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【認知的不協和理論】日本型ファシズムの成立【心理的メカニズム】ーー⑥『依存の悪循環(負のスパイラル)』と「日本国憲法」

『依存の悪循環(負のスパイラル)』ーー「過去に目をつむる者は、現在にも盲目であり、未来も同じ過ちを犯すだろう」

過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。

「荒れ野の40年」ヴァイツゼッカー連邦大統領演(1985年5月8日)

偽りを述べる者が愛国者とたたえられ、真実を語る者が売国奴と罵られた世の中を、私は経験してきた。それは過去のことだと安心してはおれない。つまり、そのような先例は、将来も同様な事象が起こり得るということを示唆しているとも受けとれるからである。(中略)そして、こんな動きは、また戦争につながるのではないだろうか。こんなことを昼となく夜となく考えては、日本の前途に取越苦労をしているのは、私ひとりだけであろうか⋯。

「日本のあけぼの」序文 三笠宮崇仁 編

現実を直視し、過去を反省し、行動を抑制できない人は、また同じ過ちを繰り返す。


『依存の悪循環(負のスパイラル)』ーー【選民思想】と【歴史修正主義】【陰謀論】の関係

「日本は神の国。日本人は選ばれた優秀な民族」「日本は悪くなかった。侵略・虐殺はなかった」という【選民思想・歴史修正主義】と、「誰かが自分を陥れようとしている。外国が日本を侵略しようとしている」という【被害妄想・陰謀論】は同じ『脳の構造』からきている。

それは、自分の中の「ストレス・不安・恐怖・劣等感・罪悪感」を軽減しようとする『防衛本能』からきている。

「不安・恐怖・劣等感・罪悪感」を軽減しようとする『防衛機制』
「自分は正しい、悪くない」「誰かが自分を貶めようとしている」
「不安・恐怖・劣等感・罪悪感」を軽減するために自分を国家・教祖と同一化させ、批判者・
仮想敵国を攻撃する。社会を敵と味方に分断し、攻撃することで優越感を得ようとする。

そして、往々にして【侵略・虐殺・弾圧・粛清・ヘイト】は、「自民族は優れている。偉大な国家。正しい」「自分達は攻撃されていられる。批判者はスパイ」という【選民思想】と【被害妄想】から起こる。

戦争を仕掛ける国は、たいてい敵国からの脅威に対する「自衛のため」と言う名目で軍備を増強し、侵略・虐殺・弾圧・粛清する。

自分の支配を絶対化するために、戦争を仕掛ける。
ピラミッド支配構造の中で、自分の存在を強固にするために他国の脅威を煽り、戦争を仕掛ける。
同じように、自分の弱さや失敗や不正や嘘を隠すために、社会を分断し、批判者を攻撃・誹謗中傷する。

現在の戦争とは、支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は、領土の征服やその阻止ではなく、支配構造をそっくりそのまま保つことにある。

1984 / ジョージ・オーウェル

つまり、【選民思想・歴史修正主義】【被害妄想・陰謀論】【侵略・虐殺・弾圧・ヘイト】は同じ[心理的メカニズム]=『依存の悪循環(負のスパイラル)』から起きており、それは「不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感・苦痛・ストレス」から自分の身体や脳を守ろうとする防衛本能=支配欲の暴走から起きる。

自分の支配構造を絶対化するために、「不安・恐怖」を解消するために、仮想敵を作り、戦争を仕掛け、批判者・少数者を差別・排除・粛清しようとする。


それはギャンブルやアルコール・薬物、あるいはいじめやパワハラ・セクハラなどと同じ。心の中の「不安・恐怖」を解消しようとする『心理的メカニズム』。

依存の悪循環(負のスパイラル)。
不安・恐怖・劣等感・罪悪感を軽減しようとする『心理的メカニズム』。
ストレスが増大すると抑制機能が低下し、行動がエスカレートして行く。
そこでは、いじめやパワハラや虐待や誹謗中傷など、行動をやめられなくなる。

自分の中の「ストレス・鬱屈・不安・恐怖など」を解消するために常に敵を作り、誰かを攻撃せずにはいられない。いじめ・虐待・差別・煽り運転・誹謗中傷・クレーマー(騒音)・セクハラ・パワハラ・ヘイトなど、本当は自分の心の問題なのに、「自分は正しい。相手が悪い」とすることで、自分の存在を正当化しようとしているのである。

その『依存の悪循環(負のスパイラル)』の中で、①【ストレス・不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感】が強いほど、国家・権力者と同一化し、「日本は神の国。日本は悪いことはしていない」という②【選民思想・歴史修正主義】が強くなり、「敵国が侵略しようとしている。批判者は敵国のスパイ」という③【被害妄想・陰謀論】が強くなり、客観的・俯瞰的思考や共感能力が失われ、そして、その感情はだんだんと酷くなっていき、それが④【嘲笑・差別・パワハラ・弾圧・ヘイト・戦争・侵略・虐殺】を引き起こす。

