詩 : 翳り
「翳り」
僕の好きだった君の笑顔と
君の好きだった僕の笑顔は
遠い過去に見た記憶が横切る…
いつの頃からか
目線を逸らしてうつむいて
無口でいた
偽りのあるものに
変わっていたことに気づいた
近ごろこんな時間(とき)を
よく過ごす
君は夢を
僕は愛を
それぞれに求め合っていた
いつも
複雑だった君の心の中を
解かってあげようともしないで
僕は
「言い訳ばっかり云っている」
って 言い返していた
「出会った頃のあの頃が良かったわ
あの頃へ戻りたい」って言えるくらい
やっぱり醒めていたんだね
お互いに…
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