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詩 : ゴーストタウンになる前に

「ゴーストタウンになる前に」

高い高いビルディングジャングルは
乾ききった時や
人の住み家が減った時
全く想定してない有り様に
成るような妙な不安が横切る

飛び交う螢の川は
いつの間にか道路の下で
下水道という名前にすり替えられ
広大で蒼く澄み切った空は正方形に
木陰から微かに揺らいで光が差す
煩いくらい啼いていた蛙は
昔話を遠くに離れた地で
自分達が過ごしていた
かの地のルーツの話を聞く

人間は何重も地下道を造り
高層の地で何を思う

いつまで住み続けられるだろう
便利な暮らしは
多様な年齢や有りとあらゆる物が溢れ
知恵を絞りながら生活を送っていた

今の生活を続けたいなら
何が必要か
だれが考えるのだろう
そう言って考える時間さえ
本当に余裕があるのか?
私の中の頭の中で
今できる自然に
戻る事への方法は
想定以上の
時間と
知恵と
エネルギー等が掛かる事は
容易事では無いと判っている

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