脳が依存状態になり、負のスパイラルに陥ると、俯瞰的視点が失われる。
支配欲の暴走し、自分を俯瞰できなくなり、行動が暴走する。
自分の支配構造を絶対化するために、敵を作り、攻撃・排除・粛清する。
「自分は正しい。偉い。批判は許さない。反対者は嘘つき。排除・粛清する」


『依存の悪循環(負のスパイラル)』と「日本国憲法」の関係

『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥ると、俯瞰的視点が失われ、周りが見えなくなる。盲目となる。自分の行動を認識できなく、行動を反省できなく、抑制できなくなる。そして段々とエスカレートして行き、自分の行動を止められなくなる。

そしてその行き着く先がファシズムであり、戦争・侵略・虐殺である。

そこで、リベラル・護憲派が考えるべきことは、「どうしたら、その『依存の悪循環(負のスパイラル)』を止めらるか?」と言うこと。

リベラルがやるべきことは、『依存の悪循環(負のスパイラル)』=『権力の暴走』を止めること。
そのために憲法がある。格差拡大がファシズム化に拍車をかける。
【投影性同一視】「いじましい、みつともない自分」を他者に投影し、攻撃・誹謗中傷
することで、自分の行動を正当化しようとする。過去を反省できない、自分の行動を
反省できない人が権力支配構造を絶対化するために、批判者を弾圧し、敵国に戦争
を仕掛ける。そのためには憲法が邪魔になる。


『依存の悪循環(負のスパイラル)』を止めるには、どうしたら良いのか?

『依存の悪循環(負のスパイラル)』の構図。ーーその行き着く先『日本型ファシズム』の成立

心の中の「不安・恐怖・劣等感・罪悪感」が増大すると無意識のうちに、それを軽減しようとする心理的メカニズムが働き、脳内で仮想敵(錯覚・幻覚・妄想)を作り出し、仲間内でグループを作り、社会を分断し、批判者・少数者を次々と排除しようとする。

依存の悪循環(負のスパイラル)の構図。権力支配構造の絶対化するために
社会を分断し、批判者を次々と作り出し、攻撃・排除・粛清していく。心の中の
「不安・恐怖」を解消するために、常に敵を作り、攻撃せずにはいられない。

自分の権力支配構造・既得権益を絶対化するために、規則ルールを絶対化し、社会を敵と味方に分断する。

「国旗国歌の強制」「道徳愛国心の強制」「歴史修正主義の台頭」「批判者・学者への攻撃・誹謗中傷」「少数者・外国人への差別・排除」⋯、その中で徐々に気づかない内に独裁体制が形成されて行く。

最初は軽い冗談・噂話のつもりが、『負のスパイラル』の中で犯罪に繋がっていく。
その行き着く先がアウシュヴィッツ。

最初は軽い冗談・噂話や嘲笑が、やがて、ジェノサイドへと繋がる。“SNS”も最初は最初は軽い冗談・悪戯だったのが、いつの間にか会社に重大な損害を与える。“いじめ”も最初は軽い悪ふざけ・いじりだったのかいつの間にか殺人にまで発展する。“虐待”も最初は軽い躾のつもりでやっていたのが、いつの間にか虐待死にまで発展する。

“カルト宗教”も最初は仲間内の緩いサークルだったのが、いつの間にかテロにまで発展する。それは国家でも、ナチスや大日本帝国(明治維新・藩閥政治)でも同じ。

最初は小さな政治集団だったのが、大きくなるに従って、小さな嘘・欺瞞・不正が段々と積み重なり、後戻りできなくなり、最終的には国家を破滅へと導いていく。そこでは、いつの間にか『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥り、自分達の行動を反省し、抑制することが出来なくなってしまう。そこでは自分たちは正しいと思い込んでいる。

権力支配構造を絶対化するために、常に敵を作り出し、いじめ・攻撃・排除せずにはいられない。
そして、気づかない内に、いつの間にか日本はファシズム(自民党独裁体制)になっていた。
「権力批判は許さない。批判者を攻撃・排除・弾圧・粛清する」という空気が蔓延し、
縁故主義・身内優遇・癒着・裏金が蔓延し、チェック機能が崩壊し、『支配集団』は
いつの間にか焼け太り、日本の富を山分けし、格差が拡大し、庶民が疲弊していく。

『依存の悪循環(負のスパイラル)』の中で、『支配集団』=[自民党・官僚・警察・検察・裁判所]と[大企業]と[カルト宗教]と[マスコミ]が結びつき、いつの間にかファシズム・軍国主義になっていた。


