編はちょっといままでとちがう印象だったのが、 #謝肉祭 と #品川猿の告白 でグイグイと持っていかれてしまった。そうそう!これこれ!この感じ!と。「どのようにうまく負けるか」は近年のわたしのテーマになりつつある笑 pic.twitter.com/rgXWYydWlB
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) July 30, 2020
ふしぎなもので同氏が実際に体験したかも定かではない短編の物語たちは、ダイレクトにわたしが実際に体験した過去の不思議な出来事を思い出させる。 同氏のことばを借りると「ぼくらの人生にはときとしてそういうことが持ち上がる。 説明もつかないし筋も通らない、しかし心だけは深くかき乱されるような出来事。」です。 短編の効能があるとすれば、他者の物語に触れることで自身のそれをあぶり出されることではないかとおもったのです。 そういう意味ではまたしてもまんまとやられてしまったというわけだ。
3. 息吹 / テッド・チャン
#テッドチャン 著 #息吹 を。設定の突飛さとは裏腹に、お話は超本質的。なんらかの問題がそこにある(あるいはあると知った)際に、ひとは、もっと言うと知性というものはどのように振る舞うのだろうか?という問い。これらのお話から浮かび上がる「揺れ」こそが人間を人間たらしめているのだと。 pic.twitter.com/qORIOmqwgS
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) February 11, 2020
SFが描き出すのはひとだということをありとあらゆる方向から突きつけてくる一冊。 とくにわたしがそれを感じたのは「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」。 仮に技術や科学が進化したとしても、人間が人間である以上は、それを扱う側の視点が変わらなければ本質的にはなにも変わらない。 ただその不完全さみたいな揺れが仮になくなったとしたら、おそらく進化もしないわけで、その人間を人間たらしめている部分に深く切り込んでいく面白み。
2. 彼女たちの部屋 / レティシア・コロンバニ
#レティシアコロンバニ 著 #彼女たちの部屋 を。保護施設でボランティアを始めた現代の弁護士と、100年前その保護施設をつくろうとした創設者の視点とで語られる女性たちを巡る物語。人が人のこと思い遣ることの尊さを、まだそこに希望があることを力強く問うてくる。これは今こそ読まれてほしい一冊。 pic.twitter.com/Til18za6Ww
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) July 12, 2020
こちらはサヴァ・ブッククラブの1冊目の選書だったのですが、もう1冊目からガツンとやられてしまいましたよね。 キムチョヨプが来るまで1位爆走でした。 なんていうかもう、教科書とかに入れてほしいくらいのお話。 戦い疲れて燃え尽きてしまったひとが異なる境遇で厳しい状況に置かれているひとと触れあい、心をやわらかくしていくことで助けるべきひとたちによって救われていく様はもう、いま思い返しても視界が歪む。 いまだからこそ読まれてほしい、やさしさに包まれた一冊でした。
1. わたしたちが光の速さで進めないなら / キム・チョヨプ
科学技術の進化によって到達した未来は、よりよい世界になっているだろうか? 克服されるべきものとしてみなされる正常という概念とそれにより生み出される差別、をありとあらゆる角度から美しく儚く描きだす。年末に本年ベストが来てしまった。 #キムチョヨプ #わたしたちが光の速さで進めないなら pic.twitter.com/RXacYwXZfE
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 25, 2020
サヴァ・ブッククラブのラストの選書だったのですが、最後の最後に1位をかっさられていってしまいました。 そのくらい抜群です。 息吹でも触れた通り、SFで描かれるのは結局のところひとのありようだとおもうのです。 そう意味でいうとこの一冊に収められた一編一編がもう人間のおろかしさ、やるせなさ、なさけなさみたいな負の面をやさしく描きだしてしまっていて、そしてその行為自体に不思議な懐かしさを感じるのです。 あるデザイナーさんが言ってました。 うつくしいとはなつかしいである、と。 そんなうつくしさの詰まった一冊は今年の一位のまま、昨年のストーナーと同様に生涯ベストに入ってしまいました。
ちなみにはちどりのキム・ボラ監督が映画化するそうで、なにそれ絶対間違いないじゃない。 絶対観る!
