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2週間で、無理なく「-3kg」の減量をするお話。前編

▶「痩せる」って何?

はじめに、細かな情報ではなく、シンプルに「体重が減る=痩せる」ということは一体どういうことなのかと、立ち止まって考えてみようと思います。調べてみたうえで、結論から記述すると、

「生きていくために必要な摂取カロリーを上回れば太り、下回れば痩せる」

ということになることが分かりました!

(当たり前か!)

当然のことを記述してしまい恐縮ですが、続けて記載する基本的なことについては、この理解がベースにあるのとないのでは、自身における当面先の取る行動が変わってくるので不思議です。

先ず、一日における全体のエネルギー消費量は、

①基礎代謝量(約60%)
②食事誘発性熱産生(約10%)
③身体活動量(約30%)

の3つで構成されています。そのうち、
①基礎代謝量は、成人男性で、約1,500kcal、成人女性で約1,100kcalほど
です。体格に依存することはもとより、年齢、体温、季節、その他等により個人差があることは言うまでもありません。

②は、「しょくじゆうはつせいねつさんせい」で、 食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することです。 食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。 このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。そして、

③は、運動によるものと、家事などの日常生活活動が該当する非運動性身体活動によるものです。よって、総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まることが分かります。

①基礎代謝についてですが、これは生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことで、目が覚めている状態で心身ともに安静にしているときに計測されるものです。じっとしているときでも、心臓などの内臓や脳・神経のはたらきや、呼吸などを正常に保つためにエネルギーを必要とします。この活動で約60%を占めるとされていることからも、生きていくためにいかに多くのエネルギーが必要かということが分かります。

基礎代謝量の逆算でいきますと、全体エネルギー消費量については、成人男性が約2,500kcalで、成人女性は約1,800kcalと計算できます。そして、摂取目安となる1日あたりのエネルギー量については、成人男性が約2,600kcalで、成人女性が2,000kcalと、調べることができました。(概算及び年齢に差あり)

つまり、全体消費エネルギー=摂取エネルギーはデータ上、バランスしています。それでは、述べたいことをイメージでまとめます。

★摂取カロリー = 消費カロリー

摂取=消費 で 体重の「変化なし」

★摂取カロリー > 消費カロリー

摂取>消費 で 体重の「増加」

★摂取カロリー < 消費カロリー

摂取<消費 で 体重の「減少」

摂取カロリーと、消費カロリーの相関については、このようなイメージとなります。お気づきであると思いますが、消費カロリーには着目しておりませんので、日常の運動量を上げるなどを行いますと、出口である消費カロリーの量が上がりますので、摂取カロリーを絞るとより体重は減少します。
以上、「痩せる」とはあらためて、どういうことなのかをご理解いただけたのではないかと思います。

それでは、実践!ということで、わたくしが2週間で「-3kg」を無理なく、達成できたことを後編にてお知らせできればと思います。


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