『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥る原因は何か?ーー「盲目となる」原因

1:自信がない人ほど、国家と同一化し、他者に強制したがる。

人はストレスが増大し、不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感が増大すればするほど、それを軽減しようとする防衛機制が働き、国家・権力・カルト宗教🏺と同一化し、「規則ルール・礼儀・道徳・慣習・差別・上下関係・既得権益・・・」を絶対化するとともに、それを子供・弱者・少数者に強制し、支配・差別・攻撃・誹謗中傷することで、安心感・満足感・優越感・万能感を得ようとする。(例:マスク警察、私人逮捕、デマ拡散、陰謀論⋯)

それは不安・恐怖を解消しようとする“依存行動”。「権力者に認めてもらいたい。否定されたくない。皆にバカにされたくない。人の上に立ちたい」という欲望(承認欲求・優越欲求)の中で、自分で自分の行動が止められなくなってしまう。

得てして権威的で規則や道徳礼儀や 上下関係・縦社会・集団主義に拘る依存的な人(組織・集団・社会)ほど、他者に対して威圧的で、反対意見・少数意見を尊重できず排他的で、体罰DV・パワハラ・セクハラ・いじめ・差別をしたりする。

そこでは「これは本当に正しいのだろうか?」という葛藤や、「他者を傷つけていないだろうか?迷惑をかけていないだろうか?将来どうなるだろうか?」という共感能力や反省能力や想像力が失われ、「自分は正しい、優れている。反対者は自分を陥れようとしている。嘘を言っている」というような猜疑心や被害妄想や他責思考のもと、自分の行動が抑制できなくなってしまっている。

1つの価値観(ピラミッド思考、支配と服従、競争と順位・優劣)に縛られ、上のご機嫌をとることばかりに気を取られ、周りが全然見えなくなる。権力者・独裁者と同一化し、弱者・少数者・批判者を差別・攻撃し、支配することで、安心感や満足感を得ようとする。


2:虐げられて来た人ほど、保守的・権威的・排他的になる。

ピラミッド支配構造の権威主義的な社会・組織・集団の中で、差別されていた“マイノリティー・弱者・少数者・貧困層・奴隷階級など”の人達が、苦労して成り上がった途端に、より権威的・排他的になり、批判者を弾圧・排除し、残虐に弱者を痛めつけ、差別し、虐殺しようとする。

それは不安・恐怖の中で、「権力者に認められたい。否定されたくない。他者に勝ちたい。負けたくないない。バカにされたくない」という思いが強くなり、脳の抑制機能が低下し、共感能力や想像力や尊厳が失われ、欲望の膨張を止めることができなくなり、周りの状況を冷静に見れなくなっているのである。

そして、そういう“悪い(弱い)自分”を否認し 、反省できない、抑制できない人たちが“支配欲”が暴走し、五輪万博IR・リニア・原発再稼働・辺野古埋立・マイナ保険証などを推進し、夫婦別姓やLGBT法に反対し、スパイ防止法・緊急事態条項・軍備増強・改憲を叫び、国旗国歌や道徳や愛国心や靖国や特攻を強制しようとする。他者を1つの価値観で縛ろうとする。

⋯⋯それは自分に自信がないから。精神が未熟で自信がない人ほど権力・強者と同一化し、客観的・俯瞰的・多角的思考ができなくなり、反対の立場になって考えることができなくなり、他者・弱者・少数者を差別・攻撃し、批判者・野党・学者に対して誹謗中傷しようとする。

そうすることで、「自分は強い、勝者、偉い、支配者」と錯覚し、優越感・万能感・安心感・満足感を得ようとしているのである。

ピラミッド支配構造を絶対化することで優越感・万能感を得ようとする。
自分に自信がなく、精神が未熟な人ほど、国家と同一化し、
権力者に服従・隷属し、他者を1つの価値観で縛ろうとする。


3:愛国心(自己肯定感・尊厳)がない人ほど、他者に愛国心を強要したがる。

『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥りやすい人の特徴。
国家・権力者と同一化し、他者に強制したがる人の特徴。

例えば、自分に自信がない人ほど、子供や部下に「1番でなければ意味がない」「反抗・批判は許さない」と競争・忠誠・服従を強制する。

それは、権力者・強者・勝者・人気者と同一化し、「○○のようになれ!○○を見習え!お前は何をやっても駄目な奴だ」と、他者を威圧・強制・蔑視・恫喝・差別・攻撃することで自分の中の劣等感を払拭し、優越感を得ようとしているのである。

逆に自分に自信がある人は「競争・順位なんてどうでも良い」「どんどん反対意見を言っても良い。批判しても良い」と言うだろう。そのことにより、その人は多角的視点、新しい視点を手に入れることができ、また、その意見をどんどん取り入れることで、より考えを深め、成長できる。新しいものを創造できる。(それは技術革新だけでなく、例えば体育会系で昔は「水飲み禁止」だったのが、今は「こまめに摂るべき」と変わったように)


