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【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー⑦日本型ファシズムの成立ーー「鬼畜米英」から「対米従属」への変節・寝返り

大日本帝国(軍国主義、全体主義、ファシズム)の正当化ーー「鬼畜米英」から「対米従属」への変節・寝返り軍備を増強し、批判者を弾圧・粛清し、外国を侵略する国は、「敵国が侵略しようとしている。これは国を守る自衛のための戦争だ。相手国が悪い。自分たちは正義。我国は被害者だ。批判者は我国を陥れようとしているスパイだ。売国奴だ」と常に誰かを攻撃することで、自国の行動を正当化しようとする。 そして常に、独裁者は自分の『権力支配構造』を強化するために『仮想敵』を作り、敵国の脅威を煽ることで

    • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー⑥『依存の悪循環(負のスパイラル)』と「日本国憲法」

      『依存の悪循環(負のスパイラル)』ーー「過去に目をつむる者は、現在にも盲目であり、未来も同じ過ちを犯すだろう」現実を直視し、過去を反省し、行動を抑制できない人は、また同じ過ちを繰り返す。 『依存の悪循環(負のスパイラル)』ーー【選民思想】と【歴史修正主義】【陰謀論】の関係「日本は神の国。日本人は選ばれた優秀な民族」「日本は悪くなかった。侵略・虐殺はなかった」という【選民思想・歴史修正主義】と、「誰かが自分を陥れようとしている。外国が日本を侵略しようとしている」という【被害妄

      • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――⑤『自立的人間』と『依存的人間』

        『自立的人間』と『依存的人間』①『依存的人間』が生まれる仕組み。ーー[虐待の連鎖] 子どものときから受験競争や体育会系などの“競争社会”の狭い空間の中で、ひたすら上を目指し頑張っていたり、また虐待や過干渉やネグレクトなどの“不適切な養育”のもとで育って行くと、前頭葉の発達が阻害され、抑制機能(自立心)が成長できなく、『依存的人間』になりやすくなる。 そこでは[支配と服従]の関係しか築けなくなる。そして、そこでは「自分は中立、普通の日本人、正義、冷静、知的、人気者、多数派、

        • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー④「陰謀論」「歴史修正主義」が生まれる『心理的メカニズム』(防衛機制)

          【投影性同一視】「劣等感・罪悪感」を軽減しようとする防衛機制【投影性同一視】とは? ピラミッド支配構造の中で社会的ストレスが強まると、自我が『良い自分』と『悪い自分』に【分裂】してしまう。 そして、どうしても受け入れ難い『悪い自分』(失敗・敗北・不正・間違い・嘘・過ち・弱さなど)を【否認】すると同時に、潜在意識に【抑圧】した『悪い自分』を他者に投影し、攻撃・罵倒・誹謗中傷することで、あたかも相手に“欠点・落ち度”があるように誘導し、責任転嫁しようとする。 そうすることに

        • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー⑦日本型ファシズムの成立ーー「鬼畜米英」から「対米従属」への変節・寝返り

        • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー⑥『依存の悪循環(負のスパイラル)』と「日本国憲法」

        • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――⑤『自立的人間』と『依存的人間』

        • 【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー④「陰謀論」「歴史修正主義」が生まれる『心理的メカニズム』(防衛機制)

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――③「ネトウヨ・カルト」(ピラミッド思考)が生まれる『心理的メカニズム』(防衛機制)

          「ネトウヨ・カルト」(ピラミッド思考)が生まれる『心理的メカニズム』◉その1.『ピラミッド支配構造』の絶対化。••••[規則ルールの絶対化と強制] 受験競争や体育会系、あるいは軍隊や企業や官僚機構などのような『ピラミッド支配構造』の中で、「競争に勝たなければならない。負けたら生きる価値がない」というような社会的・精神的・物理的圧力(ストレス)の中で、ひたすら上を目指し 、「勝った!、負けた⋯」と繰り返していく内に、いつの間にかその『ピラミッド支配構造』を絶対化するようになる

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――③「ネトウヨ・カルト」(ピラミッド思考)が生まれる『心理的メカニズム』(防衛機制)