Book Cover Challenge
そういえばコロナ禍直後に7日間ブックカバーチャレンジというものがありましたね。 そこで紹介した本もこちらに。
#7日間ブックカバーチャレンジ というバトンをいただきました。
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) April 28, 2020
Day1は #ヴァーツラフハヴェル さん著 #力なき者たちの力 。すげータイムリー笑 1985年に出版された本とはおもえない。
#VáclavHavel #ThePowerofthePowerless #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/EP5P2adBNO
#7日間ブックカバーチャレンジ Day2は #ジョンウィリアムズ さん著 #ストーナー 。
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) April 29, 2020
昨年読んだなかで最もおもしろく、そのまま生涯ベスト入りした一冊。しかもおそらく長編小説でしか醸せないおもしろさなのです。#stoner #JohnWilliams #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/BbYwuIRB7A
#7日間ブックカバーチャレンジ Day3は #竹尾 編 #SUBTLE #サトル|かすかな、ほんのわずかの。#TAKEOPAPERSHOW 2014の展覧会図録。展示を見に行った時 #原研哉 さんにサインをいただけたので絶対に手放せない一冊。#TAKEO #KenyaHara #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/alK7RomkJZ
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) April 30, 2020
#7日間ブックカバーチャレンジ Day4は #LarsMuller 編 #WindfallLight : The Visual Language of #ECM 。
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) May 1, 2020
音楽レーベル #ECMレコード のレコード #ジャケットデザイン 集。 #沈黙の次に美しい音 を体現した #グラフィック がうつくしい✨#ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/GngcT6g6wW
#7日間ブックカバーチャレンジ Day5は #ChristianCoigny #VickiGoldberg #SITTINGS 。#ヴィトラ 社の名作に座る著名人たちの写真集。 #椅子 とひとの関係性はもちろんのこと、個人的には足下も気になる。#VITRA #クリスチャンコワニー #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/g1KU4PhSby
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) May 2, 2020
#7日間ブックカバーチャレンジ Day6は #ごみ箱 #WithoutThought 5。
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) May 3, 2020
意識せずしてしまう行為をデザインですくい取るワークショップの展覧会図録。家にいる時間が増え、改めて #ゴミ箱 が気になる。#Trashcans #深澤直人 #NaotoFukasawa #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/RKdtoRioUu
#7日間ブックカバーチャレンジ Day7は #100QUOTESBYCHARLESEAMES 。#AXIS での #CharlesEames 写真展の冊子。この本はなんかことあるごとに読み返してしまうな。#チャールズイームズの100の名言 #チャールズイームズ #イームズ #Eames #ブックカバーチャレンジ #7BookCovers #BookCoverChallenge pic.twitter.com/sBEJHKtoZN
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) May 4, 2020
百書店大賞2020
H.A.Bookstoreさん、双子のライオン堂さんが行われた百書店大賞2020に靴箱文庫として一冊推薦させていただきました。 下記のリンクからご覧いただけます。
2019年の結びに「2020年はひきつづき海外文学とその都度気になった本を手にする好奇心(と余裕)を持ち続けていきたいですね。」とあったのですが、図らずも時間的余裕は生まれた状態になりました。
しかし理由が理由なだけに好奇心は全然どこにも向かわないというか、さまざまなことへ無感動な状態がしばらくつづきました。
それを救ってくれたのはやはり物語でした。
自分の目の前の差し迫った目には見えない不安みたいなものを、自分以外の物語に触れることで、文字通り自分の物語を一時的におろし、一時的にはではあるけれども解決しようのない不安も一時的におろすことができたのです。
なんというか、こんなにも、だから人間は物語をつくるのか。とおもった年もなかった。
2021年もひきつづき読んでいきたいですね。
番外編
こんにちは! #さよふしぎたんていしゃ です!を。すいません、おもしろすぎてかってしまいました。それもこれもすべて #さよたんてい さんのしゅわん。わりとガチなおとなのなやみに、わりとザクザクきりこむスタイルのかいけつほうほうが、ときにしんらつに、ときにみもふたもなく、かくしんをつく! pic.twitter.com/t33HBakfk2
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) October 10, 2020
いやもうこれさいこーでしょ。 2もかっちゃった❤️
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