それと同じように、自分に愛国心や誇りがないから、他者に愛国心や誇りを強制したがる。他の意見・考えを排除したがる。

自分の中の不安・恐怖・劣等感・罪悪感・後ろめたさを隠すために、
他者に愛国心を強要する。神と同一化し、他者を服従させようとする。
「嘘、捏造、誹謗中傷、知性の欠如」がまかり通る。
教祖と一体化し、反対者を誹謗中傷し、排除していく。
日本の自然文化を破壊し、『カルト国家』を作る。

日本の歴史や文化に愛着も責任感もないから、平気で自然や文化を破壊する。平気で嘘をつく。捏造する。他国や沖縄やアイヌの自然文化を尊重できない。他者の批判や反対意見・少数意見に耳を傾け、反省することができない。

自分の権力を正当化するために、神と同一化し、規則ルールを絶対化し、道徳や愛国心を強制し、対立を煽り、社会を分断し、批判者を攻撃・誹謗中傷し、排除・粛清し続けなければならない。そうして『カルト国家』になっていく。

しかし、その人はいずれ破滅し、その国は衰退していく。


愛国心とは何か?ーー権力への服従・隷属【カルト国家】

そもそも『愛国心』とは「自分を大切にしよう」という心(尊厳)の中から湧いてくるものであるから、「愛国心を持て」と言って強制できるものではない。そもそも親や社会から虐げられ、愛された経験がない人が、自分を大切にしよう、他者や生き物や自然を大切にしようと思うだろうか?

それに、自分に本当に愛国心があるならば、相手の愛国心(伝統・文化・自然)も尊重できるだろう。逆に「国の為に⋯」という人ほど共感能力が低く、相手の気持ちや行動を尊重できない。

人権意識が低いサイコパスやナルシシスト・権威主義者・差別主義者・歴史修正主義者・御用学者ほど、「愛国心」を叫び、ウイグル問題や北朝鮮日本人拉致や外国人犯罪について強調し、不安・恐怖・憎悪を煽り、そうすることで自分の権力支配・既得権益を正当化しようとする。

カルト国家

他国の脅威を煽り、靖国を賛美し、特攻を強制する人は、決して自ら特攻に行くことはない。

国家・権力者・教祖・天皇と同一化し、「国のために死ぬ」ことを部下・子供・弱者や批判的・反抗的な者に強制することで支配欲を満たそうとしているのである。そして、その自分の行動を正当化するために、「特攻があったから今の日本の平和繁栄がある」「日本のため、家族のため、子供のために、自ら進んで犠牲になった」と認知を書き換える。

そう言うことで、暗に
「自分(権力者・独裁者・支配者)のために命を捧げろ!」=「自分に従え。服従しろ!反抗は許さない!」
と言っているのである。


それはカルト宗教と同じ。神・教祖と同一化し、「お前は悪魔に呪われている。悪魔が攻めてくる」と信者を騙し、不安・恐怖を煽り、「神・教祖のために命を捧げろ!たくさん献金しろ!」と強制(洗脳)することで、支配欲を満たそうとしているのである。そして、そういう人ほど「批判者は悪魔に操られている、自分たちを陥れようとしている」とか、「信者が進んで献金した。騙される方が悪い。被害者にも責任がある」と自分の行動を正当化しようとする。

カルト宗教の特徴

それはマイナ保険証・五輪万博IR・国葬・辺野古埋立・リニアなども同じで、それ自体は何の意味もない。ただその利権に群がり、「これをすれば儲かる。これが唯一の解決策」などと騙し、「反対者は反日、日本を貶めようとしている。中国に操られている。金のためにやっている」と不安・恐怖・憎悪を煽り、それを強制・強行することで支配欲を満たそうとするものである。

自分の行動・既得権益を正当化するために、批判者を攻撃する。

そして、そういう人ほど、「日本は神の国。日本スゴイ、日本人スゴイ。日本は悪いことはしない」「国のため、子供達のため、国民のため⋯」と言いながら、ひたすら私利私欲、既得権益、公共事業、自然破壊、縁故主義、友達優遇、権力の私物化、税金の山分けに邁進する。

そして、そういう人ほど教育に口を出したがる。道徳や愛国心を強制したがる。特攻を美化したがる。それは自分の行動(支配欲と服従欲)が批判され、否定され、人に見捨てられるのが怖いから。


“理想”と“現実”との『認知的不協和(矛盾)』が拡大する中で、自分の中の不安・恐怖・劣等感を払拭するためには、常に誰かを攻撃し続けなければならない。他国の脅威を強調せずにはいられない。『仮想敵』『生贄』を作らずにはいられない。

そして、それが戦争・侵略・虐殺へと繋がっていく。


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