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――②「保守派」と「リベラル」の【脳の構造】の違い−「ピラミッド思考」と「フラット思考」

          「保守派」と「リベラル派」の違いはどこから生まれてくるのか?【認知的不協和】「ピラミッド思考」と「フラット思考」 人は生まれたときから、“ピラミッド支配構造”の管理競争社会の抑圧(ストレス)の中で生きていかなければならない。その中で様々な【認知的不協和(矛盾)】が生じてくる。 この【認知的不協和】の中で、様々な問題が生まれてくる。 ピラミッド型社会の中で、過干渉・同調圧力が強まれば強まるほど、承認欲求や優越欲求(攻撃欲・支配欲)が高まり、その鬱屈のはけ口として、弱者への

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】――②「保守派」と「リベラル」の【脳の構造】の違い−「ピラミッド思考」と「フラット思考」

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー①「保守派」と「リベラル派」を分けるもの

          【認知的不協和理論】とは?それによると、人はその不快感やストレスが高まると、それを解消しようとする心理的圧力がかかり、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の考えや態度や行動を変更しようとする。 その考え方を【認知的不協和理論】という。 フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題) 人は、小さい時から、「○○でなければならない」とか「✕✕してはいけない」というように教えられ、それを守って行動している。しかし、それは個人によって、国・地域によって、時代に

          【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー①「保守派」と「リベラル派」を分けるもの

          (改定版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――④『自立的人間』と『依存的人間』。――『依存の悪循環(負のスパイラル)』

          『自立的人間』と『依存的人間』 ①『依存的人間』が生まれる仕組み。ーー[支配と服従]の絶対化 子どものときから受験競争や体育会系などの“競争社会”の狭い空間の中で、ひたすら上を目指し頑張っていたり、また虐待や過干渉やネグレクトなどの“不適切な養育”のもとで育って行くと、前頭葉の発達が阻害され、抑制機能(自立心)が成長できなく、『依存的人間』になりやすくなる。 『依存的人間』になる仕組みーー[支配と服従]の連鎖 「虐待の連鎖」が起こる仕組み 「脳の発達」と『自立』の関係

          (改定版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――④『自立的人間』と『依存的人間』。――『依存の悪循環(負のスパイラル)』

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――③「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組み。『防衛機制』と「陰謀論」「歴史修正主義」

          「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組み◉その1.『ピラミッド支配構造』の絶対化。••••[規則ルールの絶対化] 受験競争や体育会系、あるいは軍隊や企業や官僚機構などような『ピラミッド支配構造』の中で、「競争に勝たなければならない。負けたら生きる価値がない」というような社会的・精神的・物理的圧力(ストレス)の中で、ひたすら上を目指し 、「勝った!、負けた⋯」と繰り返していく内に、いつの間にかその『ピラミッド支配構造』を絶対化するようになる。 そこでは、①「権力者に認められるこ

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――③「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組み。『防衛機制』と「陰謀論」「歴史修正主義」

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――②「保守派」と「リベラル」の【脳の構造】の違い。―サイコパスの【脳の構造】

          「保守派」と「リベラル派」の違いはどこから生まれてくるのか?【認知的不協和】『古い認知』と『新しい認知』  人は生まれたときから、“ピラミッド支配構造”の管理競争社会の抑圧(ストレス)の中で生きていかなければならない。その中で様々な【認知的不協和(矛盾)】が生じてくる。 その抑圧が強まる中で「理想の自分」と「現実の自分」、「自分の価値観」と「社会の価値観」、「自分がやりたいこと」と「親がやらせたいこと」などの様々な不協和が拡大し、心の中に不安・恐怖・不全感・劣等感が増大し

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――②「保守派」と「リベラル」の【脳の構造】の違い。―サイコパスの【脳の構造】

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?ーー①『認知的不協和理論』とは何か?ー「人は自分の行動を正当化するために認知を変更する」

          はじめに最近「朝鮮人虐殺はなかった」「南京虐殺はなかった」「731部隊の人体実験はなかった」「大東亜戦争は侵略ではなかった。植民地ではなかった」「強制連行、強制労働はなかった」「従軍慰安婦はなかった。ただの売春婦だった」などの『歴史否認』や、「政権を批判する者は在日」「犯罪者は外国人」「批判者は中国に操られている」などの『陰謀論』が幅を利かせてきている。 それはどうして生まれてくるのか、心理的に考察する。 【認知的不協和理論】とは?【認知的不協和】とは、人が自身の認知(理

          (改訂版)【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?ーー①『認知的不協和理論』とは何か?ー「人は自分の行動を正当化するために認知を変更する」

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑦『依存の悪循環(負のスパイラル)』ー「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」

          『依存の悪循環(負のスパイラル)』ー「過去に目をつむる者は、現在にも盲目であり、未来も同じ過ちを犯すだろう」『依存の悪循環(負のスパイラル)』ー【歴史否認】と【被害妄想・陰謀論】の関係 「日本は神の国。日本人は選ばれた民族」という【選民思想】と、「日本は悪くなかった。侵略・虐殺はなかった」という【歴史否認】と、「誰かが自分を陥れようとしている。外国が日本を侵略しようとしている」という【被害妄想・陰謀論】は同じ『脳の構造』からきている。 そして、往々にして【侵略・虐殺・弾圧

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑦『依存の悪循環(負のスパイラル)』ー「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑥『依存的人間』と『自立的人間』。御用学者・ネトウヨが生まれる仕組み

          『依存的人間』と『自立的人間』①『依存的人間』は、自分の行動を反省できない。 子どものときから受験競争や体育会系などの“競争社会”の狭い空間の中で、ひたすら上を目指し頑張っていたり、また虐待や過干渉やネグレクトなどの“不適切な養育”のもとで育って行くと、前頭葉の発達が阻害され、神経伝達物質のバランスが崩れ、抑制機能(自立心)が成長できなく、『依存的人間』になりやすくなる。 「勝たなければならない、負けてはいけない、皆と同じでなければならない」というようなプレッシャー(同調

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑥『依存的人間』と『自立的人間』。御用学者・ネトウヨが生まれる仕組み

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑤『防衛機制』と「ウイグル話法」「沖縄話法」「LGBT話法」

          『防衛機制』とは何か?管理競争社会の中で、体罰・虐待・過干渉などのストレスに晒され続けると脳の抑制機能の成長が抑えられ、「自立」することが困難になる。1つの価値観〔比較・競争・優劣⋯〕に凝り固まり、生きる選択肢が狭まり、融通が効かなくなる。 その植え付けられた『ピラミッド支配構造』のプレッシャーの中で、「良い(褒められる)自分」と「悪い(怒られる)自分」、あるいは「こうなりたい」という(欲求)と、「思うようにならない」という(現実)との不協和が拡大していくと、そこから生じる

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――⑤『防衛機制』と「ウイグル話法」「沖縄話法」「LGBT話法」

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――④「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組み

          「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組みその1.「脳の依存状態」と『ピラミッド支配構造』の絶対化 受験競争や体育会系、あるいは企業や官僚機構などのような『ピラミッド支配構造』の中で、「競争に勝たなければならない。負けたら生きる価値がない」というような社会的・精神的・物理的圧力(ストレス)の中で、ひたすら頂上を目指し 、「勝った!、負けた⋯」と繰り返していく内に、いつの間にかその『ピラミッド支配構造』を絶対化するようになる。 そこでは、「権力者に認められること」、そして「他者に

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?――④「ネトウヨ・カルト」が生まれる仕組み

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?ーー③「サイコパス」の『脳の構造』

          【脳の構造】『理性』と『本能』の関係『理性』と『本能』の関係 脳は「知性・社会性等」を司る『理性』と、「感情・欲望等」を司る『本能』に分かれていて、『本能』から湧き出る「感情・欲望」を『理性』が制御コントロールすることによって、 人は思考・判断・決定し、行動を起こす。 『本能』から湧き出る、「○○が欲しい」「△△をしたい」とか、「他者に勝ちたい」「金持ちになりたい」というような《感情・欲望》に対して、“その目的を達成するためにはどうしたら良いか⋯” “今これをしたらどうな

          【認知的不協和理論】「ネトウヨ」と「リベラル」を分けるもの【脳の構造】/「歴史否認」「陰謀論」はどこから生まれるのか?ーー③「サイコパス」の『脳の構造』